M1> ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス / クレモンティーヌ
『クレモンティーヌ』
1997年にリリースされたアルバム『ソリータ』
ちなみに「ソリータ」は娘さんの名前だったような・・・
「ベン・シドラン」とのコラボレーションもの。
2人ともウイスパー・ヴォイスが特徴ですが、
そんな2人のデュエットもいくつかあるところがこのアルバムのおススメポイント。
それぞれの実力がこのアルバムで融合。
洗練されたサウンド+ジャズ+自由。
答えはこんな感じになりますよね。
今までのクレモンティーヌのイメージを
いい意味で壊すアルバムにアレンジした「ベン・シドラン」の才能。
「ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス」も
2人のハーモニーが聞ける秀作です。
爽やかさと同時にほどよい切なさみたいなものも感じる作品。
M2> SMALL BLUE THING / スザンヌ・ヴェガ
8月が過ぎていきますね・・・。
少し次の季節を意識しながらの選曲はいかがでしょうか?
『街角の詩』
スザンヌ・ヴェガの1985年の作品。
「スザンヌ・ヴェガ」のデビュー・アルバム
『Suzanne Vega』
このアルバムのプロデュースを担当したのが、
NYの伝説のパンクバンド「パティ・スミス・グループ」の
『レニー・ケイ』
このアルバムからはパンク色一切ありません。
それどころかフォーク。それも季節の空気感を操るように美しいメロディ。
冬の曲も収録されているからなのか、秋冬のアルバムのイメージも強い。
80年代にありがちだった特有のサウンドから
別のフォーキーサウンドはこの時代にも心地よく季節の変化を伝えてくれます。
アコースティック・ギターを爪弾きながら歌い上げるシンプルさ。