M1> Again / ジョン・レジェンド
デビューアルバムでグラミー賞3部門を受賞したアーティスト。
『ジョン・レジェンド』を久しぶりに。
2006年にリリースされた2ndアルバム
『Once Again』
このアルバムのテーマはズバリ「LOVE」です。
「もう一度アルバムを出せるという事でエキサイトしているんだ!」と
この頃は初々しい興奮気味にコメントしていたのがなんだか可愛い。
衝撃のデビュー作からの2作目。
僕は完全にこのアルバムでノックアウト。
甘くセクシーな歌声と、ピアニストとしての顔。
ウィル・アイ・アム(Black Eyed Peas)、カニエ・ウェストなど豪華プロデューサーが参加したことでも注目された1枚でした。
デビュー作の華やかさというものはないかもしれませんが、
耳障りと、なんといっても彼の歌声がスッキリと入ってくる。
彼の魅力にゆっくりと触れる秋の夜長。
良い時間ですよね。この才能に嫉妬しちゃう。
M2> For You / トレイシー・チャップマン
1988年『TRACY CHAPMAN』
こんなアルバムを聴きたくなってしまう季節になってきましたか?
1980年代後半、突然現れ世界中のファンを虜にした彼女。
僕も気づけば大人になった。
淡々と語るように一言一言を大切に紡ぐ彼女の歌声。
メッセージ性の強さに気付く・・・。
この年齢になってから刺さる曲。
そんな曲って皆さんもあると思いますがこのアーティストは特別です。
曲のテーマになっているのは差別、貧困など。
時代なのか、過去と現実を訴えるように力強く、
ナイーブに、彼女らしいスタイルで訴える歌。
その凛々しい姿に今でも刺激をもらえる。
素晴らしいデビュー作。
このアルバムから「Fast Car」が大ヒット。
グラミー賞まで獲得することになる。