M1> Autumn / アース・ウインド&ファイアー
毎年、10月になると聴きたくなる曲っていくつかあるんです。
70年代後半から80年代。国内でも一世を風靡した彼らのサウンド。
70年代の全盛期はなんと言ってもフロントマンの「フィリップ・ベイリー」と
「モーリス・ホワイト」この2人のツインヴォーカルに重厚なホーンセクションが
特徴的なバンド『アース・ウインド&ファイアー』
そんな彼らの2005年にリリースされた
『イルミネーション』
新時代の幕開けを告げるかのようにヒップホップを取り入れ、まさに挑戦した作品。
そんな攻めた作品の中でも、なめらかなハーモニーと温かさのあるソウルを
融合させた名盤。
ソウルダンス・ミュージック界の大御所のアルバムの中でも
メロディアスで優しいお気に入りの1曲はこの
「Autumn」
コーラスワークと乱れのないリズムに、抜群の安定感。
「ディアンジェロ」や「ラファエル・サディーク」「ケニーG」などがゲスト参加していることも注目のアルバムです。
M2> ハード・ア・ワード / ミッシェル・ウィリアムス
「デスティニーズ・チャイルド」のメンバー・ソロ・シリーズ第1弾。
2002年メンバー3人がソロ活動を行うことで注目を集めた作品の中で
『ミッシェル・ウィリアムス』のソロ・アルバム
「ハート・トゥ・ユアース」から。
ジャケットからも伝わる気品ある雰囲気を見事に裏切らない作品。
品もあり、清楚な感じ。
メンバーの中で一番この世界感を得意とするミッシェル。
穏やかにメロウに大切に歌い上げる曲たちに
骨抜きにされてしまいそうです。
全体的に派手さはないですが、温かみは抜群な1枚。
幼い頃から生まれ故郷のイリノイ州、ロックフォードの聖歌隊でゴスペルを歌っていたという彼女。
デスチャのメンバー全員が敬虔なクリスチャンというだけあってか、
ゴスペルのコーラスももちろん収録されていますが、
しっかりとこのアルバムの中にもゴスペル/スピリチュアル・ソウルを踏襲しています。
穏やかに優しいメロウでピースフルな彼女の音楽にどうぞ浸って下さい♪