M1> オール・トゥー・スーン / クレオ・レーン
『クレオ・レーン』
この時期にもピッタリの歌声。
イギリスの大御所ヴォーカリスト。
そして彼女のもう一つの顔は「ミュージカル女優」
ジャズ、ポピュラー音楽、クラシック音楽の各部門で、
グラミー賞にノミネートされたことのある唯一の女性歌手!!!
スキャットを多用するその歌唱方法。
こってりと「しつこさが」ない自然体な歌。
そこに彼女の甘い大人なボーカル。
ロマンチックなクリスマスの時間にそっと寄り添ってくれるようです。
原曲を大切にしているスタイルにも好感しかないん彼女の歌。
もともと親交があった『デューク・エリントン』に捧げたアルバムは
1995年にリリースされた『ソリチュード』
まぎれもなく傑作。聞かないのは勿体ない。
クリスマス目前のこのタイミングでじっくりと聴いてみてはいかがでしょう?
M2> This Is Christmas / ルーサー・ヴァンドロス
いよいよクリスマスは目前。
こんな『ルーサー・ヴァンドロス』のクリスマス・アルバムはいかがですか?
多くのアーティストがクリスマス・アルバムをリリースしていますが、
「ルーサー・ヴァンドロス」のこのクリスマス・アルバム
『This Is Christmas』
オリジナル曲が多く収録されています。
コンテンポラリーのカバーのアルバムも良いですが
このアルバムの満足感はちょっと違う。
このタイトルトラック「This Is Christmas」もオリジナルの曲。
企画ものではない本気のクリスマス作品。
ヴェルベットヴォイスと優しいリズムがクリスマスを彩ります。
彼を真似しようとするシンガーは多く存在しましたが、
ビロードのように優しくありったけの想いを込めてバラードを歌う彼には誰も適わなかった・・・。
神聖な大切なクリスマスというものをこのアルバムの「熱」が教えてくれます。

