M1> 想いあふれて ( Chega de Saudade) / イリアーヌ
いよいよ本格的な夏も本番。
2008年の夏にリリースされた『イリアーヌ』のアルバムは
『私のボサ・ノヴァ』
そうです!シンプルにボサ・ノヴァ!
何でもこの年2008年。
[1958年にジョアン・ジルベルトの「想いあふれて(シェガ・ジ・サウダージ)」と
「デサフィナード」が録音されそのまま大ヒット、
「デサフィナード」では“ボサ・ノヴァ”という言葉が最初に歌詞で登場したことから、
ボサ・ノヴァという文字通り“新しい傾向”はこの年から始まったとされている。]
というタイミングでのリリースになった作品。
1958年からちょうどボサ・ノヴァが誕生してから50年のメモリアルな年。
そこでブラジルはサンパウロ生まれのジャズ・アーティスト
「イリアーヌ」がリリースされたこのアルバム。
スタンダードを丁寧に、鮮やかに歌い上げた1枚。
格別な安定感と歌声は別格です。
M2> Welcome To The World / ワークシャイ
こんな暑さのシーズンに聴きたくなるのはクセがなく、そして上品。
まさにこのシーズンにおススメのサウンド。
1986年に結成されたバンド
『Workshy』(ワークシャイ)
マンチェスター出身「マイケル・マクダーモット」
ロンドン出身の「クリスタ・ジョーンズ」のデュオ。
日本でも人気を博しました。
「バーシア」「マットビアンコ」の影響を強く受けた2人のサウンドは
洗練されていて、そのまま聞き流せてしまうサラリとした感覚もありますが、
聞き込むほど味わいが出るパターン。
クラシカルなボサノヴァの雰囲気も大好物です。
1992年にリリースされた『オーシャン』
海のキラメキを連想させてくれるような爽やかさと、
耳に残るクリスタの歌声が心地よさ、リゾート感をプレゼントしてくれます。
ワークシャイは今、オススメの音です♪