M1> Have No Roots / Dr.ロバート
『Dr. Robert』
1980年代「スタイル・カウンシル」の最大のライバルだったのが「ブロウ・モンキーズ」。
スコットランド出身の4人組です。
『Dr.ロバート』(ギター&ボーカル)を中心に81年に結成された
ベースとドラムとサックスという少々変わった編成のバンド。
そのリーダー『Dr.ロバート』による初ソロ・アルバムがこれ。
1994年にリリースされた
『Realms Of Gold』
アコースティックの清々しい響き。ソウル・サウンドが何ともクールです。
ナチュラル系のサウンドがお好きな方にはおススメ。
ソウルフルな歌声とのサウンドの愛称はバツグン。
何度でも聴いて心地よくなれる歌声はスタカンのライバルだったことを実証してくれるよう。この音楽が気に入ったら、
どうぞ「ブロウ・モンキーズ」の作品も聴いてみては?
後期は強い打ち込み系の印象が濃いですが、バンドの中期にも顔を見せたアコースティックなサウンドをこのソロでは前面に出しています。
M2> スウィート P / タック・アンドレス
今日はギターの美しい音色を楽しみますかね?
この方のギターは個性があってハッキリと彼のギターって分かる気がするんです。
アメリカのジャズ・デュオ「タック&パティ」
そのギタリストがこの方『タック・アンドレス』
1990年にリリースされたソロアルバム『虹の彼方へ』
タックの驚異的なテクニックを思う存分楽しめる1枚です。
ベース、リズムはもちろんメロディを一体化した演奏技術は個性的。
その演奏はパートナーの「パティ」の歌声を引き立てるように、
バックでいかにすれば邪魔にならないかを考えた結果だそうです♪
相手のことを想う演奏は、聴いている僕らをも気持よくさせてくれます。
原曲のメロディーを忠実に演奏しているためか、
耳障りが良いのが特徴。
マイケル・ジャクソン『マン・イン・ザ・ミラー』などスタンダードを
超絶なギターテクニックで楽しませてくれます♪
「スウィート P」の独特のリズムは今も新鮮に聞こえてきます。