M1> Lead On / ジョージ・ストレイト
『ジョージ・ストリート』
1995年にカントリー・ミュージックにハマっていた頃
まさに「ジャケット買い」を試みた思い出のアルバム
『リード・オン』
カントリー・ミュージックというあまりにも広い音楽ジャンルに
興味をもち、手当たり次第に聞いていた頃。
適当に手にしたのがこの「George Strait」(ジョージ・ストレイト)だったw
そんな彼のことを調べてみると「キング・オブ・カントリー」の称号。
長きにわたりカントリー界のトップに君臨し続けているアーティストだと知る。
1990年代半ばはアメリカのカントリー音楽人気は
とどまるところを知らない勢い。
「ジョージ・ストレイト」のアルバムも軽く発売直後に
100万枚を売り上げたというほど。
飾りけのないシンプルなカントリーが気持ちいい。
ノスタルジーな空気も感じながらカントリーを今の時代に紹介してくれた大切な一人。
M2> Nothing Man / ブルース・スプリングスティーン
『ブルース・スプリングスティーン』
2002年にリリースされた『The Rising』
オリジナルアルバムとしては1995年
『The Ghost Of Tom Joad』以来7年ぶりのリリースとなった名盤です。
そして一番の話題になったのは『E・ストリート・バンド』との録音。
なんと18年ぶりのセッションに。
そしてこのアルバムは2001年9月11日の事件が背景にのしかかっている。
そのメッセージはアメリカを代表して届けてくれた強く熱いモノ。
愛するものを失った悲しみ。
憎悪などさまざまな感情を、さまざまな人々の立場から描かれた作品は
多くの感動をよび、今でも聞く意味があるそんな1枚であることは変わらない。
音楽面から言えば「ロック」を前面に押し出したアルバムというよりも、
ブルースを意識したもののように思える。
そのブルースに込められたメッセージを読みながら聞くと
第一印象が変わって見えてくる世界が広がります。
悲しい影を落としたアメリカにこの歌声が照らすように。

