M1> サンバ・ダ・ベンサォン(祝福のサンバ) / ベベウ・ジルベルト
今週の締めくくりはこんな曲に♪
彼女の声は「ヒーリング」幸せになれる歌声。
ボサ・ノヴァ・シンガー「ジョアン・ジルベルト」と「ミウシャ」の娘。
『ベベウ・ジルベルト』
彼女の運命はその偉大なる両親のもとに生まれたこと。
いつだって「その紹介」になってしまう・・・
しかし、彼女のプロフィールを知らずに聴いて頂く事が
一番の聴き方のような気がします。
シンプルに彼女の素晴らしさをプロフィールなんかに惑わされないで。
そんな「ベベウ・ジルベルト」のデビュー・アルバム。
2000年にリリースされた『タント・テンポ 』
このアルバムの雰囲気はどんなシチュエーションでも合うから不思議。
家事をしながら?出勤しながら?
ジメジメしている空気を浄化してくれるみたい。
ベベウのクールで物憂げなヴォーカルが心を落ち着かせてくれます。
古典的なボサ・ノヴァを大切に、洗練されたボッサをどうぞ♪
M2> Home To Heartache(ホーム・トゥ・ハートエイク) /
Sweetmouth (スイートマウス)
今週の締めくくりは♪
まるでマジックにかかったような、聴き込んでしまう音の「波」みたい。
その優しく流れる「波」に身を委ねて、その温もりを感じます。
元「フェアグランド・アトラクション」のコンポーザー
「マーク・E・ネヴィン」と、彼らのオープニングアクトをつとめたこともある
「ブライアン・ケネディ」とのプロジェクトがこの
『スイートマウス』
「スイートマウス」としてはこんなにも美しく手温もりを感じるアルバムなのに、
残念ながらこの1枚のみで終わってしまうんですね。
残念だけど、美しい。
1991年にリリースされた『Goodbye To Songtown』(グッドバイ・トゥ・ソングタウン)
寒い時季にも非常にピッタリなんですが、この初夏に聴きたくなります。
雨の時間、静かな自分だけの時間、そんな時間を彩ってくれます。
上品なアルバム。ケネディの甘い歌声も良い時間を演出してくれます。