M1> Spring Can Really Hang You the Most / エリス・マルサリス
今週の締めくくりは♪
ピアニスト『エリス・マルサリス』
1991年録音のこのアルバム『ハート・オブ・ゴールド』
レイ・ブラウン(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)、レジナルド・ビール(b)、ハーリン・ライリー(ds)、ジャイソン・マルサリス(ds)が参加している1枚。
品のある端正な美しいピアノが楽しめます。
さて改めてこの『エリス・マルサリス』は、
ウィントンやブランフォード、デルフィーヨなど素晴らしいアーティストを育てた実力者。
しかしずっと「ウィントンとブランフォード、デルフィーヨの父親」としてしか知られていなかった彼。もったいない。とこのアルバムを聞くと思います。
先ほども書きましたが、このリーダー作では
「レイ・ブラウン」,「ビリー・ヒギンズ」と共演。
極上のピアノ・トリオ演奏を披露している。
息子3人がプロとして活躍している事実。
その活躍の裏では父親の大きな存在があったのが分かります♪
M2> Don’t Know Why (ライヴ) (ボーナス・トラック) / ノラ・ジョーンズ
今週の締めくくりにはこんなライヴテイクを。
名曲「Don’t Know Why」
2002年の大ヒットデビュー・アルバム『ノラ・ジョーンズ』
そこから16年後。未だ色褪せない名曲ですが、2児の母となったノラが原点回帰。
「ノラがJAZZに戻ってきた♪」その触れ込みで思わず手にしたアルバム。
2016年にリリースされている
『デイ・ブレイクス』
彼女自身「「最初のアルバムを発表してから、間違いなくピアノから離れてしまった。弾いたりはしていたけれど、ギターで書きたいっていうのがあったの。だからこれらの曲をピアノで書き始めると、すぐにそれらはピアノで演奏されるべきだっていうことが明白だった」というように、このアルバムはデビュー・アルバムのようなピアノ弾き語りのスタイル。
カントリー、フォーク、ソウル・・・ジャンルをノラのフィルターに通されてシンプルにノラの世界に染め上げた作品。
僕もシンプルなジャズが好き♪今日は日本盤のボーナス・トラック。ライヴ音源でどうぞ♪