HI!心呼吸 10月17日(金)

M1>   オーリャ・プロ・セウ(空をごらん) /   キャロル・サボヤ

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました。

『キャロル・サボヤ』

1975年3月10日生まれ。18歳までの2年半をロサンゼルスで過ごし

「セルジオ・メンデス」のアルバム「Brasileiro」(ブラジレイロ)に

17歳にしてコーラスとして3曲参加しているというサボヤ。

高校卒業のタイミングでリオに戻り

ブラジルの音楽大学に進学してデビューを飾ります。

ちなみにプロデューサーはお父さん。

1998年にリリースされたアルバム

「Danca da Voz」

ブラジルでその年の最も有望な新人に与えられる「シャープ・プライズ」を受賞しています。

さて今では「トラディショナルでクラッシーな表現方法を持つヴォーカリスト」

として、評価されるアーティスト。

その伸びやかで清涼感のあるボイスは、正に現代の宝。

秋に聞くボサノバ。

緩やかに流れる時間を丁寧に演出してくれるようです。

まさにリラクゼーションを与えてくれる美しいアルバムです。

 

 

 

 

 

M2>  モーニング・コーヒー  /    エラズモ・カルロス 、ナラ・レオン

 

今週の締めくくりは♪

『エラズモ・カルロス』が1980年に発表した作品

『CONVIDA』で「ナラ・レオン」とデュエットしているのが

『モーニング・コーヒー 』(Café da Manhã)

さて「エラズモ・カルロス」は

「ホベルト・カルロス」とともにスターとしてブラジル音楽の一世を風靡。

独自のスタイルを貫くアーティストとして有名。

1978年には盟友の「ホベルト・カルロス」が自身のアルバムでこの

「モーニング・コーヒー」を「エラズモ・カルロス」と歌っているんです!

その「モーニング・コーヒー」を「ナラ・レオン」と官能的にデュエットしたのがこの1曲。

「ナラ・レオン」はボサノヴァ界でも随一の名歌手で、

フランス貴族の血を引く歌手兼女優。

美しい容姿にこの艶っぽい歌声。世の男性ファンを虜に。

過去にもボサノヴァのデュエットも沢山ありますが、

この「モーニング・コーヒー」は記憶に残る名曲です。