M1> アイ・キャント・メイク・ユー・ラヴ・ミー / ロビ・カハカラウ
今週の締めくくりはこの2曲にしてみました。
『ロビ・カハカラウ』
ドイツの地でハワイ人とドイツ人の間に生まれながら「ハワイアン」として
ハワイの文化の継承にあたる人気女性シンガー。
過去にリリースされたアルバムからセレクトされたベスト・アルバム
2001年にリリースされた『Best of Sistah Robi』
1996年度には「ナー・ホークー・ハノハノ・アウォード」(ハワイのグラミー賞)で
「女性ボーカリスト賞」と「アイランド・コンテンポラリー・アルバム賞」という2つの
大賞を受賞した実力と人気の持ち主。
彼女のハワイアンは少し違う。
それは言葉では説明しにくいものですが、ポップな路線も曲の中に入れ込み、
アレンジされた音楽たちはハワイアンの枠を少し広げて、その枠を出ていない。
ルールにはしっかりと従いながら、彼女だから広げられる世界。
その世界を僕たちに聞かせてくれるそんなアーティスト。
特にこの「アイ・キャント・メイク・ユー・ラヴ・ミー」はハワイアン?と思うほど。
でも想像してみてください。波音の近くに流れるラジオからこの曲・・・ハワイアンでしょ?
M2> Your Song~僕の歌は君の歌~ / 岡崎倫典 (りんてん)
今週の締めくくりはこの曲にしてみました。
1996年にリリースされたアルバム『96 鎌倉 FM82.8』から。
アコースティック・ギタリスト
『岡崎倫典』さんのアルバム。
広島県生まれの岡崎倫典(おかざきりんてん)さん。
現在ももちろん積極的にライブ活動を行なうギタリスト。
現在71歳でいらっしゃいます。
彼のサウンドに鎌倉というシチュエーションが似合うというので実現した企画盤のような作品らしい。雨とアジサイが似合う鎌倉。
この時期の鎌倉が好き!という方も多いはず。
カヴァー曲も含まれ、オリジナルナンバーも収録されています。
アコギの音色。
純粋に爽やかで柔らかい音に出会いたい方にはオススメ。
大人のギターは温もりを感じるように温度を持っている。
そんな気持ちになれる1枚。
この穏やかなメロディは、雨降りもイメージできるし、晴れた日のき渡る風も感じられる。