HI!心呼吸 6月29日(金)

M1>  ヘヴン・イン・マイ・ウーマンズ・アイズ /  トレイシー・バード

 

今週の締めくくりは大好きなカントリーから1曲♪

オールド・スクールなカントリーを聞かせてくれる

「トレイシー・バード」

1966年テキサス生まれの彼。

1990年代にヒット曲を連発します♪

例えば1992年の「Holdin’ Heaven」は一躍人気者になったキッカケの曲でしょう♪

幅広い世代から人気を経たアーティストです。

オールド・スクールな(古典的な分かり易い)カントリーを丁寧に聞かせてくれるかれの魅力は歯切れのよいヴォーカルとシンプルなアレンジは聴いていて爽快です。

 

1995年のサード・アルバム 『ラヴ・レッスンズ』

軽快なビートを持ったカントリー・ソングがレパートリの中心。

中にはムードたっぷりのバラードも聞かせてくれます♪

こんなカントリーをBGMにキャンプに出掛けて、

ランプの光の下でお酒なんかを飲む・・・。

最高です!

幅広いカントリー・ファンにお勧め♪。

さてキャンプの準備でもしましょうかね♪

 

 

M2>   NO OTHER WOMAN  /  マット・ビアンコ

 

今週のラストは1995年繋がりのこちら♪

「マット・ビアンコ」

このシーズンになるとこのサウンドは心躍ります♪

1995年の『Gran Via』

このタイミングで発表されたオシャレなアレンジ、ファンク、サルサ、サンバ、ボサノヴァ、アシッドジャズ、ハウス・・・。

いろんなジャンルの音楽を思いのままにアレンジしたいた印象です。

このアルバムから懐かしい「NO OTHER WOMAN」

ミディアム・テンポの大人のサマーチューン。

洒落とります♪

あらゆる音楽スタイルを吸収し続けているマット・ビアンコ。

進化を遂げている現在の音もチェックして頂きたい。

実は1986年にリリースされた 2nd アルバム以降「マーク・ライリー」と長い間パートナーとして支えてきた盟友の「マーク・フィッシャー」が2016年に死去され、その悲しみを乗り越えた2017年の「GRAVITY」はJAZZにこだわった大人の1枚。

こちらもおススメ♪

もうすぐ夏!6月のこのコーナーもありがとうございました♪

HI!心呼吸 6月28日(木)

M1>   Friendly Pressure   /         ジェリーサ

 

この独特な音楽世界はやはり並ではない。

ミシシッピ州のシンガー一家に生まれ、長年ロンドンを拠点に活動。

アフリカやブラジルの旅を経て、故郷アメリカに戻って活動をするアーティストです。

お姉ちゃんがインコグニートのパメラ・アンダーソンだったり、

おじさんがジェームス・ブラウンとの活動で知られるボビー・バードだったりと、

音楽環境が抜群の中で成長した彼女。

決して「アンダーソン」と名乗らない。

その七光りには頼らない彼女のスタイル。

彼女はアメリカの音楽業界に失望してイギリスにわたり、

デビューのきっかけを手にする。

アコースティックの柔らかなサウンドに彼女のリラックスした歌声が乗ると、新しいジャンルのような新鮮さを届けてくれます。

1995年に発売されたリミックスアルバム

『Galactica Moods』(ギャラクティカ・ムーズ~アコースティック・セッションズ)

その天性の歌声をじっくりと楽しめるこのリミックスアルバムをどうぞ♪

色褪せません。ジェリーサのこのハスキーボイスはヤバすぎます。

 

 

M2> オーバー・ザ・レインボー(虹の彼方に) / グレース・ヴァンダーウォール

 

2004年1月15日。

これが何の日にちか分かりますか?

「グレース・ヴァンダ―ウォール」の誕生日です♪(14歳)

彼女は数々のスターを生んだアメリカンズ・ゴット・タレントの優勝者。

当時、なんと弱冠12歳にして楽曲は全て本人によるオリジナルだというから驚きです。

その堂々としたステージ、歌声は大物プロデューサーも舌を巻いたんです。

信じがたいのですが、わずか13歳にしてこの歌唱力です。因みに同級生には歌をうたっていることは言ってなかったんだそうですよ。だからテレビを見てビックリ!

今では世界中でビックリ!サプラーイズ!

2017年『Just the Beginning』

日本盤にボーナストラックとして収録されたこのスタンダードのカヴァー。

何度聞いても信じられない。

少しハスキーな声質と、あどけなさが残るルックス。そのギャップと才能に溢れた凄味。

今後が楽しみですね♪

今からチェックしておきましょう♪

彼女が口を開けば唖然としてしまうこの感じ。ヤバいですよね。

HI!心呼吸 6月27日(水)

M1>  ハヴ・ノー・ルーツ  /    Dr.ロバート

 

1980年代「スタイル・カウンシル」の最大のライバルだったのが「ブロウ・モンキーズ」。

スコットランド出身の4人組です。

ドクター・ロバート(ギター&ボーカル)を中心に81年に結成されたベースとドラムとサックスという少々変わった編成のバンド。

そのリーダー『Dr.ロバート』による初ソロ・アルバムがこれ。

1994年にリリースされた「Realms Of Gold」

 

アコースティックの清々しい響き。

ソウルサウンドが何ともクールです。

ナチュラル系のサウンドがお好きな方にはおススメです。

ソウルフルな歌声とのサウンドの愛称はバツグン。

何度でも聴いて心地よくなれる歌声はスタカンのライバルだったことを実証してくれます。

この音楽が気に入ったら、

どうぞ「ブロウモンキーズ」の作品も聴いてみてはいかがでしょう?

後期は強い打ち込み系の印象が濃いですが、バンドの中期にも顔を見せたアコースティックなサウンドをこのソロでは前面に♪

ドクター・ロバートの歌唱を堪能できます♪アーシーサウンドは素晴らしい♪

 

 

M2>  More Than I Can Say (星影のバラード) /  レオ・セイヤー

 

1948年イギリス出身。

数多くのヒット曲を世に放った「レオ・セイヤー」

御年70才でいらっしゃいます♪

1970年代に放った名曲の数々・・・

1973年「Show must go on」(道化師の孤独)1974年「One man band」

「You make me feel like dancing」(恋の魔法使い)

「When I need you」(はるかなる想い)など今でも胸キュンなサウンドを残してくれました。

そんな彼の80年の大ヒットナンバーがこの「星影のバラード」♪

因みに全英・全米ともに2位をマーク♪

元々は『ボビー・ヴィー』の61年のヒット曲のカヴァーで大ヒットになったんですよね。

1980年代を代表する名曲の1つでしょう。

美しいリズムに乗って心地いセイヤーの歌声♪

感動的なバラードもしかり、多彩なヴォーカルスタイルはこの時代にも求められている気がします。

今聞いても胸の奥がキュンキュンするこのメロディは一体・・・。

あえて80年代が素晴らしいと実感しますね♪

HI!心呼吸 6月26日(火)

M1>  ムーヴ・トゥゲザー  /   ジェイムス・ベイ

 

2006年のアルバム『カオス&ザ・カーム』

「JamesBay」イギリス出身のシンガー・ソング・ライター。

ギターに熱中し始めたのは11歳頃。

長い間、美術を学びたいと思いがあった彼が音楽にシフトしてくれて本当に良かった。

こんな美しい音楽に出会えたんですから。

彼は16歳の頃にはバンドではなくソロとして自分の曲をパブで歌い始めていたそう。

美術の才能も秘めながら音楽を操る。

その雰囲気は画家としての才能も発揮するように未知。

将来的にはアートの世界でも活躍していくんでしょうね。

才能は裏切らない。そんな羨ましさもありながら彼の歌声が恋しくなる瞬間があるんです。

まだ27才の彼のデビュー当時の声を。

粗削りのようで完成しているメロディセンス。

洋楽が苦手という方にも聴いてほしい。

詞の内容なんてどうでもいい。彼の歌には通じる力があるんです。

このアルバムを聞いて音楽の価値観も変わってしまうかも♪

 

 

M2>  ホエア・ワー・ユー・イン・ザ・モーニング? /  ショーン・メンデス

 

彼も今年の夏にサマソニにやってきます♪

こんな新譜からも選曲です♪

最近よく聞いている作品です。

カナダトロント出身のシンガー・ソング・ライター。

1998年8月8日生まれの「19歳」です。

そして「モデル」としての顔をもつ『ショーン・メンデス』

セレブリティの彼の才能は既に開花!

イギリス・エリザベス女王の誕生日祝賀コンサートへの出演、

米Time誌が毎年発表している恒例企画「世界で最も影響力のある100人」の2018年版リスト入りなど、世界が注目する「ショーン・メンデス」

の2年ぶりの新作です。

セルフ・タイトル『ショーン・メンデス』5月にリリースされたばかり。

日本にいる愛しい人へ宛てた新曲「Lost In Japan」などを含む14曲収録♪

柔らかなメロディセンスはしなやかでもあり、癖になる中毒性も兼ね備えています。

まだ19才って・・・凄すぎません?僕は昨日で43才wwwwww・・・ww。

HI!心呼吸 6月25日(月)

M1>  マイ・マインド・イズ・フォー・セール /  ジャック・ジョンソン

 

今週は僕にとって大切な1週間。今日で43才の誕生日を迎えた僕の好きな音を集めました。良ければお付き合いください。

まずは『ジャック・ジョンソン』

ハワイ・オアフ島のノースショアに生まれた僕と同じ年の43才。

彼は先月5月にバースデイを迎えていますけど。

2014年のフジロックフェスティバルではヘッドライナーとして出演し、見事最終日のメインステージで大トリを務めあげたアーティスト。今年のフジロックにも参戦が決定♪

同じ人が世界を魅了し、自分も好きな音を追及し、パフォーマンスして感動させ、海を愛し、サーファーとしてのライフスタイルを守る・・・。

理想でしょ?同じ年でやっている人がいる。それだけでも刺激を受けるんです。

刺激を感じながら43才を邁進していこう!と願いを込めて。

『オール・ザ・ライト・アバブ・イット・トゥー』

2017年にリリースされた最新アルバム。

1年で彼のベース、ハワイのスタジオでレコーディングされ、ほとんどの楽器を彼自身が演奏したという意欲作。

ただ力が抜け、自分のスタイルを真っ直ぐに表現したアルバムは自然と気持ちい♪

詞の内容はピースフルではないけど、そこがまた良いんです♪

 

 

M2>  アウト・オブ・マイ・マインド (ボーナス・トラック) /  コルビー・キャレイ

 

パワーがあってナチュラル♪

健康美♪美しい方だなぁ♪と思ったなぁ。

2009年リリースの「Breakthrough」(Breakthrough⧺7)このアルバムがキッカケで♪

カルフォルニア出身のシンガー・ソング・ライター『コルビー・キャレイ』

「海の似合う可愛い女の子」というのがデビュー当時のコルビーの印象でしたが、

この2枚目には可愛さよりも大人の女性の美しさが光ります。

メロディアスなポップやアコースティックのサウンドが聞きたい方にはおススメ!

この夏もお世話になりそうです。

6月も最終週。

夏をイメージする曲が頭をグルグル。

あえてこの2枚目が好きなのは、デビューアルバムのプレッシャーを彼女はシンプルな曲で勝負しているというところ。

普通のポップスとしてもすごくいいメロディだったりする曲もあるので、

またしばらく聴き続けることになりそう。

優しいナチュラル・スマイルは健在。

早く夏が来ないかなぁ♪

やっぱり彼女の魅力を感じられる1枚から、ボーナストラックに収録の曲を♪

HI!心呼吸 6月22日(金)

M1>   Ocean Deep  /   クリフ・リチャード

 

今週の締めくくりはこんな曲にしてみました♪

英国のエルヴィスとも言われた国民的シンガー「クリフ・リチャード」

現在77才です。

数多くのヒット曲を世に放ったお方。

今日は1983年にリリースされた『Silver』から。

この年、全英アルバム・チャート7位を記録・ゴールドディスクにも輝いた1枚。

ハスキーな歌声が全体を覆い、聴く人を包み込む包容力を感じる。

アダルティな味わい深い1枚です♪

そしてこのアルバムからお送りしたのは哀愁漂う美しいバラード

「Ocean Deep」♪

やはり英国のエルヴィスと呼ばれたお方。

この時代の歌声が今でも心を鷲掴みにします。

味わう歌。何度でも聴いていたい曲。

今だからこそLP盤で聴きたくなっちゃう。

2002年にはリマスタリングが発売されています。良い音でどうぞ♪

 

 

M2>  TO HEAR YOU SAY YOU’RE MINE /  キャンディ・ステイトン

 

さて今週の締めくくりはこんな幸せな曲で締めくくりです♪

アラバマ出身、ソウル、ゴスペルをベースに

多くの名作を残してくれた女性シンガー

「キャンディ・ステイトン」(Candi Station)

サザン・レディ・ソウルの金字塔♪

そんな作品から1曲お送りします♪

ソウル、カントリーが見事に融合したサウンドは程よい甘さが丁度いい♪

1971年にリリースされた2nd「STAND BY YOUR MAN」から

「TO HEAR YOU SAY YOU’RE MINE」

キャンディの甘さと、ディープな歌声は癖になる。

そのハマったらなかなか抜け出せない魅力。

南部独特ともいうべき少し土臭さ、乾燥した音のこくは日本ではなかなか味わうことができない世界。

この名盤でジックリとお楽しみください♪

梅雨時期に聞くからまた良かったりするんですよね♪

この大傑作で心の中をピースフルに♪今週もありがとうございました♪

HI!心呼吸 6月21日(木)

M1>  サンバ・ダ・ベンサォン(祝福のサンバ) / ベベウ・ジルベルト

 

彼女の声はもはやヒーリング♪

幸せになれる歌声♪ボサ・ノヴァ・シンガー「ジョアン・ジルベルト」と「ミウシャ」の娘。「ベベウ・ジルベルト」

彼女の運命はその偉大なる両親のもとに生まれたこと。

いつだってその紹介になってしまう。

しかし、彼女のプロフィールを知らずに聴いて頂く事が一番の聴き方のような気がします。

シンプルに彼女の素晴らしさをプロフィールなんかに惑わされないで欲しいから♪

そんな「ベベウ・ジルベルト」のデビュー・アルバムがこちら。

2000年にリリースされた『タント・テンポ 』

このシーズンのBGMとしても最高ですが、このアルバムの雰囲気はどんなシチュエーションでも合うから不思議。

家事をしながら?出勤しながら?(ワイグルは聞いてほしいけどw)

ベベウのクールで物憂げなヴォーカルが心を落ち着かせてくれます。

基本はアコースティックですが、打ち込みのエレクトロニカ・サウンドも収録。

古典的なボサ・ノヴァを大切に、洗練されたボッサ♪

やはり、この曲「Samba da Ben”o」(サンバ・ダ・ベンサォン)は見事なカヴァー。

さぁ、心地よく過ごすためにもこのサウンドは必需品♪

 

 

M2>  ベン・キ・シ・キス  /   マリーザ・モンチ

 

本名「マリーザ・デ・アゼヴェード・モンチ」

『マリーザ・モンチ』

ブラジル音楽をお好きな方にはお馴染みの方でしょう。

リオデジャネイロ出身、ボサ・ノヴァ・シンガーとしてベベウと共に牽引する存在♪

現在50才♪

そんな彼女の1989年にリリースされた『マリーザ・モンチ』

ダブルプラチナディスクのヒット作は彼女のデビュー作です。

「コミーダ」「ショコラッチ」「さりげない毎日」などスタンダードのジャズの名曲を切なく美しくカヴァーしてくれます♪

それもホンワカとした空気感は彼女だけのなせる業かもしれません。

しかしこれがデビュー作ですから!驚きです。

今日はその中から「ベン・キ・シ・キス」♪

伝統的なサンバ、ロックなどを融合してジャンルを超えたといわれるその実力をこのアルバムでも堪能できます。

この1枚も是非リビングや、車の中でもお楽しみいただきたいのですよ!

HI!心呼吸 6月20日(水)

M1>  The Sound Of North America /   ザ・ビューティフル・サウス

 

「ザ・ビューティフル・サウス」は1989年に結成されたイギリスのロックバンド。

ソフトなタッチのアコースティック・サウンドがベースにありますが、

予想外な曲のポップさとか、優しい歌声に反してのドギツイ歌詞があったりして

そのギャップも特徴のバンドでしょうか。

今日はそんな彼らの1997年にリリースされた

「Blue Is The Colour」(ブルー・イズ・ザ・カラー)から1曲♪

このアルバムの前のアルバムはイギリスで230万枚を売り上げたというヒット作。

この1枚も代表作品として僕はお気に入りです♪

切ない美しいメロディに、ソウル度が増したようなサウンドをプラス。

そこに饒舌な歌声がのります。

しっかりと構成された作品はアメリカにはないクールさだったり、

イギリスの本質を感じるようなシットリ感みたいなものを感じます。

こんな曲が書けるっていう強さ。

芯が通った曲の真摯さ。

だいぶ好きだな。僕、このアルバム。

なんで好きなんだろうと考えると、ポール・ウェラー、ノーマン・クックが関係している音楽だからと気づく。だからポールもクックも凄いんですよね・・・。

 

 

M2>   Can’t Hide Love /   カーメン・マクレエ

 

「カーメン・マクレエ」

アメリカの女性ジャズ歌手、ピアニスト。

「20世紀において最も影響力の大きなジャズボーカリストの1人」

晩年は喫煙による影響で歌う事が出来なくなってしまうんですよね・・・。

さて本日は彼女の1976年にリリースされた『Can’t Hide Love』

ちなみにアルバムタイトル曲お送りした「Can’t Hide Love」は

そうです!1975年のヒット曲「Earth,Wind&Fire」のカバー曲です♪

滑らかなJazzyなカバー。

でも大袈裟でもなく、でもシンプルなカバーでもなく、

センスが素晴らしいアレンジで聞かせてくれます♪

この表題曲だけでないのもこのアルバムが名盤と呼ばれる要因でしょう。

バック・ミュージシャンをざっとご紹介。ハーヴィー・メイソン(Dr)、デイブ・グルーシン(Ky)、ジョー・サンプル(Ky)等・・・今ではありえないほど豪華。

そんなバックを従えて彼女の親しみのあるハスキーな歌声で聞かせる名曲。

リリースされた翌年にジャジーにアレンジしてしまう大胆さ!

BGMにもってこい!

どうぞ幅広い表現力で感動を覚えるベテラン・ジャズ・シンガーをご堪能あれ♪オレ!

HI!心呼吸 6月19日(火)

M1>  テーブル・フォー・ワン  /   リズ・フェア

 

2005年にリリースされた5thのアルバム「Somebody’s Miracle」

アメリカの女性ロッカー「リズ・フェア」

このアルバムの前作では「アヴリル風」などと言われていましたが、

確かにそんな作品だったかも・・・(正直このアルバムが良いため、前作に興味がない・・・)このアルバムではすべてが抑え気味。

その抑え気味が良い風合いを醸し出しています。

ギターも過激なプレイも抑え気味。

大人のロックを聴かせてくれます♪

シェリル・クロウやテイラー・スウィフトがお好きな方にはピンと反応してくれる。

そんな音が楽しめると思います。

ベーシックはカントリーが流れます。僕はそのベースに寄り添いながら、ボーカルがシャウトなし、こぶしもない。

しっかりと伝えようとしている彼女の丁寧な歌声に好印象を持っています。

特にこの曲なんてピースフルでしょ。

語り掛けるように歌う「テーブル・フォー・ワン」♪

テーブルについてゆっくりコーヒーを・・・リラックスできますわ~♪

 

 

M2>   サムシング・ニュー  /   スザンナ・ホフス

 

1980年代を代表するアメリカの女性バンド「バングルス」

その「バングルス」の看板姉さんが『スザンナ・ホフス』

そんな彼女の初のソロ・アルバムがこの1991年にリリースされた

「When You’re a Boy」(ボーイの誘惑)

バングルスのイメージを一度外して、少しAORをプラス。

しかしきめ細やかで繊細。ストリングスを起用しているので音の幅も広がって面白味もある。

久しぶりに聴いてみるとやはり名盤だと思います♪

そしてなにより、彼女の歌声に耳が集中してしまいます。

バングルスの頃も彼女の声を聴くために聴いていたのかもしれないなぁ。

キュートなのにややハスキー。

少し冷たい印象もある彼女の声がこのアルバムでも堪能できます。

バングルスが無期限の活動休止状態に入った1991年。

バンドの音。ガレージロックの色をだいぶ抑えて作られた1枚。

「サムシング・ニュー」この曲なんてバングルス?そんなのもう知らない。

彼女の声で十分と満足感を与えてくれます♪気持ちいいわ~♪

HI!心呼吸 6月18日(月)

M1>   トラスト・サムボディ  /  ジャック・テンプチン

 

今週のこのHi!心呼吸はテーマは「ピースフル」♪

先週は米朝首脳会談が行われ、世界中が「ピースフル」を考えましたよね。僕もその一人。

そんな今週はこんな曲から♪

イーグルスの「Peaceful Easy Feeling」などの作者としても知られるシンガー・ソング・ライターの『ジャック・テンプチン』

この方の音楽はイーグルスよりもさらにピースフル♪

1997年にリリースされている『ピースフル・イージー・フィーリング~ザ・ベスト・オブ・ジャック・テンプチン』ベスト盤には彼の優しく滑らかな曲達が収録されています♪

1960年代後半からロサンゼルスでシンガー・ソング・ライターとして活動していたジャック・テンプチン。そんなテンプチンとグレン・フライ、J.D.サウザー、トム・ウェイツらとの交流が始まったのはこの時期らしい。

以後彼らの友情は続きながら時代をリードしていくんですね。

下積みの時代を友と過ごす、そこから生まれる名曲たち。

ドラマですね。この「トラスト・サムボディ」はアルバムの中でも地味目の曲ですが、重要な存在感を示しています♪

 

 

M2>  アイム・ジャスト・ミー  /  ヴィクター・デイヴィス

 

ロンドン生まれ。

音楽に幼い頃から親しんだギター・ヴォーカリスト「ヴィクター・デイヴィス」

90年代初頭にはソングライターとして活動をスタート。

しかし、自分のやりたいこととは違うと、違う道へのチャレンジが始まります。

そんな中、自ら作った曲がレーベルのコンピレーションに収録されることに。

そのコンプレーションでデイヴィスの音楽の転機が訪れるんです♪

その曲は「Runaway Train」が評判になり、日本のレーベルも目をつけます。

そして2001年にリリースされたデビューアルバムがこの「Victor Davies」

そのソウルともブラジルでも、フォークでもない。

すでに自分の音楽世界を作ってしまっている。

その堂々たるスタイルに一気にファンになってしまう♪

そんな作品でした。

細かなところに繊細さが垣間見える。

でもデリケート過ぎない。

聴いていると心が落ち着くサウンドを今でも届けてくれる。最高です♪久々にこの曲を♪