M1> I Won’t Hold You Back / TOTO
今週の締めくくりは♪
1982年にリリースされた『TOTO』の名盤。
『TOTO IV ~聖なる剣』(せいなるつるぎ)
全米4位を記録した大ヒット・アルバム。
グラミー賞「レコード・オブ・ザ・イヤー」「アルバム・オブ・ザ・イヤー」
主要部門も含む6部門を受賞した今でも愛され続ける1枚。
TOTOのアルバムをイメージするとこの
「真っ赤なジャケット」を思い浮かべる人も多いはず。
「デヴィッド・ペイチ」(key)「スティーヴ・ルカサー」(Vo.G)
「ジェフ・ポ―カロ」(Dr)らのスキルの高さ。
経験値は世界を魅了したことは言うに及ばず。
当時のスタジオ録音技術をフルに活用した最先端の作品が今も愛されている事実。
“Rosanna“ “Africa“ “It’s a Feeling”などのスタンダードが収録された1枚。
収録された10曲すべてがシングル(AB面)としてもカットされたんですから
完全無欠の傑作でしょう。
I Won’t Hold You Back♪やっぱり名曲ですね。
M2> Just For The Moment / レイ・ケネディ
今週の締めくくりはこんな曲です♪
アメリカ・フィラデルフィア出身のシンガーソングライター、プロデューサー
『レイ・ケネディ』
1980年リリースのアルバム『Ray Kennedy』
もともと「KGB」という70年代に活躍したロックバンドのヴォーカリスト。
この作品はプロデューサーに「デヴィッド・フォスター」が参加。
バックバンドには『TOTO』の面々を迎えたという最強なアルバム。
アルバムの内容はハードなロックもあれば、
スウィートなバラードまで多様な曲たちが。
そこに彼のしゃがれた声で歌われるとロマンティックに変身してしまうから不思議。
そんな名盤と言われる作品の代名詞的なサウンドと言えば
「Just For The Moment」
当時はタバコのCMソングに使われていたりしました。
AORと言えば綺麗な澄んだ声と、さわやかなサウンド。
彼のしゃがれ声によってAORのイメージを壊してくれた、
そんな1曲のような気がします。思わず目を閉じてしまう甘いメロディ。