M1> 時がたてば / THE BOOM
今週の締めくくりはこの2曲にしてみました。
今日は「宮沢和史」さんの声をゆっくりと聴くことにしましょう。
『THE BOOM』1980年代末から1990年代にかけて多くのヒット曲を生み出し、
日本の音楽シーンで重要な存在であり続けたバンド。
特に沖縄の音楽を取り入れたスタイルとメッセージ性の強い歌詞は
多くのリスナーの支持を集めます。
1996年5月22日にリリースされた18枚目のシングル
『時がたてば』
この1曲もバンド活動の集大成として位置づけられる1曲。
1996年5月22日に発表した18枚目のシングル。
1999年までの活動休止前の最後のシングルでもあります。
1999年にリリースされた『Singles +』ベスト盤にも
もちろん収録されていますが、今こうして聞いていると自分の過ごしてきた
時間と交じり合って不思議な感動が重なるんです。
まさに「時がたてば」自分と向き合うことができる。
そんな事を教えてくれていた曲なんだなぁって。
M2> からたち野道 ~35ver.~ / 宮沢和史
1986年にTHE BOOMとしてデビュー、
その後沖縄の文化や芸術に関わる活動もおこなっている『宮沢和史』さん。
音楽生活35周年を迎えたのは昨年2024年。
それを記念したアルバム
『〜35〜』
宮沢さんの豪華な音楽仲間をゲストに迎えて制作された1枚、
今までを総括するような1枚です。
幅広い世代のアーティストとのコラボレーションは
宮沢さんのアプローチの柔軟さ、そしてこれからも前進するパワーを感じることができます。35年という活動期間のなかで培ったもの。今の宮沢さんを紹介してくれるような。
宮沢さんの生き様が表れるようです。
今までの楽曲が、世代を超えたゲストの方との共演で、
違った角度からのアプローチによって生まれ変わります。
この曲は「坂本美雨」さんと。「彼女が小学生の頃から知っているんですけど、どの曲にしようか?と最後まで悩んだのですがこの曲に決めました。」
レコーディングではピアノと二胡と津軽三味線。普段では聞けない編成で楽しめます。