HI!心呼吸 7月8日(水)

M1>  Equatorial(イクアトリアル)「赤道」 /  ロー・ボルジェス

 

国境や距離なんて本当は小さなものなのかもしれないですよね。

ブラジルのシンガーソングライター

『ロー・ボルジェス』の「Equatorial(赤道)」

1979年に発表されたアルバム『A Via-Láctea(天の川)』に収録されている一曲です。

天の川。そして赤道。

どちらも人間が引いた線や名付けた言葉。その向こうには果てしない広がりがあります。

ロー・ボルジェスの音楽もまさにそんな世界。

ブラジル音楽というと、サンバやボサノヴァを思い浮かべる方も多いかもしれません。

もちろんそれも素晴らしい。でも彼の音楽は、その枠だけでは語れない自由さがあります。

どこかロックであり、フォークであり、ジャズでもある。

そして何より、美しい。

温かく柔らかな歌声。シンプルなギターの響き。

それだけなのに、まるで大きな景色が目の前に広がっていくような感覚になります。

ブラジル音楽界の伝説的な音楽集団「Clube da Esquina」。

その中心人物の一人として、そして後に多くのミュージシャンへ影響を与えた

ロー・ボルジェス。でも、一度心に入ってくると離れない魅力があります。

 

 

 

 

 

M2>  Historia de un Amor(ある恋の物語)/  小野リサ

 

小野リサさんの「イストリア・デ・ウン・アモール」(ある恋の物語)

2005年にリリースされたアルバム『Romance Latino Vol.2』に収録されている一曲。

気がつけば、このアルバムと出会ってから随分と時間が経ちました。

それでも毎年この季節になると、なぜか手が伸びてしまう。

そんな大切な一枚です。

思い返せば、当時は本当によく聴いていました。

朝の時間。夕暮れの時間。そして雨の日。

どんな時間にも自然と寄り添ってくれる音楽でした。

このアルバムの魅力は、ただラテン音楽を演奏しているだけではないところ。

世界のさまざまな音楽への敬意と愛情が感じられます。

ギターの音色。ピアノの響き。余計なものを削ぎ落としたアレンジ。

そのひとつひとつが優しく、温かく心に届いてきます。

小野リサさんの歌声には、そんな豊かな時間を思い出させてくれる力があります。

穏やかで、上品で、そしてどこまでも優しい。

聴いているだけで肩の力が抜けていくのです。

音楽は人生を少し豊かにしてくれる。ありがとう、リサ様。