HI!心呼吸 6月6日(金)

M1>  I’m All Smiles  /  KENNY DREW JR. (ケニー・ドリュー・ジュニア)

 

偉大なる父の存在が気になっていたりするのかな・・・「JR.」

ピアニスト『ケニー・ドリューJr.』

1989年に録音された

『サード・フェイズ』

この作品には「恋に恋して」「ソウル・アイズ」など代表する素晴らしい曲達が

並んでいます。

評論されていることを読んだりすると、父の存在が大きすぎて今一つ。など厳しい声が多い。

しかし、僕はお父さん「KENNY DREW」について

あまり詳しくないので何とも思わない。というのが実のところ。

この方のピアノが好き。シンプルにそれだけ。

それまでの優雅な路線から、このアルバムでは攻めを感じる。

ゆったりと聞かせたアルバムではなく、

バップをきかせる演奏。それはどこか、偉大なるお父さんの「姿」を

イメージしたのかもしれない。(メロディアスで優しいタッチは親譲り)

ダイナミックな演奏は気持ちを明るくしてくれるようです♪夜のドライブに・・・逃避行。

 

 

 

 

 

M2>   begin the beguine (ビギン・ザ・ビギン) /   トム・ジョーンズ

 

イギリス出身のポピュラー・シンガー。

ダイナミックでソウルフル。

その歌唱力で人気を博したボーカリスト。

『トム・ジョーンズ』

トム・ジョーンズといえば、皆さんはどの曲を思い出しますか?

「よくあることさ」「恋はメキ・メキ」「最後の恋」とか・・・たくさんありますよね。

僕も「よくあることさ」(It’s Not Unusual)も大好き。

ドライブ・ソングとしてもピッタリですよね。

しかし、今日はこんな古い作品から選んでみました。

1966年の作品『From the Heart』

ジャズのスタンダードナンバーのカバー『ビギン・ザ・ビギン』

トム・ジョーンズは過去にいろんなジャンルの曲を歌い、

ヒットさせてきていますが、特にこの曲は色んなベスト盤でも披露しています。

熟年の味。

アダルティな雰囲気に逃避行。

HI!心呼吸 6月5日(木)

M1>   ミー・アズ・ヘレン・オブ・トロイ /   CINNAMON (シナモン)

 

今週の締めくくりはこんな2曲に♪

スウェーデンに逃避行と行きましょう。

スウェーデンの「ソープ・レーベル」から登場したポップ・トリオ

『シナモン』

1995年のデビューアルバム『サマー・メディテイション』

「カーディガンズ」や「トーレ ヨハンソン」などの流れとはちょっと違う。

シナモンはアコースティックサウンドを多く取り入れているサウンドを聞かせてくれます。

少女声のヴォーカルが非常に心地良い。

ウィスパーボイスで聞かせてくれるスウェディッシュ・サウンド。

スウェディッシュ・ポップって・・・と思われるかもしれませんが、

良すぎたんだですよね。

この時代には早かったかもしれない「シナモン」

今聞いても違和感ない。

ネオアコとエレポップをうまい具合にブレンド。

そしてロマンチックに。その間の辺りが丁度いい。

 

 

 

 

 

M2>   See The Lights   /   シンプル・マインズ

 

今週の締めはスコットランドに逃避行♪

1977年に結成されたスコットランドのロックバンド

『シンプル・マインズ』

1979年にデビューを飾り、80年代にはアメリカでも大ブレイクを果たしたバンド。

懐かしいサウンド。

彼らの1991年にリリースされたアルバム

『Real Life』(2002年にリマスター盤がリリースされている)

シンプル・マインズと言えばアルバム

「Once Upon a Time 」などのビッグヒットが印象的。

ですが、この当時のバンドサウンドには少し変化が現れます。

メンバーの脱退などの変化に伴って、バンドサウンド自体の

ニュアンスが変わったアルバム。

ヴォーカルの「ジム・カー」とドラム、シンセのバランスなどは全盛期の勢いよりも、

味が出て、バンドの渋みも増しています。

大人のバンドの味わい。同時期にU2 などと一緒に世界の音楽シーンを席巻した音です♪

 

 

HI!心呼吸 6月4日(水)

M1>  Old Before My Time /  オールマン・ブラザース・バンド

 

どこかへ逃避行をテーマの今週。

初夏のシーズンにアメリカ南部にカラッっとさを求めて参りますか。

『Allman Brothers Band』(オールマン・ブラザース・バンド)

アメリカ南部特有の土着サウンド「サザンロック」の代表的バンド。

カントリー・ミュージックの持つ明るく大らかな感覚と

即興演奏的な音楽性などを取り込んで独自のスタイルを確立したレジェンド・バンド。

2003年にリリースされたアルバム

『Hittin‘the Note』

最高の出来との呼び声高き1枚から1曲。

何度かの解散、再結成を繰り返したバンドですが、

結成時のツインドラム、ツインギターの構成で9年振りの

スタジオ録音盤として完成させたのがこの1枚。

若きメンバーの加入、メンバーの復帰などで若返って、

オールマンの初期のツインギターのスタイルになり、

初期の彼等のサウンドのようなブルージーな演奏を聞かせてくれます。シブい!

 

 

 

 

 

M2>    Not Myself  /   ジョン・メイヤー

 

かなりシブい「Allman Brothers Band」を聴いた後に少しラフな歌声も。

スモーキーな歌声はリゾートも想像させてくれます。

2002年に発表したデビュー・アルバム

『ルーム・フォー・スクエア』

何と言っても、デビュー盤とは思えないほど堂々たる出来はまさに秀逸。

ベテランの風格も感じますが、歌詞は爽やかだったり。

その絶妙なバランスがファンを虜にするんでしょうね。

スモーキーなヴォーカル。

キレッキレのギター・プレイ。

そして何よりキャッチーなソング・ライティングは流石。

これがデビューですから。

20数年たった今でも彼の曲にお世話になっているわけですから。

センスの塊。

今日は「Nor Myself」をどうぞ。

アルバム全体としても完成度。何度きいても惚れ惚れしちゃう『ジョン・メイヤー』

 

HI!心呼吸 6月3日(火)

M1>   ゾーズ・アイズ /   オータサン (Ohta-San  HERB OHTA)

 

「逃避行」ハワイに行きたい・・・次はいつ行けるのかしら。

『ハーブ・オオタ』さん。

ハワイ出身で日系二世のハーフでいらっしゃる、

世界的なウクレレ奏者。

【OHTA-SAN】(オータサン)の愛称で愛され、

「ウクレレの神様」とも言われる方。

そんなオータサンのフル・アルバムが

2003年にリリースされた

『レイン・フォレスト~オータサン作品集』

ウクレレの音色が好きという方にはゆっくりと穏やかな子のウクレレの音色を

聴いてもらいたい。これからのシーズンに向けて予習はいかが?

リゾート感たっぷりという音色ももちろん気持ちいいんですが、

ウクレレの別世界の音を楽しませてくれる。

ポップスや、ボサノバなど、ウクレレを純粋に楽器として、

いろんなジャンルにチャレンジ。

そんな姿と音色は色んな時代を超えてきた強さと優しさに溢れています。

 

 

 

 

 

M2>   Loca por Ti(ロカ・ポル・チ)  / シャキーラ

 

『Shakira』(シャキーラ)さんです。

ハワイアンの音に変わってコロンビアに逃避行。

13歳で「ソニー・コロンビア」と契約し、アルバム1995年の

『裸足のままで』が大ヒット♪

「ホウェンネヴァー、ホウェアエヴァー」で全世界デビューを果たした歌姫。

僕が初めて知ったのはデビュー当時。

1995年の「Estoy Aquí」(エストイ・アキ)が出合い。

ブラジル人のDJから教えてもらったこの曲は今でもキュンキュンする1曲。

そんな彼女の2014年の作品

『シャキーラ』

ラテンのフレーバーがお好きな方にはおススメの1枚。

このアルバムからはこのミディアムな1曲がおススメ。

『ロカ・ポル・チ』(スペイン語であなたに夢中の意味)

スペイン語で歌い上げるこのバラード。

情熱的に美しい1曲です♪ラテンが似合うシーズンもあと少し♪

 

HI!心呼吸 6月2日(月)

M1>   What You Won’t Do for Love  /   GO WEST

 

6月のこのコーナーもよろしくお願いいたします♪

「ピーター・コックス」「リチャード・ドラミー」からなる

イギリスのポップデュオ『GO WEST』

80年代のイギリスを代表する2人のサウンド。

正直イギリスの匂いを全く感じません。

アメリカの西海岸の空気感を存分に感じさせてくれるから不思議。

何と言っても、彼らのインパクトは「ピーター・コックス」の声。

ハスキーで少し陰りを感じながらウェッティな歌声を披露してくれます。

そこに本気を感じるAORバリバリのサウンド。

完成度が非常に高い1枚でもあります。

1992年にリリースされた

『Indian Summer』

これからのシーズンには外せない大好きな1枚です。

この5曲目の「風のシルエット」6曲目の「king of wishful thinking・・・」

良い曲ばかりです。このアルバムは晴れたドライブにはマストのアルバムだと断言♪

 

 

 

 

 

M2>    Shifting Sands  /    デビー・ラン

 

6月もスタート。梅雨時期のこのジメジメした気候を快適に♪

どこかに気分だけでも逃避行したくなるようなイメージで。

続いてはこんな1曲。

「ウッドストック」で活動したシンガー・ソングライター

『デビー・ラン』

彼女のソロ・デビュー作がこの1994年にリリースされたアルバム

『Looking For The World』

もともと彼女は南アフリカ出身のシンガー・ソングライター。

その才能を「ロビー・デュプリー」に見いだされてデビューを飾ります。

デビュー以前はロビー・デュプリーのレコーディング・メンバーとして活動。

バッキング・コーラス、キーボードなどでの経験が、

このアルバムでのAORサウンドの原型なのかも。

どこか切ない陰りを感じるサウンド。

彼女の甘い少しハスキーな声にもフィットします。

ドライブのシーンにもこのアルバムはクセもなくおススメ。