HI!心呼吸 10月13日(火)

M1>    Autumn / Earth, Wind & Fire

 

タイトルは、そのまま「秋」。

『Earth, Wind & Fire』が2005年にリリースしたアルバム

『Illumination』から「Autumn」

EW&Fといえば「September」「Boogie Wonderland」など、

華やかなホーンと躍動するリズムを思い浮かべますが、この曲は少し違います。

柔らかなコーラス。ゆったりと流れるグルーヴ。

そして、秋の夕暮れのような温かさと切なさ。

派手さを抑えたサウンドだからこそ、彼らが持つ美しいハーモニーとメロディーがじっくりと味わえます。

アルバム『Illumination』も興味深い作品。

全盛期のサウンドをそのまま再現するのではなく、当時のR&Bやネオ・ソウル、

ヒップホップの感覚を取り込みながら、新しいEW&Fを聴かせてくれました。

そんなアルバムの中で「Autumn」は、とても穏やかな存在。

何か大きなことが起こるわけではない。

でも、この滑らかなリズムと重なり合う声を聴いていると、自然と気持ちが落ち着いていきます。

季節が変わる時って、こんな音が似合うんですよね。

 

 

 

 

 

M2>    October Sky / Vanessa Williams

 

10月になったら、この曲をかけたい。

『Vanessa Williams』が2009年にリリースしたアルバム

『The Real Thing』から「October Sky」

R&Bシンガーとしてはもちろん、女優としても長く活躍してきた彼女ですが、

このアルバムではジャズやボサノヴァ、ソウルなど、大人の音楽を実に自然に聴かせてくれます。

その中でも、この季節に選びたくなるのが「October Sky」。

ジャジーで穏やかなサウンド。

言葉をそっと置いていくようなVanessa Williamsのヴォーカルが美しい1曲です。

タイトルは「10月の空」。

爽やかなタイトルとは対照的に、歌われているのは少し切ない恋の情景。

だからでしょうか。

青く澄んだ秋空のような清々しさと、季節が過ぎていく時のセンチメンタルな気持ちが同居しています。

アルバム『The Real Thing』にはStevie Wonderが手掛けたタイトル曲をはじめ、

「Close to You」「Loving You」などのカヴァーも収録。

華やかに飾るというより、良い曲を良い声でじっくり聴かせる。

“大人の余裕”を感じる作品です。風の匂いも少しずつ変わる10月。大人の歌声を♪