M1> What If / Ruben Studdard
2003年にリリースされたデビュー・アルバム『Soulful』から。
アメリカの人気オーディション番組『American Idol』シーズン2の優勝者
『ルーベン・スタッダード』
このアルバムを初めて聴いた時、「これがデビュー作なの?」と驚きました。
それくらい堂々としていて、自信に満ちあふれた歌声。
彼の魅力は、何と言っても”純粋さ”。変に気取らない。
背伸びもしない。持って生まれたソウルフルな歌声で、真っ直ぐに歌を届けてくれます。
一夜にしてスターダムへ駆け上がったシンガーですが、
デビューしたからといって歌い方やイメージを無理に変えることもない。
自分らしく、自分の歌を信じて歌う。
そんな姿勢が、このアルバムの隅々から伝わってきます。
幼い頃からゴスペルで育ったというルーベン。
その歌声には、優しさと力強さが同居しています。
噛みしめるように歌ったかと思えば、次の瞬間には大きく空へ羽ばたくような伸びやかなロングトーン。ディープなボーカルなのに、不思議と重たくない。
この包み込むような歌声と、あの愛嬌たっぷりの体格。…絶対にいい人だと思うんですw
M2> Call Me By My Name / Mica Paris
1988年、19歳という若さで鮮烈なデビューを飾った、
UKソウル界の歌姫『ミーシャ・パリス』
その圧倒的な歌唱力は瞬く間に注目を集め、
90年代を代表する女性シンガーのひとりとなりました。
この曲は1991年の作品。プロデュースを手掛けたのは、
数々の名曲を生み出してきた名プロデューサー『ナラダ・マイケル・ウォルデン』
実力あるシンガーだからこそ、一流のプロデューサーが集まる。
そんな音楽の巡り合わせも感じさせてくれます。
この頃のミーシャは、デビュー当時の勢いそのままに、
さらに表現力とテクニックを身につけた頃。
若さだけではない、大人の余裕も少しずつ歌声に宿り始めています。
キラキラと輝くサウンド。
爽やかな空気を運んでくるようなトラック。
そして、その中で優しく包み込むように響くミーシャのボーカル。
そんな絶妙なバランスが、この曲の魅力です。
聴いていると、夏の午後に窓を開けて風を感じながら過ごす時間が似合いそう。

