M1> I’ve Got to Sing My Song / オリータ・アダムス
今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました。
『オリータ・アダムス』
1953年生まれ。現在72歳でございます。
ソウル、ジャズ、ゴスペルシンガー、ピアニスト・・・。
アダルティーな曲はこの人にお任せといったところでしょうか?
久しぶりに彼女の歌声を堪能することにしましょう。
彼女の歌のスタイルは情感豊かに魂をぶつける。
パワフルな歌声が僕には必要になることがあります。
1990年にリリースされた
『Circle of One』
彼女の代表作品ともいわれる1枚。
このアルバムを抑えておいて頂きたい。
同じ時期には「アニタ・ベイカー」「ダイアナ・ロス」などの
ビッグネームが活躍していますが、ちょうどその2人の間のラインのイメージ。
「Get Here」などシングルになった曲は沢山ありますが、この曲の美しさは
このアルバムのなかでも1,2を争う曲だと思います。
M2> I Don’t Wanna Fight / ティナ・ターナー
今月の締めくくりはこの名曲で締めさせてください。
「The Rolling Stone」が選んだ、歴史上最も偉大な100人のシンガー第17位。
『ティナ・ターナー』
ソウルフルでいてパワフル、野生的な強靭さ。
それが彼女のイメージ。
しかし、1993年に公開になった彼女の半生を描いた映画
「TINA ティナ」ご覧になった方も多いかもしれません。
後々この映画を観ることになった僕はイメージを変えられてしまう。
バックにあった過去の彼女の闇、
たくましく生きてきた彼女のこと。
その内容とこの曲が驚くほどマッチしたときに感動に変わります。
この映画の主題歌がこの「I Don’t Wanna Fight」
軽快なリズムは爽やかで美しい。
その中に彼女のパワフルさ。
しなやかな「強さ」を堪能できる名曲ですね。
聴いているだけで勇気をもらえるような。今月もありがとうございました。

