HI!心呼吸 11月30日(水)

M1>   Musician (It’s Not an Easy Life) /   Silver / シルヴァー

 

『Silver』(シルヴァー)

この曲は今月の締めくくりにはお似合いかも♪

SilverはLAで結成された5人組。

The Eaglesの創設メンバーである「Bernie Leadon」(バーニー・レドン)

の弟の『Tom Leadon』(トム・レドン)(vo, b)が中心メンバーになって

1976年に結成されたウェストコースト産の爽やかなバンド。

このヴォーカル・ハーモニーは今聞いても切なくなります。

そんな彼らのこのファースト。

いきなりのメランコリックなバラード

「Musician (It’s Not an Easy Life)」

この曲だけ聞くためにアルバム買ってもいいほど。

ミュージシャンとして生きていくことの決意。

不安を歌っている青春ソング♪どの時代も不安との闘いなんですね♪

 

 

 

 

 

M2>   Dust In The Wind(すべては風の中に) /   カンサス

 

『Kansas』(カンサス)

1970年代のアメリカン・プログレ・ハードロックグループの代表格。

伝統的な流れをしっかりと汲む王道のアメリカン・プログレを聞かせてくれるバンド

として今の時代も人気です。

1980年代にはポップ路線に移行していきますが、

この代表曲。

『Dust In The Wind』(すべては風の中に)

この曲が収録されているのが、

1977年のアルバム『Point of Know Return』(暗黒への曳航)

この曲を書いたのが、バンドメンバーの

『ケリー・リヴグレン』(Kerry Livgren)が最近、

この曲のでも音源を発掘したらしい・・・なんだか感動ものです♪

 

HI!心呼吸 11月29日(火)

M1>    Love Of My Life   /    Carly Simon (カーリー・サイモン)

 

『Carly Simon』 (カーリー・サイモン)

1992年に公開されたノラ・エフロン監督の映画

『ディス・イズ・マイ・ライフ』

2人の娘を持つ母が、コメディアン

(テレビのトークショーのスターになることを夢見ている)

仕事と2人の娘の子育てに奮闘する姿を描いたコメディドラマ作品。

その映画のサントラ盤からです。

『This Is My Life』

全曲がカーリー・サイモンのオリジナル。

全12曲中、7曲がヴォーカルもの。

サントラなんですが、音楽的には彼女のフルアルバム。

アルバムのオープニングはこの作品のテーマソング♪

 

 

 

 

 

M2>      She  /    エルビス・コステロ

 

この時季にも観たくなりません?

『ノッティング・ヒルの恋人 』(Notting Hill )

1999年に公開されたイギリスのロマンティック・コメディ。

出演は「ジュリア・ロバーツ」と「ヒュー・グラント」

ロンドン西部のノッティング・ヒルを舞台に展開されるストーリー。

そんな映画のオリジナル・サウンドトラック。

ラブバラード満載のサウンドトラック。

これを聴いてホロっとしないのは…ヤバい。

聴いて、ホロッとしない方がおかしい。

「ボーイゾーン」、「98ディグリーズ」

「ビル・ウィザーズ」に「アル・グリーン」

たちの珠玉のラブソングたち♪このサントラも選曲が素晴らしすぎ♪

 

 

HI!心呼吸 11月28日(月)

M1>    True Love   /    マイク・オニール

 

今週もこのコーナーでごゆっくり♪

こんな甘い歌声で今週はスタートです。

今月もあと3日。

『Michael ONeill』(マイケル・オニール)(マイク・オニール)

「スティーヴィー・ワンダー」「ジョージ・ベンソン」などに信頼されたギタリスト、

ヴォーカリスト。彼らのバンドにも在籍していた超実力派。

そんな彼がリリースした、ソロのアルバムが

1991年にリリースされた『True Love』

甘美でロマンチックな歌声。

ソリッドなギター奏法によって、ポップであり、コンテンポラリーな爽やかなサウンドを聞かせてくれます。

緩やかで、ノンビリにも。そしてギターテクもですが、この方は歌声がヤバい。

 

 

 

 

 

M2>   You Are The Sunshine Of My Life /   スティーヴィー・ワンダー

 

『スティーヴィー・ワンダー』

『TALKING BOOK』です。

1972年にこの作品が誕生しているということ。

弱冠22歳で15作目。天才少年からシリアスな作品を残せる一人のアーティストの

誕生の作品とでもいいますか。

「You Are The Sunshine Of My Life」から、

最後の「I Believe」まで。

それぞれの曲の個性も知り尽くしているから、

沈まない。どれも日が当たる。Sunshineが降り注ぐ。

とにかく、あたたかくて、またクールで。

奥行の深さ。それでいて新鮮で身近。

いま聴いても素晴らしいですね。大好きです。

ポピュラー音楽の歴史に残る名作を連発。時代の始まりです。この作品は。

 

 

HI!心呼吸 11月25日(金)

M1>     To Be With You   /    NEWTONE

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

スウェーデン・ストックホルム出身のファンク・ロックバンド

『NEWTONE』

そんなニュートーンのデビュー・アルバムは

1996年にリリースされた『NEWTONE』

当時、北欧の「Jamiroquai」と称されたバンドサウンドは、

納得のスタイリッシュさ。

確かにジャミに似たサウンドと言えばそうなのかもしれませんが、

全くといって違う大人サウンド。

スムースなメロディのつくりと、フォンセクションの重ね方はインコグニート寄り。

アレンジや演奏力。

バランスの良さは今聞いても新鮮でグルーヴィ♪

 

 

 

M2>         A Man of This World    /   Corneille (コルネイユ)

 

ルワンダ出身、現在はカナダで活躍するR&Bシンガー・ソングライター

『Corneille』 (コルネイユ)

2002年のデビュー・アルバムがフランスで100万枚を超える大ヒットを記録。

(フランス音楽史上、ソウル・R&B部門において100万枚を超えるCDセールスを記録したのはコルネイユだけ!)地元カナダでもエンターテイメント賞を受賞するなど、

活躍の場を広げてきた彼。

曲も粒ぞろいで1枚をジックリと楽しめます♪

2007年にリリースされた『Birth Of Cornelius』

全身を包み込まれるような厚く優しく、重くないヴォーカル。

不思議なくらい心地いい時間が流れます。

R&Bというジャンルで片付けられない♪

コルネイユ自身の優しさと器の大きさを♪今週の締めくくり♪

 

 

HI!心呼吸 11月24日(木)

M1>     Tell me  /    メアリー・ダン

 

アイルランド出身のシンガー・ソングライター

『メアリー・ダン』

トラディショナルな曲と、オリジナルで構成された

彼女のデビュー・アルバム。

1997年にリリースされた『COOLATEE』(クーラティ―)

メアリー・ダンの存在は間違いなくこの当時、

ケルト音楽の素晴らさを伝える重要な存在でした。

しかしケルト音楽って日本のマーケットでは難しい。

しかし、この空気感。

しなやかでいて強さを感じる水気。潤いを感じるメロディ。

そして彼女の声。

もっと聞きたくなるんですが、彼女のアルバムは少ないんです。

 

 

 

 

 

M2>      At Last  /    エタ・ジェイムズ

 

この人の声を聴きたくなる季節に♪

本国アメリカでは、「アレサ・フランクリン」と並ぶソウル・シンガーと評価される

『エタ・ジェイムズ』

必ずしも知名度が高いとは言えないのが残念。

こんな素敵なシンガーを聴かないなんて♪

ブルース/R&Bの名門レーベル、「チェス・レコード」の盛衰を描いた

映画『キャデラック・レコード』

この作品で「マディ・ウォーターズ」、「チャック・ベリー」らとともにこのレーベルの

スターの一人として登場したのが『エタ・ジェイムズ』

演じたのは映画の製作総指揮も務めた『ビヨンセ』でした♪

観終わった後は、ブルースしか聞きたくなくなるような映画でした。

この熱量と、耳元が幸せになる歌声をどうぞ♪

HI!心呼吸 11月23日(水)

M1>    It Hasn’t Been Long Enough  /   エリック・ハッチンソン

 

NYを拠点に活動するシンガー・ソングライター

『Eric Hutchinson』(エリック・ハッチンソン)

2008年にリリースされたデビュー・アルバム

『Sounds Like This』(サウンズ・ライク・ディス)

ジャック・ジョンソン、ジェイソン・ムラーズなどにも認められたその才能。

実力派シンガー・ソングライターは伊達ではない。

レゲエ、ゴスペル、ソウル・・・

ファンキーでポップ満載のピアノ・チューン♪

スティーヴィー・ワンダーやビリー・ジョエルから多大な影響を受けた彼のサウンド。

とにかくハッピーでポップ、そしてソウルフル。

アレンジなども聞いていて飽きない。

このアルバムを聴いているとニヤけるんですよね♪

 

 

 

 

 

M2>  Groovy Kind of Love(恋はごきげん)  /    フィル・コリンズ

『フィル・コリンズ』

この人の曲が好きなんですよね。

よく分かっています。このアルバムはそれを再認識させてくれた1枚。

彼の魅力がよく網羅された1枚。

2004年にリリースされた

『Love Songs: A Compilation Old & New』

この人の紡ぎ出すメロディーや繊細な歌詞。

今聞いても新鮮で感動します。

アップテンポな曲もイメージしますが、僕はフィル・コリンズのバラード。

ラブ・ソングが好き。

本人が語るように1980年代から1990年代にかけて活躍したポップ界を代表する

珠玉の一枚です。と♪

Do You Remember?、One More Night♪名曲揃いです♪

 

HI!心呼吸 11月22日(火)

M1>    That’s the Beat of a Heart  /    ウォーレンブラザーズ

 

『The Warren Brothers』(ウォーレンブラザーズ)

「ブレット・ウォーレン」、「ブラッド・ウォーレン」

兄弟で結成されたカントリー・ミュージック・デュオ。

2000年にリリースされたセカンド・アルバム

『King Of Nothing』

その最初のシングルが、『サラ・エヴァンス』をゲストで迎えた

「That’s the Beat of a Heart」

2000年の映画「Where the Heart Is」のサウンドトラックにも収録された代表曲に。

ちなみにこの映画『ナタリー・ポートマン』主演映画でした。

邦題は『あなたのために』

そしてこのセカンド・アルバムからのセカンド・シングルは

「Move On」♪

彼らの最高位17位を記録♪男臭いカントリーが秋には合います♪

 

 

 

 

 

M2>    Without You  /     ハリー・二ルソン

 

アメリカが生んだ名シンガー・ソングライター。

「モンキーズ」に曲を提供していた人、

あの「ビートルズ」に絶賛された人・・・

特に「ジョン・レノン」は彼の音楽を愛していたのは有名な話。

『ハリー・ニルソン』

よりロック色を打ち出した1971年にリリースされた

『ニルソン・シュミルソン』

このアルバムから全世界で大ヒットしたのが

『Without You』♪

イントロから始まる印象的なピアノ。

曲調は二ルソンらしくないバラード。

もしかしたら、ジョンにプロデュースされたから、

このメロディに・・・という憶測も。完成度が高い♪

 

 

HI!心呼吸 11月21日(月)

M1>     Longer  /   ダン・フォーゲルバーグ

 

今週もこのコーナーでごゆっくり♪

今週はこの人の声でスタートしたくなりました。

『ダン・フォーゲルバーグ』

シンガー・ソングライターとして、知る人ぞ知る一人。

知らないなんてもったいない。

2007年に惜しくも亡くなってしまいましたが、

スタジオミュージシャンとしても活躍。

イーグルスなどとも共演していた1970年代から活躍した1人。

1979年にリリースしたこのアルバム、

自身最大のヒット作となった『Phoenix』

このアルバムからは「Longer」「Heart Hotel」がヒットを記録。

アメリカ西海岸のサウンドが好きな人なら絶対に聴いて欲しい♪

ボクは大好きでなりません♪

 

 

 

 

 

M2>    If no one will listen  /     ケリ・ノーブル

 

テキサス出身、デトロイト育ち。

僕と同じ時代を生きてきた47歳。

彼女が26歳の時のデビュー・アルバムが秀逸です。

2004年にリリースされた『Fearless』

キャロル・キング、ジョニ・ミッチェルなどのアメリカの

女性シンガー・ソングライターの流れの存在。

美しく感動的なメロディ。

甘いけれど媚びないささやきの声。

すべてを彼女は持ち合わせています。

最初から最後まで繰り返し聴きたくなる名曲の連続♪

ノラ・ジョーンズを手がけた「アリフ・マーディン」が惚れ込んでプロデュースを担当。

ケリの心を込めたヴォーカルの何と心地よいことでしょうか・・・。

秋の夜長に一人で耳を傾けると泣けます。

 

HI!心呼吸 11月18日(金)

M1>For The Peace Of All Mankind (落葉のコンチェルト)/ アルバート・ハモンド

 

今週の締めくくりはこの2曲にしてみました♪

1973年にリリースされた『The Free Electric Band』

『Albert Hammond』(アルバート・ハモンド)

落葉の季節もあと少し・・・。

ということで、秋らしいしっとりとしたバラード

「落葉のコンチェルト」(For The Peace Of All Mankind)

アルバート・ハモンドの代表作♪

ですが、歌詞には「落葉」も出てこなければ、

邦題についている「コンチェルト」でもない・・・。

でもこの曲はやっぱり『落葉のコンチェルト』でしかないんだよなぁ・・・♪

急に寒くなってくると聴きたくなってくる曲♪

 

 

 

 

 

M2>       Dreamin’   /    マリーナ・ショウ

 

季節の変わり目に聴きたくなる曲が今週は多い。

そうですよね。そんなシーズンですもの。

この曲も季節の変わり目に聴きたくなるんです。

メロディのポップさと、爽やかな進行は「春」を連想するかもしれませんが、

良く晴れたこの時期にも♪

アメリカ出身のジャズ・シンガー。

1960年代に活動を始動。現在80歳でいらっしゃいます。

『マリーナ・ショウ』

1978年にリリースされた

『Acting Up』(アクティング・アップ)

今聞いていても恐ろしいほど鮮やかで心地い時間が流れる。

それにしてもオシャレです♪

フィリー・ソウルの軽快さにこの時代の最高のミュージシャンと奏でる1枚♪

 

 

HI!心呼吸 11月17日(木)

M1>  Still Crazy After All These Years(時の流れに)/ ポール・サイモン

 

『Paul Simon』

大成功した「サイモン&ガーファンクル」から離れて本格的にソロとしての活動。

しかし、そのソロの作品は、それまでの心を掴まれような美しさではなく、

地味だけれども確かなギターテクニックを堪能するような曲が並ぶ♪

そんなテクニックと確かなメロディを味わえる

1975年にリリースされた

『Still Crazy After All These Years』(時の流れに)

切ないメロディが昔は苦手だった・・・。

胸の奥を冷たくするような気持になったから。

しかし、今聞いているとなんて味わい深い曲なんだろうって。

「二人でビールを飲んだ ああ、僕はまだCrazyなんだ。

あれからこんな時間が経っているのに 君にCrazyになっているんだ。

こんなに経っているのに』なんて良い曲なんだろう♪

 

 

 

 

 

M2>     A Cozy Place   /     アンドリュー・ゴールド

 

1970年代のロサンゼルスなどのポップ・ロックのサウンドを支えた

マルチプレイヤー、歌手、ソングライター。

『アンドリュー・ゴールド』

そんな彼が1999年にリリースした

『Warm Breezes』(ウォーム・ブリージズ)

このアルバムを聞いていると心地よいLAの風をかんじます。

その風が吹いて、一瞬別の世界に連れてってくれるような気持になります♪

心地よさを知り尽くしたアーチストの一人。

日本でもこの曲はCMに使われたりして、ご存じの方も多いはず。

ソロ活動の中で色んな角度から制作してきたその才能。

今のこの時代に聞いてもハッピーになれます♪

だいぶ心地いいんですよな♪