HI!心呼吸 6月24日(水)

M1> 悲しき恋心(Absence Makes The Heart Grow Fonder)  /

ティファニー・アンダース&ボイド・ライス

「音楽好きなら一度は観てほしい映画とサウンドトラック」

映画を観終わったあと、しばらく余韻に浸ってしまう作品・・・ありますよね。

「悲しき恋心(Absence Makes The Heart Grow Fonder)」は、

そんな映画のひとつ『グレイス・オブ・マイ・ハート』のオリジナル・サウンドトラックに収録されている楽曲です。1996年に公開されたこの映画は、シンガーソングライターの 「Carole King」の半生をモチーフにしながら、1950年代から1970年代前半までのアメリカ音楽界を描いた作品。特に60年代ポップスがお好きな方にはたまらない世界が広がっています。作品全体から感じるのは、音楽への深い愛情と徹底したこだわり。

当時の空気感やレコーディング文化、ソングライターたちの情熱が丁寧に描かれていて、まるで音楽史の教科書を映像で見ているような感覚になります。サウンドトラックも実に豪華です。音楽を手掛けたのは「Joni Mitchell」の元夫としても知られる「Larry Klein」

さらに「Burt Bacharach」と「Elvis Costello」 が初めて共作した名曲「God Give Me Strength」も収録されており、音楽ファンなら思わず唸ってしまう内容です。

「悲しき恋心」は「ティファニー・アンダース」と「ボイド・ライス」による美しいデュエット。久しぶりにもう一度、この映画を観たくなってきました。

 

 

 

 

 

M2>   So Far Away   /    キャロル・キング

 

「何度聴いても色褪せない名盤」

『キャロル・キング』の「So Far Away」

収録されているのは、1971年に発表された歴史的名盤『Tapestry(つづれおり)』

このアルバムについては、もはや説明は必要ないかもしれません。

音楽ファンであれば一度は耳にしたことがある作品。

多くのアーティストたちに影響を与え続けている一枚です。

1960年代、数々のヒット曲を生み出すソングライターとして活躍していた「Carole King」

その彼女がシンガーソングライターとして発表した2枚目のソロアルバムが

『Tapestry』でした。全米アルバムチャートでは15週連続1位という驚異的な記録を打ち立て、今なお多くの人々に愛され続けています。このアルバムを聴いていると、

一人の女性が抱える悲しみや孤独、迷い、そして希望までもが自然と伝わってきます。

決して派手ではありません。大きな声で感情をぶつけるわけでもありません。

それでも心の奥深くに静かに入り込み、聴く人それぞれの人生に寄り添ってくれる。

そんな不思議な力を持っています。「So Far Away」もその代表的な一曲。

キャロル・キングの素朴で優しい歌声。飾らないピアノ。だからこそ楽曲そのものの美しさが際立ちます。このアルバムとの出会いが人生を少しだけ豊かにしてくれる。