M1> Wichita Lineman(ウィチタ・ラインマン)/ グレン・キャンベル
1968年にリリースされた、グレン・キャンベルの代表曲「Wichita Lineman」
今なお、ポップスやカントリーの歴史に残る名曲として、
多くのミュージシャンから愛され続けています。
この曲を書いたのは、名ソングライター「ジミー・ウェッブ」
実は、オクラホマ州を車で走っていた時、広大な平原でひとり送電線の保守作業をしている作業員の姿を見かけたことが、この曲の原点になったそうです。
果てしない大地の中で黙々と働くひとりの男性。
その姿に「遠く離れた誰かを想う気持ち」を重ね合わせて生まれたのが
この「Wichita Lineman」。
静かに胸へ届いてくる一曲なんです。
グレン・キャンベルの、どこまでも優しく澄んだ歌声。
聴いていると、夏の深い緑の中を走る一本道や、海へ続くワインディングロードが自然と浮かんできます。窓を開けて、風を感じながらこの曲を流す…。
そんなドライブが似合う音楽です。
印象的なストリングス、温もりを感じる鍵盤、そして途中で聴こえてくるギターのフレーズ。
決して多くを語らない演奏なのに、一つひとつの音が景色を描いてくれます。
M2> Company / SHANTI
2014年にリリースされたアルバム『SHANTI’S LULLABY』に収録された
「Company」
SHANTIの歌声には、不思議な魅力があります。
華やかに聴かせるというよりも、心の温度をそっと上げてくれるような歌声。
肩の力が抜けて、自然と深呼吸したくなる…。そんな時間を運んできてくれるシンガーです。
ジャズをベースに、ポップスやボサノヴァ、フォークなどジャンルの垣根を軽やかに飛び越えていくSHANTI。
その自由な音楽性と、透明感あふれるナチュラルなボーカルは、日本のジャズ・シーンでも唯一無二の存在感を放っています。
この『SHANTI’S LULLABY』は、彼女の魅力がたっぷり詰まった初期の代表作。
穏やかな空気感の中にも、凛とした芯の強さが感じられるアルバムです。
でも、一度耳にすると不思議とまた聴きたくなる…。
そんな心地よさを持った一曲です。
コーヒーを片手に過ごす午後。夕暮れのドライブ。静かな夜の読書時間。寄り添ってくれる音楽。

