HI!心呼吸 7月9日(水)

M1>     Smile   /    ダイアン・リーヴス

 

『ダイアン・リーヴス』

ミシガン州デトロイトで生まれたジャズ・シンガー。

「ダイアナ・クラール」「カサンドラ・ウィルソン」と並んで、

現代のジャズ界で最重要ジャズ・シンガーの一人。

ジャズ好きな僕ですが、この人のアルバムを聴く時はちょっと気合が入る。

彼女の歌唱には、単にジャズという範囲だけではない。

音楽要素の幅が広い。大きい。

このアルバムもそんな1枚。

ジャズはベースにもちろんありますが、楽しみながら色んなジャンルに

真正面から挑戦している感じ。その真っすぐさに僕は気合を入れないと負けてしまう・・・。

疲れてしまう時があるというべきなのか。

1994年にリリースされた『Quiet After the Storm』

中盤に収録された「Smile」

涼しげでもありながらラテンの要素を上手に解釈したメロディ。

湧き上がるような高揚感は聴いていてパワーがみなぎってきます。

 

 

 

 

 

M2>   イッツ・ア・プレジャー  /  シェリー・ブラウン

 

フリー・ソウルのファンの方ならご存知の名曲

『シェリー・ブラウン』

アコースティック・ギターを弾きながら歌う。

その爽やかなスタイルで人気のシンガー。

記念すべき彼女のデビュー1stがこの1981年の作品

『STRAIGHT AHEAD』

このナチュラルなサウンドはフリー・ソウル・ファンの間でも人気の1枚。

このテイスト・・・あの曲に似ていませんか?

そうです「ラヴィン・ユー」を、奥さんである「ミニー・リパートン」とともに生み出したプロデューサー「リチャード・ルドルフ」が、

ミニーの死の後に送り出した渾身の作品。

リチャードの想いもこのアルバムにはイキイキと生きています。

彼女を彷彿とさせる爽やかなサウンドはクロスオーバーしてしまいます。

「パトリース・ラッシェン」「シリータ」がバック・コーラスなどで参加していることも大事なポイントです。弾むような彼女の歌声はこの夏にも鮮やかに映えます♪