HI!心呼吸 9月30日(金)

M1>    Grow Old With Me  /    トム・オデール

 

今週の締めくくりはこの2曲に♪

2013年にリリースされたデビューアルバム

『Long Way Down』

イギリス出身のシンガーソングライター

『Tom Odell』 (トム・オデール)

イギリスのこの時22歳の彼がUKチャートで1位を獲得。

センセーショナルなデビューを飾ったアルバムがこの1枚。

秋風を連想させるピアノのイントロから美しい彼の透明感のある歌声が♪

いかにも評論家受けしそうなアーティスティックな作品だけど難しくなく、

自然体でとにかく声というか歌に力がある。

アデルのような迫力もある。

ソウルフルなフォークアルバムをこの9月の締めくくりに♪

 

 

 

 

 

M2>     Speed Of Sound   /    Coldplay(コールドプレイ)

 

この彼らの立ち位置から投げかけてくるメロディ。

そのメロディが連れてくる季節。

『Coldplay』

2005年にリリースしたサードアルバム『X & Y』

21世紀最大級のロックバンドに成長したコールドプレイ。

ギターバンドとしての骨格は崩さず、シンセサイザーなどのエレクトロやストリングスを導入した結果。この完成度。キラキラしている。

この頃のコールドプレイは輝いていた。

ライブも文句のつけようのない圧倒的パワー。

群を抜いて完成度が高いし、彼らのあらゆる側面が凝縮されてもいる。

個人的に最高のアルバム。聴けば聴くほど作品と一体になれる。

Speed Of Soundを初めて聞いた時の衝撃を忘れられない♪

 

HI!心呼吸 9月29日(木)

M1>   My Hometown  /   ジェイソン・リンゲンバーグ

 

アメリカ・イリノイ州キウォニー出身

シンガー・ソング・ライター、ミュージシャン

「ジェイソン・リンゲンバーグ」

彼が丁寧にカヴァーしたのが「My Hometown」♪

原曲はもちろん【ブルース・スプリングスティーン】

さて2003年にリリースされている

【「LIGHT OF DAY 」 A TRIBUTE TO BRUCE SPRINGSTEEN】

以前もこの原稿を書きながらこの曲をお送りしていることを気づく。

それだけ引っかかる1曲。

エルヴィス・コステロ、シンディ・バレンス、パティ・グリフィン・・・

そんな豪華なメンバーがブルース・スプリングスティーンを愛していることを実感できる。

この曲をどうぞ♪

ジェイソンの歌声も秋に合う。切なくていい・・・♪

 

 

 

 

 

M2>     The Best of Me  /   キリ・テ・カナワ & マルコム・マクニール

 

『キリ・テ・カナワ』

ニュージーランド出身のオペラ歌手、声楽家。

彼女の伸びやかな歌声を味わえるこの1枚。

『マルコム・マクニール』

「エラ・フィッツジェラルド」「メル・トーメ」などの

ヴォーカリストなどからジャズに目覚めた彼。

彼の歌声は、本国ニュージーランドだけでなくヨーロッパ、アメリカ、そして日本でも人気です♪そんなニュージーランド出身の2人の素敵なフィーリングで

スロー・バラードが歌われています。

そのしなやかで温かい歌声を聴かせる2人の幸せな時間。

秋にはこんな歌声でゆっくりと時間を過ごしたい♪ロマンティックなひとときをどうぞ♪

1991年『キリ・テ・カナワ&マルコム・マクニール』『ハート・トゥ・ハート』から♪

 

 

HI!心呼吸 9月28日(水)

M1>    SING  /    ジョン・バティステ

 

自由に、楽しく、すべての垣根を超える音楽を教えてくれた1枚。

『We Are』

2022年4月にラスベガスにて開催された【第64回グラミー賞授賞式】

『ジョン・バティステ』の『We Are』が<年間最優秀アルバム>を受賞。

ジョン・バティステは、シンガー・ソングライター、

ピアニスト、音楽プロデューサー、

作曲家、俳優とマルチに活躍する35歳。

このアルバムが自身も「キャリアのターニングポイントになる」作品と語っていて、

ジャズというジャンルを軽く飛び出し、ヒップ・ホップ、R&B、ソウルなど、

多様なジャンルをミックスした「ジョン・バティステ」というジェンルに♪

2020年12月25日にディズニープラスで配信されたディズニー&ピクサー最新作

『ソウルフル・ワールド』映画の音楽担当として抜擢された才能をどうぞ♪

 

 

 

 

 

M2>   Leon On Me(リーン・オン・ミー)  /    カーク・フランクリン

 

ヒップ・ホップ、ゴスペル・グループなどをプロデュースした

ゴスペル・シンガー

『Kirk Franklin』(カーク・フランクリン)の通算5枚目のアルバム。

2002年にリリースされた

『ザ・ニュー・ネイション・プロジェクト』

これからのシーズンに聞きたくなる1枚。

 

このアルバムの魅力は彼のゴスペルのエネルギッシュさと、その魅力に多くの大御所アーティストが参加しているということ。

アルバム3曲目が目玉曲。

『Leon On Me』♪ R.Kelly, Mary J.Blige、ロック界からは U2 の Bonoなどのメンバーが参加しています♪超豪華なメンツが次々とリードを取るんです♪そりゃもう最高です♪

 

 

HI!心呼吸 9月27日(火)

M1>    Show Me The Wonder /  マニック・ストリート・プリーチャーズ

 

『マニック・ストリート・プリーチャーズ』

それまでのアルバムを聴いていらっしゃる方には

異色なアルバムだと思われる1枚。

しかし、それまでの先入観がないのであれば、

気に入ってもらえる素晴らしい仕上がりのアルバムだと思う。

僕は個人的に大好きな「Show Me The Wonder」♪

が入っている。

それだけで良いアルバムという評価になってしまう。

2013年にリリースされた『Rewind the Film』

マニック・ストリート・プリーチャーズというアーティストが

アコースティック縛りな感じで繰り出す新鮮さ。

今の時代に聞いてもそれが新鮮で心地いい♪自由とは何かについて考えたスタイル♪

 

 

 

 

 

M2>      Big Me    /    フー・ファイターズ

 

この重さ。この暗さ。この激しさ。

この時代はこの音楽で支えられていたんだなぁ・・・。

元「ニルヴァーナ」のドラマーの

『デイヴ・グロール』のワンマン・プロジェクトから始まり、

1994年にワシントン州シアトルで結成されたロックバンド

『フー・ファイターズ』のデビュー・アルバム。

1995年にリリースされた『Foo Fighters』

今こうして聞くとメチャクチャカッコいいことを「デイヴ」一人でやっていることの驚愕。

カート・コバーンがこの世を去り、

落ち込んだであろうデイヴの情熱。

アメリカの正統派のハードロックがありました。

もっとしっかり聞いておけば良かったなぁと後悔します。

HI!心呼吸 9月26日(月)

M1>     Holocene(ホロ・シーン)  /   ボン・イヴェール

 

9月もラストの週に♪

今週もこのコーナーでごゆっくりと音楽と休憩してください。

音の質感や、豊かなサウンドアイデア。

ダイナミックな楽曲の構成もそして緻密さ。

『ボン・イヴェール』

2011年にリリースされたセカンドアルバムがこの

『Bon Iver』(ボン・イヴェール)

世界中の音楽メディアが絶賛したデビューアルバムからのこのアルバム。

アイデアの多彩さ。ただ面白いだけでなく、ちゃんと曲の中で効果的にバランスよく溶け込んでいく構成。徐々に分厚くなっていく曲調。

ドラマチックでさえある儚さ。

ボン・イヴェールのボ−カル・メロディーもシンプルで美しい。そして心地いい。

 

 

 

 

 

M2>   I Believe In You And Me  /   ホイットニー・ヒューストン

 

1996年公開された彼女の主演映画「天使の贈りもの」

『The Preacher’s Wife: Original Soundtrack Album』に収録された1曲。

季節が進んで肌寒くなってくると頭をよぎる1曲でもあります。

もっと寒くなってきてからも似合いますw

『Whitney Houston』(ホイットニー・ヒューストン)

「デンゼル・ワシントン」と共演した映画でしたが、

やはりゴスペルを歌っている姿は美しい。

相変わらずスター性を発揮しているホイットニー・ヒューストンの歌声を♪

この時期の彼女は映画三昧。

彼女の歌声を集めた作品がこの時期は少ないんですよね。

このサントラは彼女の1枚の作品と言ってもいい。

このイントロからの展開が大好きです♪

HI!心呼吸 9月23日(金)

M1>    セプテンバー・ソング   /   ケニー・ドリューJr.

90年代に日本で大いに人気を博した

『Kenny Drew Jr. ケニー・ドリューJr』

2001年にリリースされた

『オータム』はタイトルにもあるように「秋」をテーマに

バリー・マニロウ、ピアソラまで、ピアノ・トリオ編成でしっとりと聴かせてくれます。

父親(ケニー・ドリュー)よりも硬派なピアにスト。

しかし、ここでは晩年のお父さんに通じる叙情的な空気を味わえる。

切ない。物悲しい。フルで演奏するシンプルですが芯の通った演奏。

明暗がハッキリしている硬派なピアノも健在。

スローな演奏からスインギーな曲まで見事に対応。

2001年録音盤。

鍵盤のタッチや雰囲気が力強く、後半になるにつれて演奏が実っていく?

満ちていく空気感がたまりません♪

 

 

 

 

 

M2> 遠い初恋(Make Believe It’s Your First Time)/ カレン・カーペンター

 

今週の締めくくりはこの曲にしてみました♪

『秋分の日』を彩る歌声は

ヴォイス・オブ・カーペンターズ『カレン・カーペンター』

カレンの唯一のソロ・アルバムは

1996年にリリースされた

『遠い初恋』(原題:Karen Carpenter)

79~80年ニュー・ヨークで録音されたこのアルバム。

カーペンターズとは一味違う魅力が引き出されています。

レコーディングが終了した1980年当時、

このアルバムの発売が見送られ、カレンの死から13年半を経た1996年に発表。

沢山の方が寂しさと嬉しさの間にいたんでしょうね。

名曲です♪秋を本格的に楽しむ準備ができました♪

 

HI!心呼吸 9月22日(木)

M1>     Tonight I Wanna Cry  /   キース・アーバン

 

ニュージーランド生まれのオーストラリア人カントリー歌手

『キース・アーバン』

カントリーはあまり聞かない…という方に聞いてもらいたい。

カントリーだけど、ロックであり、ソウルでもあるのです。

特にスローな曲カントリーだろうが関係なき名曲ばかり。

彼のこの甘い声が心に沁みます。

2004年にリリースされた『『Be Here』

個人的にもおススメしたいこのアルバム。

カントリーテイストを残しつつ、ロックシンガーへと向かう傑作。

メロウでポップな曲は何度聴いても飽きません。

秋のドライブにもってこい♪

いまやグラミーの常連、流石の音楽センスをどうぞ♪

 

 

 

 

 

M2>  If You Don’t Know Me By Now  /    SEAL (シール)

 

『SEAL』

1963年2月19日。

ロンドンでブラジル人の父とナイジェリア人の母との間に生まれた彼。

1994年にリリースされた2ndアルバム『SEAL 2』から、

映画『バットマン・フォーエヴァー』で使用されたシングル

「キッス・フロム・ア・ローズ」が世界的に大ヒット♪

僕もこの曲の印象が強すぎます。

そんなシールが2009年にリリースした

『Seal – The Acoustic Session With David Foster』

あのTHE HIT MANことデヴィッド・フォスターとの共作。

このスタンダードを見事に色気たっぷりでカバー。

この雰囲気の良さは夜にも間違いなくハマります。

 

HI!心呼吸 9月21日(水)

M1>      Laid back  /    ReN

 

『ReN』

飽きないんですよね。彼の歌声ももちろん魅力的なんですが、

メロディも、ギターの音も。

自由であるようで緻密。

実気質のようで温もりに満ちていて。

シンガーソングライター 『ReN』(レン)産の世界。

2021年09月08日。

雲間から差し込む光が光線のように見える現象“レンブラント光線”から、

この楽曲たちが希望の光をもたらすようにという思いを込めてつけられた

アルバム名は『ReNBRANDT』

3作目のオリジナルアルバム。

良いアルバムです。この曲が大好きです。

ちなみに、このReNさんのお父さんは「長渕剛」さんです♪

 

 

 

 

 

M2>   How Would You Feel  /     エド・シーラン

 

先ほどの「ReN」さん。

10代の頃からプロのF1ドライバーを目指していていたそうなんですが、

レース中の事故でケガをしてしまったことで、音楽というものにたどり着いた。

ギターの原点になった人が『エド・シーラン』

ずっと聞いていたのが天才シンガーソングライター

『エド・シーラン』

世界が魅了される珠玉の1枚。

2017年にリリースされた『÷』(ディバイド)

このコーナーでも何度かご紹介している1枚ですが、

いつ聞いても引き込まれる曲の数々。

「Shape of you」「Eraser」も素晴らしい。

曲を聴くたびに自分の家族や、昔のことを思い出すのはなぜなんでしょう?

 

HI!心呼吸 9月20日(火)

M1>    カインド・アンド・ジェネラス /  ナタリー・マーチャント

 

『ナタリー・マーチャント』

彼女の声で癒されるとしましょう。

この人の歌はしっかりと見つめて本物を語ってくれているそんな気がします。

アメリカではアルバムチャート初登場8位を記録したアルバム。

1998年にリリースされた『オフィーリア』

セカンドアルバム。

女性の生き方をコンセプトに、様々な人々の人生物語を作品にした1枚。

このコンセプトが温かい曲たちを引き立たせる。

母性がアルバムを包み込んでいるような温もり。

ジワッとした感動を与えてくれる。

落ち込んでいる人、寂しい思いをされている人を抱きしめてくれるような、

極上のアコースティックサウンドをどうぞ♪

 

 

 

 

 

M2>    When You’re Gone   /     ザ・クランベリーズ

 

『ザ・クランベリーズ』

1992年にシングル「ドリームス」でデビューした

アイルランド出身のバンドだ。

90年代ロック・ムーヴメントの真っただ中。

当時のシーンにぴったりのバンドだった。

1996年にリリースされた『To the Faithful Departed』

音楽性をさらに押し進めた、

Hollywoodで重々しく幕開けする3rdアルバム。

ギターの微かなタッチや、ゆったりとしたアングラ的な雰囲気は

彼らならではの音。

「When you’re gone」のような軽やかな感じの曲。

たまに聞きたくなる夢幻の雰囲気。

秋の夕暮れなどにもハマります♪

 

HI!心呼吸 9月19日(月)

M1>    CARINHOSO(カリニョーゾ) /    佐藤正美

 

今週もこのコーナーでごゆっくり♪

今日は「敬老の日」。

のんびりと穏やかな時間をお過ごしください♪

1952年。東京生まれのギタリスト、作曲家。

ブラジル音楽をいち早く学び、数多くのミュージシャンに影響を与えたギタリスト。

故『佐藤正美』

1990年にリリースされた『テンポ・フェリス』

珠玉のメロディが並ぶベスト盤みたいな1枚。

ボサ・ノバの心地よいリズムが、アコースティック・ギターのつま弾きから流れます。

クールにまたは情熱的に彩る音楽世界。

心地よく、感性を刺激する感覚。

自然への賛歌がストレートに表現されていたり、

ナチュラルな子の心地よさを堪能してください♪

 

 

 

 

 

M2>    SAILORS OF FORTUNE  /   セシリオ&カポノ

 

1972年ハワイで結成された男性ポップ・デュオ・グループ

『セシリオ&カポノ』

1974年デビューを果たした日本でも人気を博したグループ。

素朴でナチュラルなハーモニー。

ポップセンス。

トロピカルなムード満載なメロディはこの時季にも聞きたくなっちゃいます。

去り行く季節を懐かしむ瞬間。

今年の夏を思い出すとき。

 

1991年にリリースされた『グッドタイムス・トゥゲザー』

改めてこんな曲で振り返ってみては?

来年の夏が楽しみになるようなBGM。

個人的には一年中聞けるんですけどね♪