M1> RIVER IS MY LIFE / canna(カンナ)
『canna』は、「谷中たかし」さんと「周水」(しゅうすい)さんによるユニット。
2003年に活動を休止しましたが、2011年に再始動。
優しさの中に独特の空気感を持った、唯一無二のサウンドを届けてくれるアーティストです。
今日ご紹介するのは、2000年にリリースされたデビュー・アルバム『無人島』
ゴスペルで磨き上げた谷中さんの温かなボーカル。
そして、生粋のメロディーメーカー・周水さんが紡ぐ、
美しくもどこか懐かしい旋律。
デビュー作とは思えないほど完成度の高い一枚です。
デビューシングル「紙ひこうき」がノスタルジックな世界を描く一方で、
「RIVER IS MY LIFE」は、どこか洋楽を思わせる洗練された質感を持っています。
肩の力を抜いて、川の流れに身を任せるように耳を傾ける。
そんな時間が、この曲にはよく似合います。
気がつけば呼吸もゆっくりと深くなり、心まで整っていく。
アルバムタイトルは『無人島』。
「もし無人島へ一枚だけ持って行くなら。」そんな発想から生まれた作品だそうです。
M2> 煌星(KIRABOSHI) / DIMENSION
日本を代表するインストゥルメンタル・グループ『DIMENSION』
1994年にリリースされたセカンド・アルバム
『Second Dimension』からの一曲です。
増崎 孝司(ますざき たかし)〔ギター〕小野塚 晃(おのづか あきら)〔キーボード〕
勝田 一樹(かつた かずき)〔サックス〕この3人が織りなすサウンドは、デビュー間もない頃とは思えないほど完成度が高く、日本のフュージョン・シーンに鮮烈な印象を残しました。アルバム全体はファンキーでグルーヴィーなナンバーが並び
DIMENSIONらしいスピード感とテクニックが存分に味わえます。
そんな中で、この「煌星(KIRABOSHI)」は少し表情が違います。
メロディの美しさが際立ち、アルバムに絶妙な彩りを添えている一曲。
もちろん3人とも超一流。増崎さんの伸びやかなギター。勝田さんの歌うようなサックス。
どれも素晴らしいのですが、個人的に耳を奪われるのは、小野塚晃さんのピアノです。
ギターソロやサックスソロをそっと支える繊細なバッキング。
決して前へ出過ぎないのに、気づけばその音に惹き込まれている。
音を”歌わせる”ことのできるピアニストだからこそ生まれる美しさなのかもしれません。



















