M1> Vox / サラ・マクラクラン
『サラ・マクラクラン』
カナダ出身のおなじみ「サラ・マクラクラン」
彼女の20歳の時のデビュー盤です。
アコースティックな音楽がメインですが、クラシカルな雰囲気が全体を包みます。
彼女が奏でるピアノやギターも聴き所のひとつ。
1991年にリリースされたデビュー・アルバム
『TOUCH』
現在のような世界的に成功を収めた彼女の「原型」がもちろんこのアルバムにも
隠されているわけです。
クラシカルで神秘的な彼女の歌声や世界。
もうこの頃から形成されていたようです。
20歳の若きパワーもどこかに感じることのできる爽やかで才能豊かな作品。
少し全体的に真面目な感じはしますが・・・。
高音のファルセットする彼女の声は「今」の彼女にはない20歳の初々しさ。
その初々しさまでも収録されているように感じます。
M2> Completely(コンプリートリー) / ジェニファー・デイ
『ジェニファー・デイ』
1979年にアメリカ・フロリダ州マカルピンに生まれたジェニファー。
カントリーミュージックの音楽に触れたのは幼少期時代。
ナッシュビルで制作された彼女のデビュー・アルバム
1999年にリリースされた
『For Love of the Game』
この曲「Completely」はアルバムの中でもスローに歌われた1曲。
ピアノのイントロが切なさを演出。
歌い上げるその存在感は儚くい女性の姿。
デビュー当時は10代後半・・・。切ない彼女の歌声が印象的です。
カントリーミュージシャンというイメージでは彼女の紹介は少し違う。
「マライア・キャリー」のようなパワフルな歌唱スタイルはこの頃から
兼ね備えていた様子。
しっかりと、じっくりと丁寧に歌う本格的なシンガー。
若いのにこの女性的な説得力は一体・・・今頃どうなってんのか?気になりますよね。

