M1> デサフィナード / イーディ・ゴーメ
1960年代初頭、アメリカにボサノヴァの新しい風が吹き始めた頃に生まれた一枚。
『イーディ・ゴーメ』のアルバム『Blame It on the Bossa Nova』
今日は「デサフィナード」
軽やかなボサノヴァのリズムに乗って聞こえてくる『イーディ・ゴーメ』の歌声。
ふわりと宙に浮かんでしまうような、柔らかさと心地よさがあります。
聴いているだけで、心の中まで晴れやかになっていきます。
僕がこのアルバムと出会ったきっかけは、その印象的なジャケット。
いわゆる“ジャケ買い”でしたが、針を落としてみたら、そこにはジャケット以上に鮮やかな音楽の世界が広がっていました。
発表から長い年月が過ぎた今も、まったく古さを感じさせません。
むしろ、爽やかで、おしゃれで、どこか新鮮。
当時、最先端の音楽としてアメリカに紹介され、大きなブームとなったボサノヴァ。
その空気をたっぷりと閉じ込めた作品です。
大ヒットしたタイトル曲「Blame It on the Bossa Nova」、邦題「恋はボサノヴァ」はもちろん、日本のテレビコマーシャルでも親しまれた「The Gift」など、聴きどころもたくさんあります。イーディ・ゴーメの数ある作品の中でも、ぜひ聴いてほしい一枚。
M2> 真夏の出来事 / BoNo BoNo
夏になるとボサノヴァが恋しくなりますね。
2002年にリリースされた『BoNo BoNo』の
アルバム『Flores』「フローレス」から。花が咲いたみたいなカラフルな1枚。
「BoNo BoNo」は、日本のポップスやニューミュージックの名曲を、
ボサノヴァやラウンジ・ミュージックのテイストでカバーし、
多くの音楽ファンに愛されてきたユニット。
『Flores』は、その代表作ともいえる一枚で、60年代から80年代に生まれた名曲たちを、肩の力を抜いて楽しめる心地よいサウンドへと生まれ変わらせています。
収録されているのは、「平山三紀」さんの「真夏の出来事」、大滝詠一さんの「カナリア諸島にて」、太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」、さらに荒井由実さんや大貫妙子さんなど、日本のポップス史を彩るアーティストの名曲たち。
どの曲も原曲への敬意を大切にしながら、ボサノヴァならではの軽やかなリズムと柔らかなアコースティックサウンドで、新しい魅力を引き出しています。
だからこそ、メロディの美しさがまっすぐ心に届くんです。
僕もこのアルバムは、夏になると車に積み込んで何度も聴いてきました。
窓を少し開けて風を感じながら流していると、いつもの道まで少し違って見えてくる。

