M1> I Don’t Want To Lose Your Love(涙が止まらない)
/ John O’Banion(ジョン・オバニオン)
今週の締めくくりは♪
日本でも80年代に人気を博したAORシンガー『John O’Banion』
1995年にリリースされたカヴァーアルバム『Hearts』から。
このアルバムは、日本で人気の高いAOR系楽曲を中心にカヴァーした一枚。
日本のみでリリースされた作品です。
「ハート悲しく」「アイム・ノット・イン・ラヴ」「風のシルエット」など、
耳馴染みのある名曲たちを、オバニオンが甘くセクシーに歌い上げています。
その中でも、個人的におすすめしたいのがラストに収録されたこの曲。
「I Don’t Want To Lose Your Love」
『クリスタル・ゲイル』が歌い、1983年に全米カントリー・チャートで
1位を記録したナンバーですが、実はオバニオン自身のオリジナル曲でもあります。
だからこそ、このセルフカヴァーには特別な深みがあります。
切なさを抱えたメロディ。
優しく包み込むような歌声。
派手さはないのに、じわじわと胸に染み込んでくる一曲です。
ふとこの声に会いたくなる瞬間があります。
M2> (They Long To Be) Close To You / Trijntje Oosterhuis(トレインチャ)
今週の締めくくりはこんな曲に♪
「遥かなる影」。原題は「(They Long To Be) Close To You」。
ゆったりとした音楽に身を委ねたくなる時、ふと聴きたくなる名曲。
この曲は「Burt Bacharach」と「Hal David」による黄金コンビが生み出したスタンダードナンバー。多くの方にとっては「Carpenters」の代表曲として親しまれているのではないでしょうか。そんなバカラック作品を集めたアルバム
『Look of Love: Burt Bacharach Songbook』
この曲を歌っているのがオランダ出身のシンガー、『トレインチャ』
オランダと聞くと「Candy Dulfer」を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、
トレインチャはそのバンドのボーカリストとして来日経験もある実力派。
このアルバムでは、誰もが知る名曲たちを歌うことで、
彼女自身の歌唱力と表現力の豊かさがより際立っています。
豪華なオーケストラをバックにしながらも、決して力みすぎることなく、
自然体で歌い上げる。その落ち着いたボーカルは、聴く人の心を優しく包み込んでくれます。
丁寧に紡がれる言葉。穏やかに流れるメロディ。
そして何度聴いても飽きることのない温かい歌声。



















