M1> LOOKING UP TO YOU / Michael Wycoff(マイケル・ワイコフ)
『マイケル・ワイコフ』は、L.A.を中心に活躍したシンガー、キーボード奏者。
70年代にはスタジオ・ミュージシャン、セッション・シンガーとしてキャリアを積み、
スティーヴィー・ワンダーやナタリー・コールなどの作品にも参加。
スティーヴィー・ワンダーの名盤『Songs In The Key Of Life』にも参加しているというのですから、その実力はお墨付き♪そして80年代に入り、ついにソロ・デビュー。
今日の1曲は、1982年にリリースされたセカンド・アルバム
『Love Conquers All』(ラヴ・カンカーズ・オール)から、「Looking Up To You」
80年代アーバン・ソウルを代表する、なんとも気持ちのいい1曲です♪
でも……
「この曲、どこかで聴いたことがあるぞ?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
そうです!1993年に大ヒットしたZhané(ジャネイ)の「Hey Mr. D.J.」で、
この「Looking Up To You」がサンプリングされています。
つまり、あの心地よいグルーヴの“元ネタ”のひとつがこちら♪
原曲を知ってから「Hey Mr. D.J.」を聴き直すと、また違った楽しみ方ができます。
でも僕は原曲のほうが断然大好き♪夜に似合うアーバン・ソウルですが、
午前中に聴くワイコフもいいでしょ?
M2> In Your Hands / Javier(ハヴィエアー)
ソウルフルで、スムース・・・。
「スティーヴィー・ワンダー」直系とも言いたくなる、70年代ニュー・ソウルの香り。
自ら曲を作ることはもちろん、ギターやピアノ、ベースなど複数の楽器を操るマルチ・ミュージシャン!そんなところもスティーヴィーを思わせます。
R&Bヴォーカリスト『Javier』(ハヴィエアー)
2003年にリリースされたファースト・アルバム『Javier』から、
「In Your Hands」
70年代ソウルの温かさに、当時のコンテンポラリーR&Bのエッセンスを溶け込ませたこのアルバム。彼のマルチな才能を思う存分楽しめる1枚です♪
トラディショナルなソウルにこだわるだけではなく、自分の歌声を生かすために様々な音楽を貪欲に吸収していく。これがファースト・アルバムとは思えないほど、すでに堂々としています。聴き進めていくと、バラード、ラテン、R&B、ソウル、そしてジャズの香りまで。
ジャンルに縛られない彼の音楽性が、次々と顔を見せてくれます。
「In Your Hands」も、そんな彼らしいスムースで温かな1曲。
アルバム最後のジャジーな「October Sky」の余韻まで、心地よい流れで楽しませてくれる作品です。こういうR&Bは、時間を選びませんね。

