HI!心呼吸 9月2日(水)

M1>   How Do I Get to Heaven  /  Dave Mason

 

1960年代後半から70年代前半のブリティッシュ・ロック・シーン。

ロックに様々なジャンルの音楽を融合させ、実験的なサウンドを生み出していた伝説のバンド「Traffic」

「Steve Winwood」が在籍していたことでも知られています。

そして、もうひとり忘れてはいけないメンバーが、『Dave Mason』(デイヴ・メイスン)

1946年5月10日、イギリス生まれ、今年80歳!

Trafficを離れた後もソロ・アーティストとして長いキャリアを重ねてきた、まさに英国ロックの生き証人のひとりです。

ちなみに1980年にリリースされたDave Masonの「Save Me」。

この曲でデュエットしているのが、世界的な大成功を収める直前の「Michael Jackson」

こんなところにも彼の長いキャリアを感じます。

さて今回は、2014年にリリースされたアルバム『Future’s Past』から。

「How Do I Get to Heaven」

演奏が終わると聞こえてくる観客の拍手。そう、これはライヴ・テイク。

いやぁ……この拍手の中にいたいもんです。生で聴いてみたい。

広がりのあるメロディ。どこか80年代の良質なロックを思わせるポップさをどうぞ♪

 

 

 

 

 

M2>   Overdose of Joy / Eugene Record(ユージン・レコード)

 

1940年12月23日、アメリカ・シカゴ生まれ。

シカゴ・ソウルを代表するシンガー、

ソングライター『Eugene Record』(ユージン・レコード)

2005年に64歳でこの世を去っていますが、彼が残した音楽は今聴いても本当に洒落ている。シカゴ・ソウルの中でも、とりわけポップでマイルド。

そして、とにかくメロディが美しい。そんな音楽センスを持った人です。

ファルセット・ヴォイスを生かした名曲「Oh Girl」をはじめ、数々のヒット曲を生み出しました。今回選んだのは、1977年にリリースされたソロ・アルバム

『The Eugene Record』から。「Overdose of Joy」

タイトルからしていいじゃないですか。“喜びの過剰摂取”。

メロウでいて、ソウルフル。スウィートなんだけど、甘すぎない。

適度に洗練されていて、何度聴いてもカッコいい。

そして、とろけそうになるコーラスワーク。

もう最高ですね♪

この曲を聴いていると、僕はドライブしたくなる。

高速道路もいいけれど……よく晴れた日。山間を抜けていく道。最高です。

 

 

HI!心呼吸 9月1日(火)

M1>    Traffic in Fleet Street / Nick Heyward

 

1988年にリリースされたアルバム『I Love You Avenue』

「Nick Heyward」は、80年代に人気を博したイギリスのギター・ポップ・バンド

「Haircut One Hundred」での活躍でも知られるアーティスト。

バンド時代から、彼らの音楽には美しいメロディがたくさんありました。

そんなNick Heywardがソロとして歩み始め、1988年に発表したのが『I Love You Avenue』

ソロ3作目となるアルバムです。

日本では大きなセールスには結びつかなかった作品かもしれません。

でも「Haircut One Hundred」時代から持っていた抜群のメロディセンスと、

ソロになってさらに深みを増した彼独自の世界観はバッチリ。

若さや勢いだけではない。少し抑えたヴォーカルで曲の中にある「影」までしっかりと表現している。大人になったNick Heywardの音楽を聴かせてくれる一枚です。

その中から、「Traffic in Fleet Street」

素朴なギターのイントロ。そこへスーッと入り込んでくるヴォーカル。

この曲を聴くと僕の中に浮かんでくるのは、青白く、少しヒヤッとした空気。

どこかノスタルジックで、それでいて温かい。「良い時代」のにおいまで感じるような曲。

 

 

 

 

 

M2>   If You Really Love Me (Let Me Go)  /  Danny Wilson

 

1980年代後半の英国ポップには、独特の美しさがあります。

派手に主張するわけじゃない。メロディを聴いた瞬間に「あっ、いいな」と思わせてくれる。

そんな曲をひとつ。『Danny Wilson』「If You Really Love Me (Let Me Go)」

Danny Wilsonは、スコットランド・ダンディー出身のバンド。

中心人物はGary Clark。バンド名だけを見ると「Danny Wilsonという人」がいるように思ってしまいますが、Danny Wilsonは人の名前ではなくバンド名です。

彼らの名前を一躍有名にしたのは、やっぱり1987年の名曲、

「Mary’s Prayer」これは今聴いても本当に美しい。

でも、Danny Wilsonの魅力は「Mary’s Prayer」だけじゃないんです。

1989年にリリースされた2ndアルバム『Bebop Moptop』

このアルバムから選びたいのが「If You Really Love Me (Let Me Go)」

まず、このタイトルがいい。「もし本当に僕を愛しているなら、行かせてくれ」

なんとも切ない。でも曲を聴いてみると、ただ重たいだけのラブソングではありません。

洒落たアレンジ。少しひねりのあるメロディ。

明るさの中に、ほんの少しだけ切なさが混ざっている。この“ほんの少し”がいいんですよね。