M1> Beautiful Love / シーネ・エイ
デンマークのジャズシンガー『シーネ・エイ』の「Beautiful Love」
2015年リリースのアルバム
『Sings The Standards』に収録された1曲です。
この作品は、北欧ジャズシーンを代表するベーシスト
「トーマス・フォネスベック」とのデュオアルバム。
ボーカルとベースだけという、とてもシンプルな編成なのですが
その音の世界は驚くほど豊かです。
シーネ・エイの透明感ある歌声。
そして、“ニールス・ヘニング・ペデルセンの再来”とも称される
トーマス・フォネスベックの表情豊かなベース。
お互いの呼吸を感じながら紡がれていく演奏は、派手さではなく“音の深さ”をじっくり味わわせてくれます。スタンダードナンバーを丁寧に、美しく届けてくれるこのアルバム。
気づけば、静かに聴き入ってしまう一枚です。
夜のリラックスタイムにもおすすめの「Beautiful Love」。
ぜひ、ゆったりとした気持ちで楽しんでみてください。
M2> Hey Baby / カーティス・メイフィールド
『カーティス・メイフィールド』の「Hey Baby」。
1983年リリースのアルバム
『Honesty』に収録された1曲です。
このアルバムは80年代前半のSOULやPOPシーンを語る上でも外せない作品のひとつ。
シンセサイザーを取り入れながらも、生演奏の温かさがしっかりと
息づいているのが印象的です。
特に「Hey Baby」は、やわらかなイントロから一気にその世界観へ引き込まれます。
シンセと生音のバランス感覚が絶妙で、
派手になりすぎず、とても洗練されたサウンド。
そこに重なる、円熟味を増したカーティスの甘い歌声。
どこかマーヴィン・ゲイを思わせるような、
セクシーでスモーキーな空気感も漂っています。
さらに途中で加わるホーンアレンジも見事。
音を重ねすぎず、それぞれの楽器がしっかり呼吸しているような感覚があります。
今聴いてもまったく色褪せない、この時代ならではのグルーヴ。
アレンジの細かいニュアンスまで楽しみたくなる1曲です。

