HI!心呼吸 7月31日(木)

M1>    ホワット・ユー・ウォント /   ヘイリー・セールズ

 

気づけば7月の最終日。今月の締めくくりですね。

今月もありがとうございました。

カナダ出身のシンガー・ソング・ライター

『ヘイリー・セールズ』

サーフ・ライフの幸せをメロディに乗せて届けてくれる

ハッピーな曲たちがこちらも幸せにしてくれます。

全編明るいポップな曲ばかりではなく、ジャジーで大人っぽい曲もアルバムには収録。

その曲の持つギャップとサラッと歌いこなす彼女の歌唱力に驚かされます。

サラサラの白い浜辺の砂を感じるような透明感。

そして美麗なアコースティックギターの音色は幸せな時間を提供。

少しハスキーな声も心地いいんです。

 

2009年にリリースされた彼女のメジャー・デビュー・アルバム

『Sunseed』

単純に聞き流すだけでは良い曲が多すぎる。そんな1枚。

夏の海や、ドライブにも曲たちは映えるはずです。

 

 

 

 

 

M2>   アウト・ウィズ・ハー  /    ブロウ・モンキーズ

 

『The Blow Monkeys』(ブロウ・モンキーズ)

1981年。スコットランド出身の「ドクター・ロバート」を中心に結成された

イギリスの4ピースバンド。

ギター&ヴォーカル、ドラムス、サックス、フレットレスベースというユニークな編成が特徴のバンドでした。

彼らは80年代の「UKブルーアイドソウル」を代表するバンド。

その当時はUKといえば「スタイル・カウンシル」が絶頂期。

そんな「スタカン」と並んでオシャレなクラブミュージックを

提供する代表格として活躍したバンドでもあります。

代表作と言えば「Animal Magic」などが有名ですが、

このアルバムの中にも収録されているベスト盤がこの「BEST SELECTION」

ブロウ・モンキーズをトータル的に知ることができる。

デビュー当時の曲たちと円熟味を増した彼らの音楽が共存しています。

初めて彼らの音楽を聴く方にとっては入門編としておすすめ。

 

HI!心呼吸 7月30日(水)

M1>   In Your Wave  /     キャロリン・レアンディール

 

夏休みを頂いています。代打の皆さんに感謝です。

少しの間、ワイグルのバタバタをリラックスタイムにしてください。

スウェーデン出身のシンガー・ソングライター

『キャロリン・レアンディール』

スウェーデンの「キャロル・キング」とも言われていた彼女。

1996年リリースのサード・アルバム

『リード・マイ・リップス』

爽やかで、とても豊かな才能を披露している1枚。

このアルバムの前には2枚のアルバムをリリース。

個人的にこの3枚目が一番好き。

円熟味を感じるような落ち着いた作品でもあります。

1人でゆっくりドライブにはもってこいです。

アルバムにはボサノヴァ、ジャズの要素も。そこにバラード・・・。

色んなテイストの曲達を「レアンディール」は歌いこなします。

爽やかな風を感じるようなジャジーなサウンドは透明感にあふれます。

このヴォーカルは意識しないとサラッと聞き流してしまうかも・・・儚さも魅力。

 

 

 

 

 

M2>    Stronger Love  /    ルブラン&カー

 

1973年.アラバマで結成されたサザン・ロック・デュオ。

メンバーはセッション・ミュージシャンとして活躍していた

「レニー・ルブラン」「ピート・カー」

『ルブラン&カー』

 

1977年に発表された名盤作品

『ミッドナイト・ライト』

AORの曲をどうぞ。夏になると聴きたくなるAOR。

爽やかなハーモニー。哀愁漂うギターのリフ。

やはりこのシーズンには外せないメロディ。

洗練されたシティ・ポップとサザン・ロックの融合。

「フォー・トップス」のヒット曲や、ルーツレゲエ・グループ、スリッカーズのオリジナル。

数多くのレゲエ・アーティストがカヴァーしている軽快なナンバーだったり、

イーグルスの「デスペラード」だったりとお馴染みの曲をカヴァーしているので聞きやすさバツグン。

爽やかなBGMとしてどんなシーンでも活躍してくれる70年代サウンド。

 

 

HI!心呼吸 7月29日(火)

M1>    You’d Be Surprised  /    ジェフリー・コマナー

 

夏休み中です。代打の皆さんに感謝しながら夏を過ごしています。

ありがとうございます。

夏を楽しむ選曲。

60年代後半からソングライターとして活動を始めた『ジェフリー・コマナー』

1976年にリリースした3枚目のアルバム

「ア・ルーモア・イン・ヒズ・オウン・タイム」

イーグルスやその周辺ミュージシャンが多く参加してるアルバムとして有名。

『ジェフリー・コマナー』はまさに職人の渋さ・・・。

僕が「1歳」の時の音楽に感動する訳ですよ…いまだに。

当時大人気だった西海岸のアーティストを迎えて制作された音楽は実に気持いい。

適度に乾いている心地良い風を浴びるような感覚。

「イーグルス」からは「ドン・フェルダー」「ティモシー・シュミット」「ドン・ヘンリー」などが参加しているところでも、イーグルスがお好きな方には間違いなく

刺さるサウンドでしょう♪

職人の魅せる南部の乾いた音楽の演出。

少し鼻にかかった独特の歌声がこの時期にも心地よく残ります。

 

 

 

 

 

M2>       LOVE     /    ジャスティン・ノヅカ

 

来月9月29日で37歳の誕生日を迎える彼。

『ジャスティン・ノヅカ』

 

ニューヨークにて、アメリカ人の母と日本人の父の間に生まれたジャスティン。

3歳のときに両親は離婚。

8歳のときにカナダはトロントに移住。(ちなみに彼は日本語はしゃべれないそうです)

親近感を感じるルックスはもちろん、

音楽のセンスは抜群。

R&Bの影響を受けた幼少期。ソウルフルな歌声を聞かせてくれます。

さてそんな彼のこのアルバム。

全編アコースティックのシンプルな構成。

2010年にリリースされた

『You I Wind Land & Sea』

力強い歌声を聞かせてくれたと思えば、

誠実な真っ直ぐな歌には素朴さも感じられます。

 

日本人の要素は感じないですが、不思議なことに彼の音楽を聴いていると、

自然と落ち着くのは知らないうちに同じ日本人のDNAが反応しているからなのかしら?

 

 

HI!心呼吸 7月28日(月)

M1>  シー・セズ・ザット・シー・ニーズ・ミー  /    ブライアン・ウィルソン

 

今週は夏休みを頂いております。

代打のワイグル・ファミリーの皆さん、今年もありがとうございます。

夏休みっぽい選曲をあえてしていきます。

 

『ブライアン・ウィルソン』

本名「ブライアン・ダグラス・ウィルソン」は言わずと知れた

「ザ・ビーチ・ボーイズの元リーダーにしてボーカル」

残念ながら今年6月に亡くなってしまいました・・・。

 

そんな彼の1998年にリリースされたアルバム

『イマジネーション』

ブラインアンの歌声を思う存分楽しめるアルバム。

夏になると聞きたくなってしまいます。

「ジョー・トーマス」との共同プロデュースで

98年に大ヒットしたソロの3枚目の作品です。

さてジックリと「夏」を楽しもうではありませんか!

夏の風景には彼の声は必需品。

 

 

 

 

 

M2>  トラフィック・イン・フリート・ストリート /  ニック・ヘイワード

 

『ニック・ヘイワード』

80年代に人気を博したイギリスのギター・ポップ・バンド

『ヘアカット100』(Haircut One Hundred)での活躍でも知られるアーティスト

88年にリリースされた

『I LOVE YOU アヴェニュー』

バンド時代の彼らの音楽も綺麗な旋律のものも多く存在していましたが、

この作品はソロとしての活動を始めて3作目に当たる1枚。

日本ではあまりセールスを伸ばすことはなかったようですが、

バンド時代のメロディセンスと、構築された彼の世界観はバッチリ。

あえてヴォーカルを抑え、曲の持つ影をしっかりと表す表現方法。

大人の音楽を聞かせてくれる1枚。

ギターの素朴なイントロからスーッと入り込むヴォーカル。

青白く、少しヒヤッとした空気感。

ノスタルジックで温かな「良い時代」のにおいを感じたりします。

美しい曲は懐かしい気持ちにもしてくれますね。

 

HI!心呼吸 7月24日(木)

M1> Dancin’ Shoes(涙のダンシング・シューズ) /  ナイジェル・オルソン

 

こんな懐かしい1曲を聴きたくなりまして・・・

『ナイジェル・オルソン』

1949年・イギリス生まれのドラマー、シンガーさん。

元々は「エルトン・ジョン」のバンドのドラマーとして活躍して知られているドラマーです。

歌うドラマーは大成しないと云われたりしますが・・・それは嘘。

だってこんな名曲を残していますから。

1979年に発表した通算4枚目のソロ・アルバム

『Nigel』 (涙のダンシング・シューズ)

このアルバムに収録されたのが甘酸っぱいバラードの

「Dancin’ Shoes」(涙のダンシング・シューズ)

全米34位をマーク。爆発的なヒットではなかったものの

この時代にも愛されている名曲です。

AORの数多くの曲の中でもこの曲って耳に残るんです。

参加ミュージシャンも「デヴィッド・フォスター」(キーボード)、

「ポール・デイヴィス」(コーラス、キーボード)「ジェイ・グレイドン」(ギター)

「ブレンダ・ラッセル」(コーラス)・・・豪華すぎるwww

 

 

 

 

 

M2>   Karma Flower  /   ニコラ・コンテ

 

変わってはイタリアを代表するクラブ・ジャズDJ

『ニコラ・コンテ』

現在の新世代ヨーロピアン・ジャズ・ムーヴメントを代表するプロデューサー、

DJ、ギタリストとしても有名な存在。

1995年にレーベル「スケーマ」を立ち上げて、

イタリア国内にクラブ・ジャズ、ラウンジ・ブームを巻き起こした張本人です。

彼のプレイするDJスタイルはボサノヴァ、ジャズを自由に操るスタイル。

そんな彼の本気の純粋ジャズアルバムが2004年にリリースされている

『Other Directions』

ブルーノートから出されているから、またジャズ好きにはテンションが上がります。

純粋な歌ものジャズのプロデュース作品です。

この作品の前でもジャズに特化した作品をリリースしてますが、

よりジャズしている。

美しいブルージャズを楽しませてくれます。

統一された曲たちの「並び」はさすが。

クラブDJの曲の合わせ方、並びにもプロデュースのこだわりを感じます。

拘りというよりもセンスを感じてしまいます。

 

 

HI!心呼吸 7月21日(月)

M1>    I’ve Got A Crush On You  /   チャーリー・ワッツ

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

今週は高校野球の中継ですので短かったり、通常通りだったり・・・。

「Rストーンズ」のドラマー『チャーリー・ワッツ』

昔から魅力的な人ですよね。

オシャレで、ダンディーで。その印象は変わらず。

サラッと来ているTシャツ一つとっても、スーツの着こなし、

生き方などを語ったインタビューを読み終えたときに、

遠い世界の憧れを感じたことを思い出します。

そんな彼の「ジャズ・アルバム」として4枚目にリリースされているのが

1996年にリリースされている

『Long Ago & Far Way』

全編に「バーナード・ファウラー」のヴォーカルをフィーチャーしている美しいアルバム。

バックのオーケストラは24人に拡大。

ゴージャスな音の圧を感じることができます。

スタンダードでいて奥深い1枚です。端正な歌声を後ろでニコニコしながら叩くワッツの表情を想像して聞くことができる。もちろん想像ですw

 

 

 

 

 

M2>      Speak Low   /    フランシス・ウェイン

 

マサチューセッツ州ボストン生まれのジャズ・ヴォーカリスト

『フランシス・ウェイン』

作編曲家で一時代を担った「ニール・ヘフティ」の奥様でいらっしゃいます。

(カウントベイシーの「アトミック ベイシー」の作編曲がこのニール・ヘフティー)

「チャーリー・バーネット」や「ウディ・ハーマン」の楽団でも歌った

「フランシス・ウェイン」の遺作がこの

『THE WARM SOUND』

1957年4月27日 ニューヨークにて録音された作品。

モダン・ジャズの有名スタンダードを多数カヴァーしています。

なんと言っても、このジャケットのデザインはインパクト「大」

ハートのクイーンが憂いを含んだ目でこちらを見つめている。

一度見たら忘れる事はできなくなるデザインでもあります。

さてこの歌声とサウンドは・・・いい。

良き時代のジャズサウンド

レトロのラジオからはこんな曲が流れていたんでしょうねぇ。

気品のあるこんなヴォーカルものは大事におかけしたい。

 

 

HI!心呼吸 7月18日(金)

M1>  (They Long To Be) Close To You  /   トレインチャ

 

今週の締めくくりはこんな2曲に♪

「遙かなる影」(原題:(They Long to Be) Close to You)

たまにジックリと聞きたくなる時ってありますよね。

「バート・バカラック」と「ハル・デイヴィッド」が作った名曲ですが、

カーペンターズのイメージが強い方も多いでしょう。

そんな「バカラック」の名曲を彼女が歌ったアルバムが

2006年にリリースされている

『Look of Love: Burt Bacharach Songbook』

歌うのはオランダ出身の歌姫

『トレインチャ』

オランダといえばアルトサックスで有名な「キャンディ・ダルファー」ですが、

彼女のバンドのボーカリストとして来日の経験もあるシンガー。

このバカラック集はトレインチャの歌声の魅力をスタンダードな曲を歌う事で

証明してくれるような1枚。

その素晴らしい歌声は期待を裏切りません。

 

 

 

 

 

M2>    Hurry Hurry  /   ピーター・ベラスコ

 

今週の締めくくりはこんな曲に。

大好きなアルバム

『Deeper』

アーティストは「インストゥルメンタリスト」・・・。

なんだか怪しき肩書きを持っている

『ピーター・ベラスコ』

このコーナーで何度かこのアルバムから別の曲をお送りしています。

例えば「I’ll Come to You」とか。

 

JAZZ/POPアーティストのほうが分かり易いと思うんですが、

サウンドはまさに和み系。

ジャズのカラーが強いイメージもありますが、R&Bの色も感じるという空気感。

ジャンル分けなんてしなくても良いんですが、分けられない音楽性。

ファルセットを多用したアレンジをしっかりと決めていて、

スムースジャズをお好きな方には、すんなり入っていただける音楽だと思います。

この独特のユルさ、浮遊感。

この暑い夏に必要なユルさだと思うのです。

 

HI!心呼吸 7月17日(木)

M1>    Start Me Up Again  /    Levert (レバート)

 

気づけば7月も半ば・・・

こんな曲でクールダウンはいかがですか?

故「ジェラルド・レヴァート」がリーダーを務めたグループ

『Levert』(レバート)

3枚目のアルバムが1990年にリリースされた

『Just Coolin’』

このアルバムがキッカケでセールスをコンスタントに伸ばしていくキッカケになった彼らの代表的な作品。ジャケットのデザインのこの当時のダサさが最高です。

1990年の頃はクールな印象だったんでしょうけど。

音のほうは「New Jack Swing」を予感させるようなアップ目の曲が前半はメイン。

しかし、このグループの最大の魅力はジワっと聞かせてくれるSlow jam

このベースラインに彼らのコーラスがハマることで

こんなにも気持ちの良いグルーヴを届けてくれる。

いかにも90年代の音質に涙出るくらいクラクラ来ますが、

この気持ちよさを分かってくれたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

M2>  Friend Like You   /    Sammie (サミー)

 

これまた懐かしい1曲を♪

こちらは2000年です。

彼が若干13歳のときにこのアルバム『From The Bottom To The Top』

アルバム・デビューを飾ったのが

『Sammie』

13歳ですよ!この当時。

このアルバム『From the Bottom to the Top』の前には1999年、

12歳の時に発表した「I Like It」という曲もヒットしていて一躍、

アメリカR&B界に新風を巻き起こしたシンガー。

いまではこんな面影は全くない・・・w

現在38歳。

現在の音楽も大人のフレーバーでスウィートな歌声を披露してくれますが、僕はこの時代。

13歳のサミーのこの曲が憎いほど好き。

キッズシンガーとして歌ったこの曲。

いまだにワクワクするんですから。自然とサビが気持ちよくリフレインするんです。

 

HI!心呼吸 7月16日(水)

M1>    Matter Of Time    /   ヘンリー・カポノ

 

ハワイの音楽シーンを代表する男性デュオ『セシリオ&カポノ』の

『ヘンリー・カポノ』

70年代にサーフ・ロック・ミュージシャンとしてデビュー。

ハワイの音楽シーンにおいては外してはならない重要アーティストの1人。

「カラパナ」と並んでハワイアン・ロック界を代表する

実力派デュオとして、高い人気を誇りました。

80年代にはトロピカル・サウンドの担い手として

その活躍は過去にリリースされているアルバムからも十分感じ取ることができます。

ハワイ出身のカポノ、この都会的なセンスはオシャレすぎ。

そのサウンドはハワイのリゾート感たっぷり。

味わい深く、美しいアルバム。

“ライト&メロウ”をテーマに作られてこの『KAPONO』

ジックリと浸れるオリジナル・ナンバーの数々。

1つだけご注意です。

アルバムを通して聞いているとなかなか仕事が捗りません・・・w

 

 

 

 

 

M2>  マハロ・エ・ナ・ホア(オ・ハワイ)  /  Maunalua (マウナルア)

 

もう1曲ハワイアンを続けましょう。

男性三人の美しい声が、耳に流れ込んできます。

ハワイの有名なレストランで演奏していた彼ら。

デビューから快進撃を続ける活躍を魅せます。

レストランでの活躍が認められて2000年には念願のCDをリリース。

それがこのアルバム『マウナルア』

スラック・キー・ギターの「ボビー」、ウクレレの「ブルース」、ベースの「カヒ」

による実力派トリオ『Maunalua』(マウナルア)

特徴のあるファルセット・ヴォイス。

キレのあるギターストローク、このトリオの息の合ったプレイ。

その安定した演奏は数知れずレストランでのパフォーマンスのたまものかも。

一気にファンになってしまいました♪

このデビューアルバムが2001年の「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」で

「ハワイアン・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞してしまうというスターダムを駆け上った彼ら。まさにハワイアンドリームです♪

 

HI!心呼吸 7月15日(火)

M1>   Like A Lover  /    セルジオ・メンデス&ブラジル’66

 

1968年にリリースされた『Sergio Mendes & BRASIL ’66』

3rdアルバム『Look Around』

このアルバムのデザインも粋です。

パステル・カラーに彩られた美しい日傘を広げたジャケット。

この傘が和傘に見える・・・いや和傘だ!

ブラジルのリズムをベースに色とりどりのモダンなアレンジがオシャレ。

「情熱的なラテンのリズムと聴きやすいメロ」

名曲も隠された1枚には数々のドラマも入っています。

「セルジオ・メンデス」と「ブラジル」が世界にボサノバ、サンバを知らしめた。

言うまでもなく数多くのアルバムをリリースしていますが、

この時代のアルバムに戻っていってしまう強さ。

1番キラキラと輝いていたように思うからでしょうか?

ストリングスが全体にアレンジされ、曲をより鮮やかに表現。

小気味よさ、流れるような美しいメロウな曲は贅沢なアレンジと表情豊かです。

 

 

 

 

 

M2>   リズム&ライム  /    Boogaloo(ブーガルー)

 

こちらは1990年代にスウェーデンで結成されたユニット

『ブーガルー』

ラッパーとDJとスタジオ・ミュージシャン/エンジニアというメンバーで

構成されたユニット。

彼らのアルバムが1996年にリリースされています

『ドリアン・グレイ』

彼らのファーストアルバムでもあります。

このオシャレなアレンジはこの時代には斬新でした。今聞いても斬新です。

ラテン、ジャズをベースにその他の音楽のアレンジを巧みに

取り入れているサウンドはライブ感に溢れています。

ジャジーな音楽のベースに違和感のないラップが乗り、グルーヴを自然に生む。

これって今の時代にも十分通用する気がします。

というよりは今の音楽が過去に依存し始めている気もしなくもありませんが・・・。

打ち込みのサンプリングの音は、若干時代を感じてしまいますが、

全体的におしゃれで小粋。スウェーデンの音楽事情の豊かさ。

彼らのこのアルバム以外の音はよくわかりませんが・・・特にこの曲。