HI!心呼吸 12月14日(木)

M1>  Snowy Morning Blues /   Marcus Roberts(マーカス・ロバーツ)

 

1963年フロリダ州生まれの、盲目のジャズ・ピアニスト

『マーカス・ロバーツ』

80年代に「ウィントン・マルサリス」のバンドのメンバーとして参加。

その知名度を得たピアニスト。

さて「マルサリス」と言えば、ニューオリンズの名ジャズ一家としても有名。

そんなマルサリスの影響を受けた彼の音楽は

「ニューオリンズ・ジャズ」影響を色濃く受けているのが分かります。

ニューオリンズ・ジャズはジャズの初期のカタチといわれています。

ジャズの大きな特徴のひとつは「スウィング」あるいは「4ビート」と

呼ばれるハネそうでハネない独特のリズム。

ニューオリンズ・ジャズはちょっと2ビートっぽいノリが残っているのだとか・・・。

そのリズムがとにかく気持ちいい。

この「Snowy Morning Blues」にもその要素がチラッと顔を出します。

ブルースの中に軽いタッチでリズムを刻みます。

心地いいリズムは冬の冷えた朝にも合います♪

 

 

 

 

 

M2>   Balance Of Nature  /    ルーマー

 

12月ってやはりバタバタ・・・。

ゆったりと過ごしたい気持ちを皆さんお持ちでしょう。

「バート・バカラック」ファンにはたまらない1枚をご紹介。

2016年にリリースされている

『This Girl’s In Love: A Bacharach & David Songbook』

(ディス・ガール ~バカラック&デヴィッド・ソングブック)

このアルバムは『ルーマー』の作品。

このアルバムの気持ちよさ…最高です。

もともとバカラック・サウンドが好きな僕。

その名曲がルーマーによって再びスポットを浴びる。

その感動たるや。

ルーマーが2016年にリリースしましたが、

往年の名スタンダードポップスへのリスペクトがこの作品に込められているんです。

センスの抜群。バラエティに富んだ彼女の「名カバー」をゆったりと♪