M1> Sister Sadie(シスター・セイディ)/ ホレス・シルヴァー
今週もこのコーナーでごゆっくりと♪
『ホレス・シルヴァー』
1928年コネチカット州生まれ。
ファンキーなジャズ・スタンダードを多数作曲した偉大なピアニスト・作曲家。
彼が亡くなったのが2014年6月18日。享年85歳。
偉大なピアニストが1959年に録音した作品
『ブローイン・ザ・ブルース・アウェイ』
ハード・バップ史上最高のバンド初期の記録といえる
超名盤と言われる1枚。
ピアニストのシルバー率いるクインテットは、
他に「ブルー・ミッチェル」(トランペット)「ジュニア・クック」(テナー・サックス)
「ジーン・テイラー」(ベース)「ルイス・ヘイズ」(ドラムス)という編成。
ゴチャゴチャなソロもなくシンプルで実に分かり易い。
感情表現もまっすぐで奇をてらったものでもない。
楽しくファンキーな名曲「シスター・セイデイ」♪
M2> コンプラン・デ・ラ・ブッテ / ルーファス・ウェインライト
『ルーファス・ウェインライト』のこの歌声は秋に映えます。
もう懐かしい映画ですね2001年に公開された
『ムーラン・ルージュ!』のオリジナル・サウンドトラックから♪
「クリスティーナ・アギレラ」「リル・キム」「マイア&ピンク」歌唱による
テーマ曲「レディ・マーマレイド」も収録されたサントラですが、
このサントラのお目当ては他に収録されている味のある曲達の素晴らしい事。
サントラなんて甘っちょろいモノではない。
1枚の気合の入ったコンピレーションという印象。
映画を見ていない人ほど聞いてみるといいかもしれません。
「ユワン・マクレガー」も「ニコール・キッドマン」もその歌声の素晴らしい事。
世界感の広がりで、もう一度映画を見直してみたくなります。
そしてルーファスの色気のある声はアルバムの中でも際立っています。
芸術の秋。
映画のサントラで新たな音楽の世界を見てみてはいかがですか?
サントラから映画を観てみるなんてオシャレかも。