M1> I’ll Be Here / ホリー・コール
年末に入ってきて彼女の声を聴きながら心を落ち着かせたい。
1991年の「コーリング・ユー」が大ヒットを記録した
『ホリー・コール』
2000年にリリースされたアルバム
『ROMANTICALLY HELPLESS』(私のいる時間)
ジャズ・ヴォーカル・ファンから、ポップス・ファンまで
幅広くファン層を持つ彼女のポップス寄りの作品です。
1曲目のウッドベースで冒頭を飾るポール・サイモンの「ワン・トリック・ポニー」
すぐにスタンダードなジャズ・アルバムではない事に気づきます。
そんなアルバムの中でギターのリズムに乗って歌われるこの曲。
「I’ll Be Here」
彼女のフンワリとした表情が表現され、とても居心地が良い音時間に。
僕はこの曲のおかげで大好きになったアルバムでもあります。
ジャズのイメージも強いホリー・コール。
歌声を十分に楽しめるアルバムであることは間違いない。
M2> I Found a Love / ライアン・ショー
1980年生まれ。アトランタはディケーター出身のソウル・シンガー
『ライアン・ショー』
2007年にリリースされた『This Is Ryan Shaw』
Ryan Showのデビューアルバムは『This is Ryan Shaw』と
自身の名前を「SHOW」と引っ掛けたというお茶目なアルバム。
このアルバム。作り方としては本当に珍しい作りをしています。
というのはほとんどがカヴァー。
オリジナルは2,3曲だけ。しかしこのカヴァーで彼の本当の実力と
本物さに気づいてしまう。
これがデビューアルバムっていうから驚きです。
彼の歌唱力、表現力、声の持つパワー。
いろんなカヴァーも楽しめるアルバムですが、収録されている
「I Found a Love」
この声の力で「心の呼吸」どころではなくなってしまう。
どうぞ彼のパワフルな声のシャワーを浴びてください。

