M1> Justify Me(アコースティック・ヴァージョン)/ ネイト・ジェームス
今週もこのコーナーでごゆっくりと♪
『ネイト・ジェームス』
イギリス出身の男性シンガー。
2005年シングル「Set The Tone」でデビュー。
R&B、ソウル、ファンクに根差したサウンドが彼の特徴。
「ジャミロクワイ」や「レニー・クラヴィッツ」などのアーティストと引き合いに出されることも多かったシンガー。
2007年にリリースされている2ndアルバム『Kingdom Falls』
ファーストのインパクトも大きかったですが
このセカンドは味わい深くて、サラッとはとても聞き流せない。
日本盤にはボーナス・トラックが収録されていて、
代表曲「ジャスティファイ・ミー」のピアノ・アコースティック・ヴァージョン。
シングルよりもシンプルで緊張感もあり聴き応えがあります。
個人的にこちらのテイクの方が好きかも。
グルーヴとファンクが21世紀のフレイヴァーで聞かせてくれる。
M2> A man of the world / コルネイユ
ルワンダ出身。フランスをベースに活躍するシンガー
『コルネイユ』
独特の低めのテナーで聞かせてくれる彼の音楽。
モントリオール在住。フランス語圏のコルネイユ。
このアルバムは英語詞で構成された2007年にリリースされたアルバム
『ザ・バース・オブ・コーネリアス』
もともと彼は「ルワンダ」でツチ族とフツ族の大量虐殺の現場に遭遇してしまう・・・
両親・兄弟を目の前でなくすというつらい過去を持っています。
その後、色々な国を転々とし、大学にも進学したという人物。
そんな過去を背負いながら歌われる、スウィートでメロウなサウンド。
その音が愛に溢れて「素晴らしい」の一言。
深い悲しみなども優しく包み込みます。
奇跡の才能。
不思議な心地良さを持つ彼の声は重すぎず、軽すぎず、調度いい。
今の自分にも、今の自然にも、今の時間帯にも調度いい。

