M1> メンサゲン・デ・アモール / ルーカス・サンタナ
1970年10月18日ブラジル バイーア州 サルヴァドール出身の
アーティスト『ルーカス・サンタナ』
歌手、作曲家、そして音楽プロデューサー。
エレクトロ・アコースティックのジャンルで「国際的に注目を集めているアーティスト」
古典的に訓練されたフルート奏者でもあり器楽演奏家の
ルーカス・サンタナは「カエターノ・ベローサ」「ギルベルト・ギル」のような
バンドのメンバーとして活躍しました。
最も賞賛、信頼されている歌手の一人なのかもしれません。
2000年にリリースされた
『Eletro Ben Dodô』
後にエレクトロ・アコースティックの世界に一石を投じる原点とも言えるアルバム。
ソフトで素朴な歌声は多くのボサノヴァ・ファンを魅了。
そしてブラジル音楽の尖った感性として国外で紹介される機会に恵まれた彼の音楽は、
ボサノヴァ、エレクトロニカ、インディ・ロックが見事にブレンド。
美しい静けさ。ラテン的な甘い時間。ノスタルジックな空気感もどうぞ。
M2> Seaside Weekend / アンテナ (Isabelle Antena)
フランス出身の女性シンガー。
1981年に「Pascale Moiroud」「Sylvain Fasy」の2人と3人で
『Antena』を結成。
当時「クレプスキュール」と言えば、オシャレ系レーベルとして音楽ファンの間で
話題のレーベルでした。
さてこの「アンテナ」
「イパネマの娘」のカヴァーなどいち早くヒットを飛ばしたオシャレサウンド・メイカー。
しかし、その後二人が抜け、ユニットとしてのAntenaとしては無くなり、
「Isabelle Antena」のソロになるんですね。
そして、制作されたのがこの
『En Cavalle』(エン・カバリ)(1986年)です。
ボサノヴァをユーロポップ風にアレンジした感じのこのサウンド。
こんなにおしゃれな音が80年代には完成していたこと・・・
少しアンニュイなライトなボッサ。
お気に入りの場所でゆっくりコーヒーや紅茶でも飲みながら。
ドンピシャですよね。