HI!心呼吸 10月3日(金)

M1>    October Sky  /   ヴァネッサ・ウィリアムス

 

今週の締めはこんな曲にしてみました♪

いつまでも衰えない美貌と歌声の持ち主

『ヴァネッサ・ウィリアムス』

1983年に”ミス・ニューヨーク”さらに”ミスアメリカ”で優勝。

アフリカ系アメリカ人「初」のミスアメリカとして世界的な話題になった彼女。

1988年にはアルバム『ザ・ライト・スタッフ』で歌手デビュー。

R&Bシンガーとしてデビュー後もアメリカのみならず、

日本でも高い人気を誇っているヴァネッサ・ウィリアムス。

2009年リリース『ザ・リアル・シング』

「ベイビーフェイス」はじめ豪華なメンバーを迎え、

R&Bはもちろん、スウィングジャズ、ボッサなど。

この曲「オクトーバー・スカイ」など多彩に表現する彼女の歌声は

貫禄に満ちていてキラキラしています。

優しい歌声は10月の真っ青な空に吸い込まれていきます。

歌っている内容は少し切ないですが、秋のセンチメンタルな気持ちにもピッタリ。

 

 

 

 

M2>   When October Goes  /   ケヴィン・マホガニー

 

今週の締めくくりはこんな曲にしてみました♪

野太い声の持ち主。落ち着いた歌声。

コンテンポラリーなR&B。ジャズのフィーリングもあるというシンガー。

1958年アメリカ・ミズーリ州出身の巨漢シンガー

『ケヴィン・マホガニー』

彼の1997年にリリースされたアルバム

『Kevin Mahogany』

彼は大学卒業後、R&Bはじめ様々な音楽に目覚め

やがて「ランバート・ヘンドリックス&ロス、エディ・ジェファーソン」といった

ビバップを基本においたミュ-ジシャを目標にするようになったそう。

ジャズ系アフリカン・アメリカンの

正統派な黒人ジャズヴォーカルとしても

貴重な人材としても注目されるアーティストの一人。

なんと言ってもこの野太い声の説得力とインパクト。

コンテンポラリーなR&BとJAZZの要素もうまく取り入れられるシンガー。

 

 

HI!心呼吸 10月2日(木)

M1>   Bitter   /     ミシェル・ンデゲオチェロ

 

『Me’Shell Ndegeocello’』(ミシェル・ンデゲオチェロ)

久しぶりに彼女の声を聴きたくなりました。

彼女はどんなアーティストさんかというとアフリカン・アメリカンのベーシスト。

ジャズ系統の位置に置かれがちな女性。

音楽のルーツは学生時代に聞いたファンク、ソウル・・・

彼女の根本にはルーツミュージックが色濃く残っています。

心の奥の奥にそっと入り込んで、優しく問いかけてくれるような

彼女の声はまるで魔法のよう。

アコースティックだけでなく贅沢な音がたくさん使われ、

意識しないうちに彼女の物語の中に意識が逃避行。

この作品はとくに落ち着きと素直さに溢れ、大人な表情が満載。

アルバムタイトル「Bitter」

そのままに日常の「苦さ」が淡々と語られていく内容。

このままだとだめだと分かりながら流されてしまう自分。

誰にでもある弱さも自分の表現で素直に表現しています。

 

 

 

 

 

M2> Never Gonna Fall In Love Again(恋にノータッチ)/ エリック・カルメン

 

『エリック・カルメン』

1975年にリリースされた1stAlbum

『Eric Carmen』

「ラズベリーズ」の解散後に発表されたソロ・デビュー作。

エリック・カルメンの代表作の1曲

「All By Myself」も収録されている名盤。

全曲がオリジナル。まさに最高傑作です。

名曲が並んでいて、どの曲もちょっと切なくて、

キラキラしていて郷愁も感じます。

今でも色あせることもない瑞々しい曲がアルバムを盛り上げます。

1975年は僕が産まれた年。

今から50年前の曲に今でも感動できるって幸せな事。

50年も人に愛される曲に出会えている事にも。

音楽の力ってやはり凄いんですね。

アルバムのハイライトは言うまでもなくこの「恋にノータッチ」

イントロを聴くとこの時期の色を思い出してしまいます。木漏れ日。落ち葉。秋色。

 

HI!心呼吸 10月1日(水)

M1>   アヴァランダード  /    ラリー・ゴールディングス

 

いよいよ10月がスタート。今月もこのコーナーでごゆっくりと♪

この時季になると聴きたくなる曲。

このアルバムも数年前にご紹介しておりますが、

この時季になると耳が恋しくなります。

『ラリー・ゴールディングス』

1994年にリリースされたアルバム『ジャズ・ボッサ』

オルガン奏者「ラリー・ゴールディングス」

「ジャズ・サンバ」「カミーニョス・クルザードス」など全11曲を収録。

素晴らしいキーボーディストです。

彼のその力量からジャズだけではなく、あらゆるポップスの世界の

ミュージシャンからも引っ張りだこのキーボード奏者。

彼のボサノヴァ・アルバムが秋に聴きたくなるんですね。

秋のボサノヴァの良さをご存知の方も多いかもしれませんが、

秋・冬に聞くボサノヴァの温もりをどうぞ。

彼のアルバムから放たれるリズムとサウンドはボサノヴァというカテゴリーだけでは収まらないグルーブを感じてしまいます♪秋のボサノヴァと一緒にどうぞお出かけ下さい♪

 

 

 

 

 

M2>   I Wanna Touch You Baby  /  ロイ・エアーズ

 

1940年、ロサンゼルス生まれ。

ヴィブラフォン奏者『ロイ・エアーズ』

1993年にリリースされたベスト盤

『シャイニング・シンボル/アルティメント・コレクション』から。2枚組です。

「RUNNING AWAY」「EVERYBODY LOVE THE SUNSHINE」などのジャズ・ファンク、クラブ・ミュージック・クラシックスがもりだくさんです♪

「これほど包括的なベストはない」と

93年の時点彼本人も言っている様に、

ボリュームもさることながらこれほどジックリと楽しめる曲集はないかもしれません。

数多くのアーティストに影響を与えたロイ・エアーズ。

アシッド・ジャズや、クラブ・ジャズにサンプリング

されまくっているゴールデン・ナンバーも目白押しです。

クラシックのクラブミュージックを改めて聞き込んでみたくなるベスト盤。

なんて豊富な、なんて幅広い音楽センス。

やはり彼の制作したオリジナルにはかなわないと実感します。