M1> How About Love / CHOCOLATE MILK
『CHOCOLATE MILKチョコレート・ミルク』
1974年.テネシー州メンフィスで結成された「ファンク/ソウル・バンド」
75年にデビューを飾ることになりますが
もともとはJazzグループとして活動をスタートしていたグループ。
このデビューアルバム『Action Speaks Louder Than Words』は大ヒットを記録。
「アラン・トゥーサン」のプロデュースで見出されたグループとしても有名。
その後、アラン・トゥーサンのプロデュースでこのアルバム
1976年にリリースされた『Chocolate Milk』をリリース。
このアルバムには今でも愛される名曲たちが収録。
特にこの「How About Love」は美しいメロディに重厚なフォーンセクション。
美しいボーカルが優しくフロントに現れ、
コーラスも温かく聞かせてくれる1曲。
さすが、もともとJazzアーティスト。
その演奏のカッコいいこと。
Jazzとソウルを見事にミックスさせ、新たなソウルミュージックを聞かせてくれます。
デビューが僕の生まれた年ですって。50年経ってもこのカッコよさ。
M2> アンチェインド・メロディー / マット・モンロー
『マット・モンロー』
フランク・シナトラと声質が似ていたので「British Sinatra」(英国のシナトラ)
と呼ばれ、世界中の多くのファンを魅了した「マット・モンロー」
1955年に公開され世界でヒットした名作「慕情」のテーマ曲
「Love is a many Splendored Thing」を歌ったのがこの方。マット・モンロー。
彼の代表曲になった曲でもあります。
「マット・モンロー」は1960年代にイギリスで活躍したバラード歌手。
30年近くの活動期間の間に世界各地でコンサートを開き、
レコード総売上枚数は1億枚に上るという。
ヒットの仕掛人はビートルズのプロデューサーとしても知られる「ジョージ・マーティン」
他のヒット曲としては「Softly As I Leave You」「ロシアよりを愛をこめて」
(『007 危機一発』の主題歌)など。60年代の代表するシンガー。
リアルタイムに聴いていないのに、こんなにも心に訴えてくる歌声って一体なんなんでしょうか。
そんなモンローのアルバム「慕情」に収録されたのはご存知「ライチャス・ブラザーズ」のカバー。彼のバージョンはやはり「映画音楽」になってしまうんですね。

