Hi!心呼吸 6月30日(木)

M1>  サマータイム  /   シーネ・エイ

 

2015年にリリースされたアルバム「シングス・スタンダード」

デンマークの歌姫『シーネ・エイ』のアルバムから。

このアルバムの特徴は北欧ジャズ・シーンを代表するベーシスト「トーマス・フォネスベック」とのデュオ・アルバム。

こんなにシンプルなのに奥深い。

ベースだけなのにこの世界の広がり・・・。感動するわ~♪

 

これは彼女の類まれなるシンガーとしての才能の証明作品。

説明書なんて要らない、聴けばわかる実力の証。

そこのソング・ライティングのクオリティに美しさ・・・。

もう何があとは必要ですか???

と褒めちぎったところで、今度はベーシスト。

“ニールス・ヘニング・ペデルセンの再来”とも称される『トーマス・フォネスベック』

彼のベースは生き物のように表情をころころ変えるベース。

 

収録曲はジャズのスタンダードをかっちりと。

安心して聞き惚れてしまいます。スキャットの後に聞こえてくるフォネスベックのソロ。

聴き所満載です。

 

また個人パワープレイが始まりそう♪

 

M2> Kamakani Ka’ili Aloha(カ・マカニ・カイリ・アロハ)/  ネイサン・アウェアウ

 

2008年にリリースされたネイサン・アウェアウのアルバム「E Apo Mai」(エ・アポ・マイ)

意味的には「大事なもの」みたいな意味があるそうです・・・。

 

「ネイサン・アウェアウ」

1996年ソロ・デビュー・アルバム「センター・ステージ」をリリース。

2001年、自身の3rdアルバム「エ・アポ・マイ」で大ブレイク。

ハワイのグラミー賞といわれる「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」で「最優秀男性ヴォーカリスト賞」、「ソング・オブ・ザ・イヤー」のメイン・タイトルを受賞。

バリー・フラナガン率いる新星HAPAのメンバーに抜擢されたという実力者。

さてこの曲「Ka Makani Ka’ili Aloha」は有名なスタンダードナンバー。

数多くの方が歌っていらっしゃるスタンダード。

色んなアーティストの歌を聴き比べてみるのも面白いかもしれませんね。

ハワイアンが似合い始めるシーズン。

 

曲名の”カ マカニ カイリ アロハ”。

Makaniは、風。

ka’iliは、ひったくり、強奪

「愛を奪う風」

 

こんな意味だと想像しながら聞くとロマンチックがとまりません。