M1> Like A Lover / セルジオ・メンデス&ブラジル’66
1968年にリリースされた『Sergio Mendes & BRASIL ’66』
3rdアルバム『Look Around』
このアルバムのデザインも粋です。
パステル・カラーに彩られた美しい日傘を広げたジャケット。
この傘が和傘に見える・・・いや和傘だ!
ブラジルのリズムをベースに色とりどりのモダンなアレンジがオシャレ。
「情熱的なラテンのリズムと聴きやすいメロ」
名曲も隠された1枚には数々のドラマも入っています。
「セルジオ・メンデス」と「ブラジル」が世界にボサノバ、サンバを知らしめた。
言うまでもなく数多くのアルバムをリリースしていますが、
この時代のアルバムに戻っていってしまう強さ。
1番キラキラと輝いていたように思うからでしょうか?
ストリングスが全体にアレンジされ、曲をより鮮やかに表現。
小気味よさ、流れるような美しいメロウな曲は贅沢なアレンジと表情豊かです。
M2> リズム&ライム / Boogaloo(ブーガルー)
こちらは1990年代にスウェーデンで結成されたユニット
『ブーガルー』
ラッパーとDJとスタジオ・ミュージシャン/エンジニアというメンバーで
構成されたユニット。
彼らのアルバムが1996年にリリースされています
『ドリアン・グレイ』
彼らのファーストアルバムでもあります。
このオシャレなアレンジはこの時代には斬新でした。今聞いても斬新です。
ラテン、ジャズをベースにその他の音楽のアレンジを巧みに
取り入れているサウンドはライブ感に溢れています。
ジャジーな音楽のベースに違和感のないラップが乗り、グルーヴを自然に生む。
これって今の時代にも十分通用する気がします。
というよりは今の音楽が過去に依存し始めている気もしなくもありませんが・・・。
打ち込みのサンプリングの音は、若干時代を感じてしまいますが、
全体的におしゃれで小粋。スウェーデンの音楽事情の豊かさ。
彼らのこのアルバム以外の音はよくわかりませんが・・・特にこの曲。