HI!心呼吸 10月16日(月)

M1>  SONG I SING FOR YOU  /   トミー・スナイダー

 

今週は優しい時間の流れをテーマに選曲してみました♪

まずは、「トミー・スナイダー」の美しい1曲から。

「ゴダイゴ」のドラマーとして活躍した「トミー・スナイダー」

が1980年にリリースしたファースト・ソロ・アルバム

『ゼア・カムズ・ア・タイム』から。

 

ご存知大野雄二氏の作曲した「ルパン三世」のヴォーカルと言えばシックリ来る人も多いでしょうね。

このアルバムでは「ルパン三世」、名曲「マリン・エクスプレス」などのヒット曲も収録されているのでルパンファンの方にもオススメ♪

往年の日本を代表するAORの代表格の風格をこのアルバムでも楽しめます。

そして、なんと言っても貴重なトミーの歌声をたっぷりと味わえるのもこのアルバムの魅力。

甘いリラックスした歌声に心癒される方も多いでしょう♪

少しこもる感じの彼の声質はピアノの優しい旋律にもマッチします。

映画のワンシーンのような想像力をかきたてられるこの曲はフォーン・セクションとの相性もベストマッチ。感動の1曲から今週はスタートです♪ジーン・・・。

 

 

 

M2>  ホエア・ウイ・ゴナ・ダンス /  マイケル・センベロ

 

「マイケル・センベロ」の名前を久しぶりに聞いた気がする。

1980年代の音楽ファンの皆さんにはおなじみのアーティスト♪

彼の名を一躍有名にしたのは1983年映画「フラッシュダンス」。

「フラッシュダンスオリジナル・サウンドトラック」

サントラにも収録された「Maniac」・・・83年ビルボード年間ランキング9位を記録した代表曲です♪

元々は、スタジオミュージシャンでキャリアをスタートさせたセンベロ。

先ほどの「Maniac」がヒットするまでには数多くの大物アーティストのバック・ギタリストを務めて痛んだそうです。

例えば、「スティーヴィー・ワンダー」♪

ちなみにスティーヴィー・ワンダーのバックにはなんと17才で参加していると言いますから驚きです!

ギタリストとしても充分成功を収めたとは思いますが、デビューを飾り世界的なヒットを飛ばしたアーティストとしてこの時代にも歌声はキラリと光ります♪

美しいコーラスで始まるこの「Where we gonna dance」は1992年にリリースされた「Caravan of Dreams」に収録♪

この90’sフレーバーバリバリ♪キュンキュンするのは僕だけ?好きすぎます♪

HI!心呼吸 10月13日(金)

M1>  ワット・ハヴ・アイ・ダン  /   サム・オック

 

彼の声も音楽性も好きなんですよね♪

「天使の歌声」と形容されるアメリカ在住のマルチ・アーティスト『サム・オック』

彼の才能の凄さを僕が語ることは無理です。

メリーランド大学でミュージック・テクノロジーを専攻した学生だったこと。

作曲~プログラミング~ドラム~ギター~ベース~ピアノ~・・・

そしてヴォーカルまでを一人で担うことができること。

マルチ・アーティスト“サム・オック”としての顔。

 

そして彼の作る音楽の奥の深い事。

耳に気持ちいいサウンドはもちろん。

ポップセンスの多彩ぶり。

HIPHOP/R&Bの枠組みでは、なかなか触れることができない、

美しくて、誠実な深い愛に満ちた音楽たち。

幸せになれる音楽っていいですよね。

2015のサード・アルバム

『GREY』

曲全体がまろやか。

何も考えずに息抜きしてください。サム・オックに身をまかせて♪

 

 

M2>  コンプラン・デ・ラ・ブッテ  /   ルーファス・ウェインライト

 

久しぶりのサウンドトラックから♪

もう懐かしい映画ですね『ムーラン・ルージュ!』のオリジナル・サウンドトラック。

もちろんクリスティーナ・アギレラ、リル・キム、マイア&ピンク歌唱による

テーマ曲「レディ・マーマレイド」も収録されたサントラですが、

このサントラのお目当ては他に収録されている味のある曲達の良いこと♪

もうすでにサントラではないレベル。

サントラなんて甘っちょろいモノではないですね。

1枚の気合の入ったコンピレーションだと思った方がいいかもしれません。

映画を見ていない人ほど聞いてみるといいかも♪

1曲1曲が本当に素晴らしい。

ユワンマクレガーもニコールキッドマンもその歌声の素晴らしい事。

うまいです!!

 

世界感の広がりでもう一度映画を見直してみたくなりますが、ルーファスの色気のある声はアルバムの中でも際立って聞こえます♪

芸術の秋。映画のサントラで新たな音楽の世界を見てみては???おすすめ♪

HI!心呼吸 10月12日(木)

M1>  ワイド・グリーン・アイズ /   ファブリッツィオ・ボッソ

 

今聞きたいナンバー1!

この時季にゆったりとお酒とか、コーヒーとか飲みながら聞きたいナンバー1♪

勝手にナンバー1♪

2009年のアルバムですが…許してください。

たまに引っ張り出して聞きたくなるそんな1枚です♪

「ファブリッツィオ・ボッソ」

『SOL!』(ソル!)

イタリア・ジャズ界が誇るトランぺッターとアルゼンチン出身のジロットのコラボ・ラテン作です。冒頭から圧倒するラテン・ジャズの世界がドキドキします。

このアルバムには情熱のソウル・シンガー『ラウル・ミドン』がゲスト参加しているなんてところも最高です!

現代ジャズのスター「ファブリッツィオ・ボッソ」

イタリアの粋をちりばめた音色♪で聞かせてくれたラテン・ジャズ。

ラテンのサウンドに絶妙に絡んでくるプレイはいつ聞いても素晴らしい♪

かつて、ブルースから生まれたジャズ。

カリブ海を渡り情熱のラテンを取り込む。

新たな世界を進んでいく現代ジャズ。このトランペットをBGMに♪

 

 

M2> アイ・ドント・ワナ・ラヴ・サムバディ・エルス/  ア・グレイト・ビッグ・ワールド

 

NY発のピアノポップ・デュオ『ア・グレイト・ビッグ・ワールド』のデビュー・アルバム。

2014年にリリースされた「イズ・ゼア・エニバディ・アウト・ゼア?」

 

もともと2012年、NY大学に通っていたイアンとチャドの2人で結成された『ア・グレイト・ビッグ・ワールド』

こんなピアノで聞かせてくれるサウンドを求めていたのかもしれないなぁ。

美しく響く旋律は潔さと日本人も刺激する哀愁も感じます♪

全曲をイアンとチャドが手がけ、そのすべてがポップで優しく美しい。

そして時に切ない。

日本人の琴線にも触れますよね。

シンプルで丁寧なアレンジ。

フレッシュな繊細な歌詞と歌声は青春をも感じます。

高官バリバリの2人のサウンドは今の時代には必要だと思う。

EDMが主流だったりする今。

昔ながらの王道のポップスに新鮮さを感じるのは僕だけでは無いはず。

陽気でメロディアスなギターも交えたポジティブなサウンドは

日々のうっとうしい現実を吹き飛ばしてくれる可能性、大!

HI!心呼吸 10月11日(水)

M1>  Fingers Crossed   /   イアン・ハンター

 

1939年6月3日 。現在78歳。

「イアン・ハンター」

1969年に「モット・ザ・フープル」を結成。

解散後もソロとして数多くの作品を残し、ソングライターとしての才能も発揮。

今もなお活動を続けるレジェンド。

このアルバムは2016年。

昨年リリースされている「Fingers Crossed」

この作品は77歳を迎える段階で制作された。

信じられるだろうか?この渋いサウンドを77歳になるアーティストが歌っているってこと。カッコよすぎるでしょ。

その内容も「モット・ザ・フープル」のヒットアルバムをプロデュースした「デヴィッド・ボウイ」に捧げた「Dandy」など、自分のルーツを見つめ直している♪

衰えない歌唱力とソング・ライティング。

素晴らしいロックです。

原点回帰のイメージも持つことのできるこの1枚。

じっくり秋の夜長のBGMに決定です♪渋いロックはお好きですか?

 

 

M2>  Isn’t She Lovely  /    SOUL GAUGE  (ソウルゲージ)

 

レジェンドに変わっては日本人の若き才能を♪

兵庫県出身の井草聖二(いぐさ せいじ)さんと、

大分県出身の磯貝一樹(いそがい かずき)さんのギター・デュオ♪

『SOUL GAUGE』(ソウルゲージ)

2010年、米で開催された国際ギターコンテストでTOP5を獲得した神戸出身の井草聖二さん。多くのアーティストのレコーディングやツアーに参加する大分出身の磯貝一樹さん。そんな二人のギター・デュオは想像を超えてくれるギターの音色を聞かせてくれます。

 

2014年にリリースされた彼らのデビューアルバム『Born in Street』

はまさにストリートから飛び出さ火た超絶テクニックの応酬♪

驚異的なテクニックを聞かせてくれます。

オリジナル曲はもちろん、R&B、J-POP、ロック、

クラシック、アニメ・・・などジャンルを問わず世界の名曲をもただのカバーではなく、再構築して別の物のように聞かせてくれる。

だから普通のカバーしたギターの上手い人の音楽。では終わらない。

 

技術を誇示するのではなく、しっかりと楽しさを伝えてくれる余裕。

2本のギターがの音色をじっくりとお楽しみください♪日本の才能って凄くないですか?

HI!心呼吸 10月10日(火)

M1> Iam The Black Gold Of The Sun  / ニュー・ロータリー・コネクション

 

ソウルとジャズをサイケデリックに融合した伝説のバンド

「ザ・ニュー・ロータリー・コネクション」

1971年にリリースした最終作がこのアルバム『ヘイ・ラブ』

 

この曲達もこの時期に不意に気持ちよく耳を横切るんです♪

特に浮遊感が漂う高温ヴォイス・・・「ミニー・リパートン」

そうです。ミニー・リパートンが在籍していたことでも有名なバンド。

 

ソウル、ジャズ、ロック、R&B、ゴスペル、サイケ・・・。

あらゆる音楽をも関係なく壁をなくし、見事に融合した音楽は優しさにも満ちています。

ジャンルなんてどうでもいい。

品も良くておしゃれで包み込んでくれるようなスケールの大きさも感じてしまいます。

コーラスのどこかユルイ感じも包み込んでくれる感じの要因です。

 

どこか牧歌的ですらある、平和で楽園的な音楽です。

この時代に聞きたくなってしまうのは耳がこの「平和」を敏感に感じているからでしょうか。洗練された美しいメロディ。透き通ったボーカル。幸せを感じられる1枚です♪

 

 

M2>  Not Like You  /   トリック・ターナー

 

「リンキンもリスペクトするだけはあるなぁ・・・。カッコイイもの。」

そんな感想だったなぁ。

今でもカッコいいモノ。

あまりこのコーナーでは選曲しないジャンルかもしれませんね。

ジャンルなんてどうでもいいんです。ってことで♪

メロディの良さ。すんなり入ってくるボーダレスな声質。

 

ヒップホップにハード・ロックをミックス。

オルタナティブ・メタルのスタイルを持つアリゾナ、フェニックス出身の6人組、

『トリック・ターナー』

デビュー・アルバムがこの2002年の『Trik Turner』

今から15年前。

この音楽の鋭さと、優しさに衝撃を受けましたね。

ミクスチャーのカッコよさを改めて感じた音。

実際アルバムを全体で聴いてみるとヘヴィーな音ばかりでない。

この秋は今まで聞いてこなかった音楽に触れてみるのも良いのかも♪

ヒップホップ、ラップが苦手のかたもこの時代のトリック・ターナーはおススメですぞ♪

HI!心呼吸 10月9日(月)

M1>  Friends And Lovers  /    チェズニー・ホークス

 

今週はこんな曲から始めてみます♪「体育の日」の祝日でお休みの方も多いはず♪

久しぶりに友人との楽しい時間を過ごしている方もいるでしょうね。

『チェズニー・ホークス』

彼の名前を久しぶりに聴きました♪

懐かしい♪
1991年には『The One And Only』が大ヒット。

マイケル・J・フォックス主演の「ドク・ハリウッド」の主題歌となり、全英No1を記録したイギリス出身のシンガーです。

 

どうしても爽やかな青年らしいハツラツとした印象が強いチェズニー・ホークス。

やはり僕は『The One And Only』のイメージが大きすぎて・・・。

そんな彼の1993年に発表したシングルが「What’s Wrong With This Picture?」(想い出のピクチャー)という曲。

 

この曲も本国イギリスではセールスを伸ばした曲ではありますが、

個人としてはこのカップリングの曲は彼の意外な表情が見れて好きでした♪久しぶりに聴いてみてやはり良い曲です。地味な曲かもしれないけど、透明感のある彼の声にはこのメロディが合う気がします♪アイツに会いたくなってきた♪元気かな?

 

 

M2>  My Love  /    HARRY CONNICK JR

 

2014年にリリースされた

『The Art of McCartney』(アート・オブ・マッカートニー~ポールへ捧ぐ)から♪

たまに頭の中をグルグル回るメロディってありますよね。

そのメロディってちゃんと季節を意識していたりしますよね。

不思議なことに。

それも半世紀以上経っても世界で愛され続ける。

そのメロディが今でもホッとさせてくれるってすごい事。

ポールの声でグルグル・・・でもこの方の声でもグルグルと♪

 

スーパースター『ポール・マッカートニーへ捧げる超豪華トリビュート・アルバム』がこのアルバムです。

なんて豪華なアーティストが参加しているんでしょう♪

Maybe I’m Amazed – Billy Joel、

Wanderlust – Brian Wilson、

Yesterday – Willie Nelson・・・・。

その他にもなんせ豪華なメンツが揃っている訳です。そんな中でハリー・コニック・ジュニアのカバーのMy Loveです♪色気とゴージャスさは秋にも華を添えてくれます♪

HI!心呼吸 10月6日(金)

M1>   NEW DAY  /    アウスゲイル

 

今年のフジロックフェスティバルにも登場した彼。

アイスランドの天才シンガー・ソングライター『アウスゲイル』

 

2017年5月5日にリリースされたセカンド・アルバム「アフターグロウ」

は彼の感情をこめられた作品。

デビュー・アルバム「イン・ザ・サイレンス』とはかけ離れた作品。

3年ぶりに届けれられたアルバムは進化を遂げています。

エレクトロ・サウンドに磨きをかけて、そこにR&B、

ソウルの音楽要素を彼のオリジナルのフィルターに通して発信してくれています。

中にはフォーキーなアコースティック・サウンドも。

アコースティックな印象が強かった1枚目。

そのフォーキーさが好きだった僕にはこのアルバムの「NEW DAY」はアルバムの軸な気がして大好きです。

優しくてフォーキーでやはり彼が天才である事を実感した曲。

コーラスは計算されていて、雄大な自然を想像するアレンジは涙モノ。

彼ってまだ25歳・・・。ね?天才っているんですよね。まいっちゃいます♪

 

 

M2>   レット・イット・ゴー  /    ヘイリー・スタインフェルド

 

女優でもあり、モデルでもあり、歌手でもあり・・・。

ここにも天才がおりました♪

14歳で鮮烈デビューを果たした2010年のアメリカ映画『トゥルー・グリット』から注目を集め、2015年に公開された大ヒット・ミュージカル・コメディ映画

『ピッチ・パーフェクト2』でエミリー役として出演、そのヴォーカル・パフォーマンスが話題となり、一気に音楽の世界で輝き始めた『ヘイリー・スタインフェルド』

 

今やアメリカ全土のティーンエージャーから大人までを魅了する「アーティスト」に変貌した彼女は若干20歳。

勘弁してくれよ・・・。

父親はユダヤ系、母方の祖父はフィリピンの家系である彼女のエキゾチックな美しさは日本人にも身近に感じるはず。

彼女の2016年にリリースされた『ヘイズ~日本デビュー・ミニ・アルバム』の曲からも彼女の実力と可能性を感じてしまいます♪チャーミングでもあり、本格的な歌唱力はこれからも注目したくなる存在♪

まだ20歳・・・ヤバいです。

HI!心呼吸 10月5日(木)

M1>  Night Still Comes  /   ニーコ・ケース

 

Neko Case(ニーコ・ケース)は

バージニア州アレクサンドリア出身のカントリー系シンガー・ソング・ライター。

15才で親元を離れ、18歳の時には幾つかのバンドでドラムを叩いていたという彼女。

キャリアからしてもチャレンジャーであることは分かります。

 

ソロに転向してから数枚のアルバムを発表していますが、

2013年のこの作品は彼女にとって6枚目のアルバム。

「Worse Things Get the Harder I Fight」

(ザ・ワース・シングス・ゲット・ザ・ハーダー・アイ・ファイト)は

カントリーに影響を受けたことを証明するような作品。

 

カントリーを前面というわけでもなく、ポップにもアレンジされたフォーキーな音。

音の幅が広い曲達が並びます。挑戦した新しい世界は新鮮な空気。

まさにチャレンジした作風は斬新で潔い。

少しハスキーな声質は僕には心地いい♪

浮遊感に似た独特の世界にもすんなりと入り込んで、居心地の良さを実感します。

居心地によいリビングにでもお邪魔するような感覚で聴いてみては?

 

M2>   Night Dolls  /    Paris Match

 

今週唯一の邦楽アーティストさんです。

「Paris Match」

ヴォーカル「ミズノマリ」さんは名古屋市出身。

名古屋のFM局にも出入りしていたこともある彼女は、身近に感じる存在。

彼女の歌声と、杉山洋介さんが作るメロディはこの二人だけでしか作れない音楽。

気持ちいいですね♪

 

改めてPOPデュオ「Paris Match」の通算10枚目のアルバム『edition 10』から。

ジャケットのデザインを裏切らない、大人の空気感。

ジャパニーズ・AOR。

そんなメロディは涼しげでもあり、アーバンなオシャレさを身にまといます。

今から30年前の音でもあるけれど、新しい感触。

今求められている柔和なAORを奏でます。

夜のドライブ、癒しのBGM、眠る前のご褒美。

アップテンポな曲でも上品さがあり、ジャジーなピアノなどの愛称は完璧。

やっぱり気持ちいいなぁ。

ワイグルにもゲストに来てもらいたい♪おすすめです♪

HI!心呼吸 10月4日(水)

M1>  Another Morning  /    モーラ・オコンネル

 

アイルランドに生まれた「モーラ・オコンネル」

 

元々はアイリッシュ音楽のバンドに所属してキャリアをスタートさせたシンガーです。

ソロで活動をするようになってからは、やはり自分の音楽のルーツである

「アイリッシュ音楽」をベースにカントリーと融合した音楽を届けてくれました。

 

その音楽の世界から、心地いい風を感じながら、勝手に映像を想像できるんです。

アイリッシュとアコースティック・カントリー。

遠いようで近い音楽の融合。

1989年にリリースされた3枚目のアルバム

「ジャスト・イン・タイム」

彼女の爽やかで、でもサラッとは聞けないドシッとした歌声。

どこか無骨な感じの歌声は根性に似た強さを感じます。

それはアイリッシュの魂なのか、はたまたカントリーの影響なのか・・・。

 

アルバムにはエディット・ピアフ、ビートルズのカバーなども収録されていますが、

「愛の賛歌」は涙モノ。その根性に似た強さを感じます。日本人好みだと思うな♪

でも今日は爽やかなポップな曲をどうぞ♪秋の空に吸い込まれて行け~♪

 

M2>  Sky High  /    ベン・フォールズ・ファイヴ

 

ピアノの旋律が恋しい季節。

2012年にリリースされた「ベン・フォールズ・ファイヴ」のアルバム

『サウンド・オブ・ザ・ライフ・オブ・マインド』から。

 

「ベン・フォールズ・ファイヴ」といえば、1995年に登場したピアノをメインにしたギターレスの3ピース・バンド。

1995年 『ベン・フォールズ・ファイヴ』はまさに名盤でしたね。

パンキッシュで、パワフルなピアノ・・・。

そんなイメージ。メロディ・センスは天才的。日本でも大ブレイク。

このアルバムは活動休止後、再結成されてから届いた意欲作でもありました。

 

初期のパンキッシュなサウンドが好きな方には少し寂しい感じはしたかもしれませんが、僕は個人的にはこのアルバムの方が好き。

温かなピアノの美しいメロディはもちろん、

骨太なベースにドラムの強さは幸せな気持ちにしてくれます♪

そして、この「Sky High」はそれまでのベン・フォールズ・ファイヴにはない

異色作。

それが良いんです。このピースフルな1曲をどうぞ秋晴れに♪

HI!心呼吸 10月3日(火)

M1> Diamond Inside Of You  /   ロドニー・フランクリン

 

そろそろこんなテンポの曲を聴きたくなります。

10代でフュージョン・シーンの真ん中に躍り出た天才キーボーディスト。

70年代後半から80年代にかけて注目された「ロドニー・フランクリン」

 

彼の代表曲として有名な「ザ・グルーヴ」も最高にクールな曲ですが、

どちらかというとファンキー・フュージョンを聴かせてくれるイメージがあるんですが、」

実はこんなテイストの曲を演出してくれています。

 

僕はこのアルバムのタイトルになっているこの曲が、秋冬に聞きたくなってきます。

1988年に本国でリリースされている彼のキャリアの中では初期の作品

『Diamond Inside Of You』から

「Diamond Inside Of You」♪

このゴスペルの1曲は彼のまさにルーツ。

昨年(2016年)亡くなったゴスペル界の重鎮「ダリル・コーリー」と

「キャロライン・ジョンソン・ホワイト」の二人をゲスト・ヴォーカルに迎えた感動作。

美しいピアノの旋律から優雅に聴かせてくれるアルバムの最後に収録されている名曲。

後半のコーラスは圧巻です♪じっくりと秋にも冬にもキラキラして綺麗でしょ♪

 

 

M2>  No Additional Love(ノー・アディショナル・ラブ) /  グレン・ジョーンズ

 

1997年にリリースされている「グレン・ジョーンズ」のアルバム『All For You』

このアルバムから「ノー・アディショナル・ラブ」です♪

 

フロリダ州ジャクソンビル生まれの「グレン・ジョーンズ」。

彼も10代からその才能を発揮したアーティストの1人。

ゴスペル・グループで歌った後、1983年にソロデビューを飾るんですが、やはり

彼もルーツはゴスペル。

 

このアルバムのヒット曲は「Stay」

後にEternalがカヴァーしてヒットさせた曲としても有名な曲を収録しているアルバムでもあります。

そのルーツのゴスペルで鍛えられた歌声は、

テンポのあるR&Bにも、もちろん合うんでしょうが、

バラードがピカイチだと思うんです。

キース・スウェットを彷彿とさせるメロウでセクシーな歌声は世の女性を虜にしました。

その一つにこの曲はいかがでしょうか?

秋のヒンヤリとした空気の中、季節の移ろいに色を添えてくれるスウィート・ボイス♪

あったかいコーヒーにもよく合います。まるでチョコみたい・・・あまーい。(古)