HI!心呼吸 9月19日(木)

M1>   Overdose of Joy /   ザ・ユージン・レコード

 

「ダンス・クラシック」というキーワードが心地いいシーズン。

ソウル・クラシック・ナンバーをどうぞ。

『ユージン・レコード』

1940年12月23日シカゴ生まれのソウル・シンガー。

「カーティス・メイフィールド」と並ぶノーザン・ソウルの代表的アーティスト。

ポップでマイルドな音楽センスは大好物です。

ライトなグルーヴに彼のファルセット・ヴォイスが美しいこの名曲

「オーヴァードーズ・オブ・ジョイ」♪

いつの時代にも映える1曲。

1977年の初のソロ・アルバムをリリース。

『ザ・ユージン・レコード』

ディスコの走りの時代。

こんなファンキーなリズムがダンスフロア、ラジオでも鳴り響いていた時代。

 

 

 

 

M2>   My Ever Changing Moods  /   ジャックソウル

 

SOUL繋がりで。

カナダを代表するソウル・シンガー『Haydain Neale』(ヘイデン・ニール)率いる

『Jacksoul』

カナダで人気を博したシンガーソングライターは、

以前はホテルマンだったという過去を持ち、メジャー・シーンに躍り出たんです。

彼が影響を受けた名曲たちを彼のフィルターに通して歌った作品。

2007年にリリースされたその名も

「MY SOUL」

Jacksoulのカバーが良いんです♪チープさもなく、自分の世界でアレンジ。

彼のセンスの良さも感じられます。

今日は『スタイル・カウンシル』のカバーです。

My Ever Changing Moods♪

幅広い彼のセンスの良さと、彼の歌声も堪能して下さい♪

カバーのジャンルの幅も無限大♪

 

HI!心呼吸 9月18日(水)

M1>   プッシュ・バック(推翻)  /     フェイ・ウォン

 

久しぶりに彼女の声に惹かれます。

気づけば9月も半ば。9月をどんな風に過ごしていますか?

夏が過ぎて少しもの想いにふける秋の夜長に

『フェイ・ウォン』の歌声はいかがですか?

1999年のアルバム『ラヴァーズ・アンド・ストレンジャーズ』

フェイ・ウォンと言えば、

彼女主演の映画『恋する惑星』メイン・テーマ「夢中人」

「Eyes On Me」などのヒット曲が印象的。

このアルバムはロックからバラードまでバラエティーに富んで、

そこに「中華の郷愁」を味わます。

彼女の変革期の作品としても内容が非常に豊かな構成。

ストリングスとの相性も抜群♪今日はお気に入りの『プッシュ・バック』(推翻)♪

 

 

 

 

 

M2>     New Song   /   王舟 (Oh Shu)

 

『王舟 (Oh Shu)』

中国・上海生まれ、日本育ちのシンガー・ソングライター。

このリズムと彼の歌声に「人懐っこさ」を感じてしまう。

2014年.多くのゲストミュージシャンを迎えてバンド編成で制作した

デビューアルバム「Wang」

東京を代表するミュージシャンたちが参加し、

約3年の制作期間を経て完成した作品らしい。

自然な空気を感じる1枚。

この「王舟」のサウンドが凝り固まった身体をほぐしてくれるようです。

優しいメロディが沢山。非常に心地いい1枚。

“王舟語”ともとれる発音の英語詩、時に日本語詩を歌い分ける特徴的な歌唱法。

日本でもなく、上海でもなく、多国籍。

その音楽の面白いのは勝手に身近に感じてしまう人懐っこさ。

ふらっと立ち寄りたくなる彼の音楽に秋は丁度いい季節かも。

 

HI!心呼吸 9月17日(火)

M1>     He Loves And She Loves  /     キャロル・スローン

 

チャーミングでありながら、円熟味あふれる歌声。

安心感に満ち溢れるメロディに見事に乗ります。

秋が加速中ですね。

「コンテンポラリー・レコード」から「コンコード・ジャズ」へ移籍しての第1弾

1992年にリリース『Heart’s Desire』

キャロル・スローン54歳の時の録音された1枚。

優雅でいてそれにしてもチャーミングです。

レギュラーのトリオの演奏との息のピッタリさ。

バラードからスウィングまで現代的なアレンジで非常に聴きやすくて

飽きのこない作品でお気に入りです。

個人的には彼女の声質はエンドレスで聴けるイメージのものではないですが、

この1枚は「このシーズン」にぴったり。

ゆっくり聴けます。近くに置いておきたくなる。

そんな作品です♪

 

 

 

 

 

M2>   Far Celestial Shore  /   メイヴィス・ステイプルズ

 

『メイヴィス・ステイプルズ』

1939年7月10日(85歳)イリノイ州シカゴ生まれ。

1950年代から活躍し続けているゴスペル・シンガー。

ロックの殿堂入り(99年)、グラミー特別功労賞(05年)を

受賞しているというソウル・ミュージックの巨匠みたいな人物。

今だ現役の伝説的ソウル・シンガーさんです。

そんな「メイヴィス・ステイプルズ」この人もチャーミングなんです。

2013年にリリースされた

アルバム『ワン・トゥルー・ヴァイン』

心の歌と言われるゴスペルですが、この方の声はゴスペルなどを知らない

僕でもちゃんとメッセージを届けてくれるような力強さがあるんです。

60代後半から70代にこんなにコンスタントに数多くの作品をリリース。

魂の歌声が聴く者をふるわせるってこういう事。

まさに魂で歌う彼女の声をどうぞ♪

 

HI!心呼吸 9月16日(月)

M1>    Rainbow Connection    /  ピーター・シンコッティ

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

今日は『敬老の日』

いつもお世話になっている人生の先輩の皆さんに感謝して。

2003年にデビューを飾った『ピーター・シンコッティ』

わずか7歳で「ハリー・コニックJr.」と競演を果たしたという・・・w

この端正なルックスと甘美な歌声。

男性ジャズ・シンガー/ピアニスト。

そんな彼のデビュー・アルバムから1曲のご紹介です。

2003年にリリースされた『Peter Cincotti』(ピーター・シンコッティ)

この時当時、彼はなんと19歳。

10代のピーター・シンコッティのソウルフルな音楽性。

この大人の空気観は一体何でしょうか?素晴らしい、その才能を現在も発揮中です♪カーペンターズのカバー♪

さぁ、秋を感じながら過ごしましょうか♪

 

 

 

 

 

M2>   Kiss From A Rose  /    SEAL  (シール)

 

変わっては、1994年発表の2nd『SEAL』

SEALの代表曲です。アルバムからの第2弾シングルとしてもリリースされ、

人気シリーズでもある1995年公開の映画「バットマン フォーエヴァー」

の挿入歌として使用され、米国シングルチャートの1位を獲得。

多くの国で上位にチャートインするビッグヒットを記録しました。

シンセの音がかなりソウルフルでミステリアス。

そこにシールの柔らかなソウルフルなボーカルとマッチします。

アルバム全体でミステリアスな世界観。

シールのソングライティングの才能も評価される証明になった作品です。

その中でもこの曲の壮大さ。

美しさは特別ではないでしょうか?

『Kiss from a Rose』♪

ストリングスが壮大に響いてフワフワと柔らかく心に残るメロディー。

30年経った今でも沁みますわね。

 

HI!心呼吸 9月13日(金)

M1>      LIVIN’ IT UP  /    ビル・ラバウンティ

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました。

今まで、一体何度聞いてきたんでしょうか?

AORの名盤。

色んなアーティストがカヴァーしてきた『LIVIN’ IT UP』

1982年にリリースされた

『BILL LABOUNTY』(ビル・ラバウンティ)

このアルバムを聴くたびに思うキーワード。

好きな表現ではないですが・・・「捨て曲がない」んです。

洗礼されたブルーアイドソウル。

ソウルフルな歌声の中に見え隠れする切なさ、この哀愁感は秋にどうぞ。

スティーブン・ビショップ、ジェームス・テイラー、

パティ・オースティンなど多くのゲストボーカルが駆け付けた豪華な1枚。

秋の夜長にいかがですか?なんて常套句のフレーズには

この1枚をおススメします

 

 

 

 

 

M2>  This Night Won’t Last Forever (この夜の果てに)/ マイケル・ジョンソン

 

今週の締めくくりは♪

『マイケル・ジョンソン』

1979年にリリースされたビッグ・ヒットがこの曲

「This Night Won’t Last Forever」(この夜の果てに)

頭の中グルグルするヤツ。

多分、今日のワイグルが終わっても僕の頭の中でメロディがグルグルですw

「マイケル・ジョンソン」は決して陸上選手ではありませんw

同じ名前の陸上選手がいらっしゃいましたが、

その彼よりも遥か前にアメリカで大活躍したアーティスト。

個人的にはこの名曲のカヴァー。

元々は『ビル・ラバウンティ』の名曲カヴァー「この夜の果てに」

男が女にフラレたその夜の瞬間を歌った情けない曲。

フラレたこの男を「そんな時もあるよな」と肩を抱きたくなるような、

気持ちが痛いほどわかる秀作・・・あなたもこんな経験ありますよね?

 

HI!心呼吸 9月12日(木)

M1>     Should We Carry On  /   エアプレイ

 

80年代の「教科書サウンド」ってこんな曲だと思うんです。

AORの金字塔的な名盤中の名盤。

エアプレイの1980年に「唯一」リリースした

『ロマンティック』(Airplay)

スーパー・プロデューサーとして名高い

「デイヴィッド・フォスター」(key)と

「ジェイ・グレイドン」(g)が組んだユニット。

ヴォーカルには『トミー・ファンダーバーク』

バックも凄いんです!

TOTOの「スティーヴ・ルカサー」「ジェフ・ポーカロ」「スティーヴ・ポーカロ」、

シカゴの「ビル・チャップリン」など80年代揃い史。

まぁ、こんな曲達が生まれてくるシステムを一度でいいから聴いてみたい!

シングルにもなった僕が大好きなロマンティックな1曲をどうぞ♪

Should We Carry On♪夕暮れにドライブで♪

 

 

 

 

 

M2>     Look Away   /    Chicago (シカゴ)

 

せっかくなんで。

そんな『ビル・チャンプリン』が加入した

『Chicago』

ビル・チャンプリンが加入したのは1982年。

それまでメイン・ヴォーカルを務めた「ピーター・セテラ」の脱退後、

新生ヴォーカリストとしてシカゴを牽引することになります。

このアルバム『Chicago19』は1988年にリリースされた作品。

この「ルック・アウェイ」などのヒット曲の

メイン・ヴォーカルで存在感を放った「ビル・チャンプリン」

セールス的にはビッグヒットにはならなかったこのアルバム。

素晴らしいメンツが参加したメロディは爽快でいて繊細。

ビル・チャップリンのヴォーカルが気持ちよさそうに聞こえてきます♪

「パワー・バラード」と呼ばれる曲たちの中でも

このアルバムの曲たちはラブソング中心。

耳触りは抜群です♪

 

 

HI!心呼吸 9月11日(水)

M1>    Constantly    /     ヴァネッサ・ウィリアムス

 

最近、この方の声を聴いていなかったので。

歌唱力。もの凄い。きれいな声。

『ヴァネッサ・ウィリアムス』

1994年にリリースされた『Sweetest Days』

そばに置いておきたい1枚。

「ヴァネッサ・ウィリアムス」の名前は知っているけれど、

女優さんとかモデルをやっているセレブな人だと思っている方がいれば正解です。

しかし、「シンガー」としての魅力は外せない。

素晴らしいシンガーですし、このアルバムも極上なテイスト。

あの「スティング」がバック・グラウンド・ヴォーカルで参加しています。

「フィリップセス」がキーボード、先日高崎にも来日公演をされた

「ロンカーター」がベース・・・嘘みたいな布陣で制作された1枚。

そんな中でもこの「Constantly」

ヴァネッサ・ウィリアムスのシンプルに声を楽しめます。

 

 

 

 

 

M2>    When Can I See You   /    Baby Face

 

1993年です。リリースから約30年です。

ビックリです。信じられますか?

久しぶりに聞いても、あの頃の新鮮さが残ってるって凄い事。

震えるほどの楽曲の完成度に感動しています。

1993年にリリースされたベスト盤

『For the Cool in You』

このアルバムのリリースタイミングは

本人の作品よりも他のアーティストへの楽曲提供などが主流だった頃。

そんな最中、リリースされた彼の当時の全てが詰まったアルバム。

ベイビーフェイスの知られざる「グラミー3部門ノミネート作」であり、

セールス的にも大人しく、隠れた名盤。

クラプトンの「チェンジ・ザ・ワールド」のアイデアの元になった

『When Can I See You』がアルバムの主かも♪

この温もりが気持ちい季節になってきましたかね?

 

HI!心呼吸 9月10日(火)

M1>    How Deep Is Your Love   /   the bird and the bee

 

久しぶりに『the bird and the bee』を。

「ザ・バード・アンド・ザ・ビー」

ロサンゼルス出身の2人組の音楽ユニット。

なんと「リトル・フィート」の『ローウェル・ジョージ』を父に持つ、

ヴォーカリスト『イナラ』(“the bird”)と、

ジャズ・ピアニストでありマルチ器楽奏者の

『グレッグ』(“the bee”)によるポップ・ユニット。

彼らが作る音楽世界は全てがキャッチーでツボです。

意外性は少ないかもですが、それは期待通りの心地よさがある。

緻密で自然に奏でられる音世界♪

心地いい、いい時間と空気が流れます。

デビューアルバムから「アゲイン&アゲイン」がヒットした彼ら。

ビー・ジーズの「愛はきらめきの中に」(How Deep Is Your Love)

のカヴァーは秀逸♪

 

 

 

 

 

M2>    Mistakes  /   レイク・ストリート・ダイヴ

 

『レイク・ストリート・ダイヴ』

2004年、ボストンにある音楽院の学生時代に出会ったという4人組

バンドのリーダーはヴォーカリスト「レイチェル・プライス」

ドラマーの「マイケル・カラブリース」とベースの「ブリジット・カーニー」が

リズムセクション。

ギターとトランペット「マイケル“マックダック”オルソン」が色を添える。

メチャクチャ好きなんですよね。

日本ではなかなか注目されなかったグループです。

もともとメンバーは全員ジャズを学んでいたそう。

端々にジャズのアドリブのような自由さが入っている。

その自由さに60年代ポップスの華やかな音楽要素。

そこに違和感なく今の時代とは逆行するスタイル。

2016年にリリースされている4枚目アルバム

『Side Pony』

どの楽曲もグルーヴィーと来たもんだ♪おススメです。

 

HI!心呼吸 9月9日(月)

M1>      If You Should Sail   /      ニールセン/ピアソン

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

「リード・ニールセン」 (g, p) と「マーク・ピアソン」 (g) による

ウエストコースト系シンガー・ソング・ライター・デュオ

『ニールセン/ピアソン』

AORファン必聴の言わずと知れたセカンド・アルバムです。

1980年にリリースされた

『ニールセン/ピアソン』

爽やかなハーモニーで今の時代も魅了してくれます。

このアルバムでは「デヴィッド・フォスター」が演奏のみでの参加という

珍しい作品としても有名な1枚。

ダイナミックなサウンドとハーモニー。

アップにミディアムにスローに、

スキのない洒落たAORサウンドを聴かせてくれます。

大人の夏のエンディングにはこんな1曲はいかがですか?

 

 

 

 

 

M2>      Love  /   ドリーム・アカデミー

 

こんな80’sサウンドはいかがですか?

80年代洋楽好きにはたまらない音ではないでしょうか?

『ドリーム・アカデミー』

1985年にデビューしたイギリスのロックバンドです。

テクニックとか難しいことは抜きにして、

シンプルに耳に優しい♪

1曲目からワクワクします。

「LOVE」を聴き始めるとジョン・レノンのカバーであることに気づき、

なんだ・・・カバーか。

という落胆からで「感嘆」に変わるのです。

アレンジの斬新さ、アコースティックで聴かせるとてもソフトな世界。

洗練された音楽なのに、どこか懐かしさも。

そんな彼らの1990年のアルバム『Different Kind of Weather 』

秋になると聞きたくなります♪

 

HI!心呼吸 9月6日(金)

M1>  Make Believe It’s Your First Time(遠い初恋) / カレン・カーペンター

 

今週のしめくくりはこんな1曲です。

「カーペンターズ」の『カレン・カーペンターズ』のソロ・アルバムです。

カレンさん1980年に発表しようと制作していたソロ・アルバムは

ほぼ完成していたんですが、カレン自身とプロデューサーの判断で、

発売は見送られました。

日本などの人気を知ってか知らずか録音から16年の時を経て、

1996年にめでたく発売されたのでした。

『遠い初恋』(Karen Carpenter)

79~80年ニュー・ヨークで録音。

世に出てきて本当に良かったと実感する素晴らしいアルバム。

ちなみに『フィル・ラモーン』(ビリー・ジョエル等)が

プロデュースを手掛けているんですね。

温もりあるヴォーカル。カーペンターズとはまた違った魅力に溢れるアルバム。

ポップでシンプルに「カレン・カーペンター」が表現されている気がします。

 

 

 

 

 

M2>    Whatcha Gonna Do For Me?  /    ネッド・ドヒニー

 

今週の締めくくりは♪

このメロディはどこかで聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

大人のリラックス・サウンド♪そんな感じがするんだよなぁ。

じっくり聴いても良し、BGMにただ流れているだけでも良し。

シンガー・ソングライター『ネッド・ドヒニー』

4枚目のアルバムは1988年にリリースされた

『ライフ・アフター・ロマンス』

色褪せることなく心に残る名曲が多いアルバム♪

この曲は「Whatcha Gonna Do For Me?」は『Chaka Khan』もカバーしています。

『Whatcha Gonna Do For Me?』この曲をヒットさせたのは「チャカ・カーン」

1981年の全米R&BチャートNo1です。

ちなみにオリジナルは『アヴェレイジ・ホワイト・バンド』(AWB)。

メンバーの「ヘイミッシュ・スチュアート」が『ネッド・ドヒニー』との共作でこの曲を書き上げています。1980年リリースのアルバム「Shine」に収録されています♪