M1> ザ・プロディガルズ・リターン / ディック・コネット
現代音楽家『ディック・コネット』
彼によるアメリカン・フォークの魅力に魅せられて、
どっぷりと自分の完成と向き合い再編曲、再録音、再演作したアルバム。
アヴァンギャルド系の「ディック・コネット」が、
アメリカン・トラディショナル音楽に触発された作品。
1998年リリースされたアルバム『Last Forever』
ヴォーカルは「ピート・シーガー」の姪っ子さんの「ソニア・コーエン」
彼女の素朴で味わいがある慈愛に満ちた歌声がこの曲を一段と魅力ある曲に
引き立ててくれます。
余分なものが削ぎ落とされて、自然の中に溶け込んでいくような歌声。
広がる草原。
勝手に想像してしまう景色。
チェンバロの一種の楽器「スビネット」「フィドル」「ハモニウム」「ストリングス」などが耳にフィットする。
過ぎ去ったアメリカを今の言語で歌うところにこのアルバムのクオリティが見え隠れ。
構想10年、録音に4年を要した力作なのに力が抜けたような作品。
こだわりぬいた結果がこのシンプルになったように感じます。
M2> ロード・グレンビル / アル・スチュワート
愛の吟遊詩人と称されたシンガー・ソングライター
『アル・スチュアート』の最高傑作といわれる1枚。
1976年の作品『イヤー・オブ・ザ・キャット』
それまでのフォーキーなサウンドから次第に変化し、
この作品で独自のアコースティック・ポップが完成。
プラチナ・ディスクを受賞して、タイトル曲は全米トップ・テン・ヒットになった名盤。
プロデュースはビートルズの『アビー・ロード』や、
ピンク・フロイドの『狂気』のエンジニアを担当した「アラン・パーソンズ」
1976年のリリースですからもう50年経っていますが、
今も新鮮に聴けるAl Stewartの絶頂期の貴重な音源。
世界的に大ヒットしたこの作品はそれまでの音とはまるで違う。
聴きやすさ(入りやすさ)は格別。
ピアノのイントロで感涙。サックスのソロで目を閉じて感涙。
涙モノの1枚。
花粉症と共に。感涙して鼻をすすって楽しみたい1枚。

