M1> The Autumn Stone / Small Faces(スモール・フェイセス)
『スモール・フェイセス』は、60年代のイギリスを代表するモッズ・バンド!
本国イギリスでは大きな人気を誇り、その後のブリティッシュ・ロック、
そして70年代後半のモッズ・リバイバルにも大きな影響を与えたバンドです。
影響を受けたアーティストといえば、やはり「ポール・ウェラー」
熱心なスモール・フェイセス・ファンとして知られ、後の「ザ・ジャム」や
「スタイル・カウンシル」へと続く音楽を聴いていても、そのルーツを感じます。
ポール・ウェラーのファンの僕にとっては、ポールが少年時代に憧れていたバンド。
それだけでもグッと来る♪
「Sha-La-La-La-Lee」のようなシンプルでポップなロックから、R&B、ソウル、そしてサイケデリックまで。実に多彩な音楽を残しています。
そんな彼らの曲の中から、この季節になると聴きたくなるのが、
「The Autumn Stone」
1969年に発表された同名のコンピレーション・アルバムにも収録された、美しく穏やかなナンバーです。しっとりと落ち着いたサウンド。
曲が終わった後の“残音”まで気持ちよくて、なんとも言えない温もりを感じます。
紅葉の中、そろそろマフラーを巻きたくなる季節。
スティーヴ・マリオットの歌声が、まるでマフラーのような温もりを届けてくれます。
M2> Old Times Sake / Shelby Lynne(シェルビィ・リン)
2005年のアルバム『Suit Yourself』から。
“Suit Yourself”とは「好きにすれば」「好き勝手にしなさい」といった意味。
そんなタイトルを付けたアルバムですが……
そんなに好き勝手している感じはしないんですけどね(笑)
「Shelby Lynne」(シェルビィ・リン)は1968年、アメリカ南部生まれ。
音楽好きの家族の影響を受け、エラ・フィッツジェラルドやバーブラ・ストライサンドなどを聴いて育った彼女。
デビュー当時はカントリー系シンガーとしてキャリアをスタートしますが、その後はいくつかのレーベルを渡り歩きながら、自分自身の音楽を追求していきます。
カントリーだけではなく、ソウル、ブルース、ロックなどを吸収した彼女の音楽。
そして面白いのが、すでに長いキャリアを重ねていたにもかかわらず
2001年のグラミー賞で最優秀新人賞を受賞したこと!
本人も受賞スピーチで、自分は長年やってきた、といった趣旨の言葉を残したほど。
世界が改めて彼女の才能に気づいた瞬間でした。
今日の1曲は『Suit Yourself』から、「Old Times Sake」
肩の力が抜けたサウンドに、少しハスキーで味わいのある歌声。
素朴すぎず、強烈すぎず。だから好きなのかも。内に秘めた実力。

