M1> Bring On The Rain / ジョ・ディ・メッシーナ
今週もこのコーナーでごゆっくりと♪
『ジョ・ディ・メッシーナ』
「雨の日だからこそ聴きたいカントリー」
ジョ・ディ・メッシーナという名前を聞いて「懐かしい!」と思う方も多いのではないでしょうか。90年代後半から2000年代にかけて、カントリー・ミュージックの世界で数々のヒットを放った彼女。伝統的なカントリーの魅力を大切にしながらも、
ポップスやソウルの要素を取り入れたサウンドは、当時としてはとても新鮮でした。
カントリーというと少し敷居が高いイメージを持つ方もいるかもしれませんが、
ジョ・ディ・メッシーナの音楽は実に親しみやすい。
軽やかなメロディーの中に、アメリカの風景や人々の暮らしが自然に感じられます。
今日ご紹介する「Bring On The Rain」は、
2000年にリリースされたアルバム『Burn』に収録された一曲。
タイトルは「雨を連れておいで」という意味ですが、
ただ落ち込むだけの雨ではなく、その先にある希望や前向きな気持ちを感じさせてくれる作品です。どんよりとした空の日でも、不思議と心を軽くしてくれる。
そんな力を持った楽曲だと思います。梅雨時。あえてカントリーを選んでみる。
M2> ルナス・ロタス / ロサーナ(ROSANA)
「スペインの風を運んでくれる一枚」
スペイン出身のシンガーソングライター『ロサーナ』
日本ではそれほど知られていないかもしれませんが、スペイン語圏では絶大な人気を誇るアーティストです。彼女の音楽をひと言で表現するなら、
ラテンポップをベースに、レゲエやボサノヴァの心地よさを自然に溶け込ませたサウンド。
どこか開放感があって、肩の力を抜いて楽しめる魅力があります。
1997年にリリースされたセカンドアルバム『Lunas Rotas(ルナス・ロタス)』
この作品はスペイン国内で大ヒットを記録し、
チャート1位を獲得。ラジオでも繰り返しオンエアされ多くの人に愛されました。
ロサーナの魅力は何と言ってもその歌声。
低音が印象的で落ち着きがあり、初めて聴くと「男性ボーカルかな?」と思う方もいるかもしれません。しかし、その深みのある声が楽曲に独特の説得力を与えています。
アルバム全体にはラテンの香りがたっぷりと漂っていますが、
決して派手すぎず、とても聴きやすい。スペイン語が分からなくても、
メロディーやリズムだけで十分に楽しめるのもこの作品の魅力です。
むしろ言葉の意味を超えて、音そのものの美しさを感じられる一枚かもしれません。

