HI!心呼吸 8月7日(金)

M1>   Burnin’ Bridges / レミー・シャンド(Remy Shand)

 

今週の締めくくりはこんな曲♪

2002年にリリースされたデビュー・アルバム『The Way I Feel』

当時、「21世紀のマーヴィン・ゲイ」という鮮烈なキャッチコピーとともに登場した、

カナダ出身のシンガー・ソングライター『レミー・シャンド』

正直に言うと、最初はそのキャッチコピーに惹かれて手に取った一枚でした。

期待半分、不安半分。

でも、アルバムを聴き終えた頃には、その完成度の高さに完全に心を奪われていました。

ソフトで温もりのある歌声。メロディの美しさ。

そして、ネオソウルとヴィンテージ・ソウルを自然に行き来するセンス。

これが24歳のデビュー・アルバムだというのですから、本当に驚かされます。

しかも、この作品は自宅のベッドルームを中心に制作されたことでも知られています。

決して大げさなサウンドではなく、しかし温かく、どこまでも豊かな響きが広がっていく。

マーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダーへの敬意を感じさせながらも

決して真似ではない、自分だけの音楽をしっかりと鳴らしています。

一枚を通して聴くたびに、「やっぱり名盤だな」と思わせてくれる作品。

何年経っても色あせない理由が、そこにあります。

 

 

 

 

 

M2>     So Much In Love / All-4-One

 

1994年にリリースされたデビュー・アルバム『All-4-One』のオープニングを飾る一曲です。

「So Much In Love」は、1963年に「ザ・タイムズ」が発表し、

全米No.1に輝いたドゥーワップの名曲。

数多くのアーティストに歌い継がれ、コーラス・グループの定番として愛され続けているスタンダード・ナンバーです。

♪ As we stroll along together…

あの歌い出し。学生時代、何度も友人たちと練習したことを思い出します。

『All-4-One』は、この名曲を90年代R&Bの感覚で見事によみがえらせました。

滑らかに重なり合う4人のハーモニー。甘く伸びやかなリードボーカル。

派手なテクニックを見せるのではなく、「歌の美しさ」をまっすぐ届けてくれるグループ。

このアルバムには、世界的なヒットとなった「I Swear」も収録されていますが、

僕にとって最初に心をつかまれたのは、この「So Much In Love」でした。

オープニングから、一気にアルバムの世界へ引き込まれたのを今でも覚えています。

おしゃれで、クールで、どこまでも上質。

90年代R&Bの魅力がぎゅっと詰まった一枚です。

今日は、その美しいハーモニーに耳を傾けてみてください。今週も感謝です。