HI!心呼吸 11月4日(火)

M1> I’ll Never Fall In Love Again (恋よ、さようなら) / ジミー・ロジャース

 

こんな名曲はいかがですか?『ジミー・ロジャース』

1969年にリリースされたアルバム『Windmills Of Your Mind』から。

一番重要なことは1920年代末から’30年代初めにかけて活躍した

“カントリー・ミュージックの父”と呼ばれた

「Jimmie Rodgers」とは別人ですのでお気をつけください。

本名「James Frederick」 “Jimmie” Rodgers ( 1933年生まれ)

‘50年代末から’60年代初頭にかけてヒットを連発しながら、

どちらかと言うとマイナーなイメージのポップス・スター『Jimmie Rodgers』

ワシントン州カマス出身のジミー・ロジャースは、幼い頃からピアノの講師をしていた母にピアノとギターのレッスンを受けています。

彼は大学卒業前にアメリカ空軍に入隊しており、入隊後間もなく朝鮮戦争に従軍。

除隊後の’57年にレコード会社のオーディションで歌って見事合格。

この年にデビューを果たすことになった空軍からミュージシャンになったという人。

同時期にディオンヌ・ワーウィックが歌って大ヒットを記録したわけですが、僕は彼のこのヴァージョンも温かくて好きです。

 

 

 

 

 

 

M2>  If You Only Knew (Album Version)  /   ネッド・ドヒニー

 

1973年デビューを果たしたウェスト・コーストを代表するシンガー・ソングライター

『ネッド・ドヒニー』

このアルバム『プローン』は1979年に発表された彼のサード・アルバム。

実は当時アメリカでの発売は見送られたんですって、

しかし日本だけで発売が許されたのでリリースされたという作品らしいです。

何でだったんでしょう?

かなりソウルフルな仕上がりになっています。

彼の特徴の優しい、繊細な歌声はもちろん、

甘い切ない歌いぶりはこの作品にも存在。

「ネッド・ドヒニー」というと2ndの「ハード・キャンディ」がAORの名盤として有名ですが、しかし夏のアルバムなわけです。

この「プローン」は完全に秋を感じるメロディセンス。

この「If You Only Knew」なんてイントロから秋。

コーデュロイの生地を想像してしまうような肌感。

分かりずらい表現・・・wこの温もりに似た安心感は秋には必需品。