HI!心呼吸 7月4日(火)

M1>      Sea and Sand  /   ニコラ・コンテ

 

イタリアを代表するクラブ・ジャズDJ

『ニコラ・コンテ』

ヨーロピアン・ジャズ・ムーヴメントを代表するプロデューサー、

DJ、ギタリストとしても有名な存在。

そんな彼がレーベル「スケーマ」を立ち上げて、

イタリア国内にクラブ・ジャズ、ラウンジ・ブームを巻き起こしました。

彼のDJスタイルはボサノヴァ、

ジャズを自由に操るスタイル。

そんな彼の本気の純粋ジャズアルバム。

2004年にリリースされている

『アザー・ディレクションズ』

だって「ブルーノート」から出されているのです!

純粋な「歌もの」のプロデュース作品です。

これまでもジャズに特化した作品をリリースしてますが、

よりジャズらしいJAZZ。美しくBlue JAZZです。

 

 

 

 

 

M2>Rendez-vous sous la pluie(雨のランデヴー)/ ドミニック・クラヴィク&フレンズ

 

こんな雨ソングはいかがでしょうか?

『パリ・ミュゼット・スペシャル~ジャンゴを巡る素敵な旅~』

偉大なるギタリスト

『ジャンゴ・ラインハルト』に捧げる一枚としてリリースされたのは2014年。

1928年から1953年まで、時系列で辿る素敵な音楽の旅をこのアルバムで楽しめます。

この時季の鬱陶しい天気。

こんな曲を聞くと、雨も素敵だね♪となりそうでしょ?

もう少し梅雨の季節が続いてくれても良し!

パリの街中をイメージしながら石畳。

カフェの軒先の雨粒。

霧が買ったエッフェル塔。

オシャレ! 雨が好きになる。

今しか聞けない雨のおススメの1曲です♪

 

HI!心呼吸 7月3日(月)

M1>   Rhythm Of My Heart   /   マーク・ジョーダン

 

7月が始まりましたね♪

今月もこのコーナーでごゆっくりして下さい♪

1948年ニューヨークのブルックリンで生まれ。

カナダのトロント育ち

『マーク・ジョーダン』

AORファンであればマストアイテムな存在。

そんな彼の1993年にリリースされているアルバム

『レックレス・ヴァレンタイン』

もともとAOR作品でもありますが、

ソウルフルでいてジャジーな味わい。

その味付けのさりげなさが最高です。

サラッと凄いことをやりこなす。耳にもサラッと入り込む。

少しハスキーで、耳に残るジョーダンのヴォーカルを今月の始まりに♪

 

 

 

 

 

M2>    Hearts(ハート悲しく)/  ジョン・オバニオン

 

日本でも80年代に人気を博したAOR系シンガー

『ジョン・オバニオン』

1995年にリリースされたカヴァー・アルバム

『HEARTS』

実は「日本だけ」のリリースされたこのアルバム。

日本で人気の曲(AOR系のアーティスト)のカヴァー集。

未だに彼のこの歌声を聴きたくなるときがある。

それは良い音楽の次に。

このアルバムには耳馴染みの人気曲が沢山収録されています。

この曲「Hearts」(ハート悲しく)は『マーティ・バリン』のカヴァ―。

「アイム・ノット・イン・ラヴ」はご存知『10CC』、「風のシルエット」は『ボビー・コールドウェル』とお馴染みがこの声でカヴァーされています。

この曲の味わいの深さに感動します♪

 

HI!心呼吸 6月30日(金)

M1>   Smile  /   デクスター・ゴードン

 

今週の締めくくり、今月の締めくくりはこんな曲♪

ラストもスマイルで。

男っぽいサックスを聞かせてくれるのはカリフォルニア州 ロサンゼルス出身。

ジャズ・テナー・サクソフォーン奏者

『デクスター・ゴードン』

「ケニー・ドリュー・トリオ」をバックに、

おなじみのスタンダード曲「スマイル」を聞かせてくれる

1961年録音盤『Dexter Calling』(デクスター・コーリング)

ジャケットのデザインもおしゃれ。

気持ちよさそうに、50代後半の時。

色気、渋みある圧巻の演奏を繰り広げます。

ゆったりと寛ぎのある時間のBGM。心も笑顔の時に聴きたくなる。

この「Smile」はご存知1936年のチャールズ・チャップリンの曲。

 

 

 

 

 

M2>  MY ONE AND ONLY LOVE  /   アンジェラ・ガルッポ

 

今月の締めくくりはこのアンニュイな曲で♪

カナダ、モントリオール出身のジャズ・ヴォーカリスト

『アンジェラ・ガルッポ 』

その歌声は実にナチュラルでオーガニック。

アンニュイな雰囲気でジャズを歌いあげると、

ポップな曲でも自由に歌いわけるという実力。

大学でジャズを学び2007年には「オスカー・ピーターソン」

などから指導を受けたという才女。声優や女優としてもの顔も・・・。

凄い才能の持ち主です。

そんな彼女の2013年にリリースされたアルバム

『フィール・フォー・ユー』

ゆったりと、スタンダードを丁寧に。

ね?癒されるアンニュイさ。最高です。今月もありがとうございました。

 

HI!心呼吸 6月29日(木)

M1>    The Best I Ever Had  /    シーネ・エイ

 

デンマーク出身の歌姫『シーネ・エイ』

北欧のジャズ・シーンから飛び出した大御所。

国内はもちろん海外でも多くのファンを獲得している彼女。

以前もこのコーナーでご紹介しているのですが、

2014年にリリースされた

『Face The Music』

シンガーとしての実力はお聞きいただければご理解いただけるでしょう。

プラス、彼女の魅力はそのソングライティング力。

オリジナルの曲がこのアルバムにも6曲が収録されています。

この『The Best I Ever Had』も彼女のオリジナルです♪

ピアノの緩やかなイントロ。

彼女の少し潤ったしなやかな歌声。

雨のシーズンにも溶けますね♪

 

 

 

 

 

M2>    Rainbow   /  アビー・リンカーン

 

アメリカでのキャリアは輝かしいもの。

ジャズシンガー『アビー・リンカーン』

この歌声から、しばしば【ビリーの後継者】と評価されてきたシンガー。

もともと彼女も「ビリー・ホリデイ」を敬愛。

彼女には最上級の賛辞だったのかもしれませんね。

長いキャリアのなかで20枚以上のアルバム。

そして女優としても活躍。

そんな彼女が1993年にリリースしたアルバム

『Devil’s Got Your Tongue』

ベテランという名の落ち着き。

この風格。

歌い出しからノックアウトされる色気。

彼女の声で幸せな時間が流れているのが想像できます♪

 

HI!心呼吸 6月28日(水)

M1>     Classic  /    エイドリアン・ガーヴィッツ

 

イギリスのシンガーソングライター

『ADRIAN GURVITZ』(エイドリアン・ガーヴィッツ)

 

ブリティッシュ・ハード・ロックとして後世に語り継がれるバンド

『ベイカー・ガービッツ・アーミー』ではギタリストとして活動。

数々の名盤を生み出してきた伝説のギタリストでもあります

『エイドリアン・ガーヴィッツ』

解散して、急にAORシンガーとしてアルバムを発表。

凄い方向転換をした彼がリリースした1982年の

『CLASSIC』

美旋律。AORの魅力をプンプンさせて、大人のソフトロックを聞かせてくれます♪

アーバンでメロウなムード。

彼のソングライターとしてのセンス。後半のメロ。ギターソロも聴きどころ。

 

 

 

 

 

M2> This Night Won’t Last Forever(この夜の果てに) / マイケル・ジョンソン

 

懐かしい曲をもう1曲いかがでしょうか?

『マイケル・ジョンソン』

1979年にリリースされたビッグ・ヒットがこの曲

『This Night Won’t Last Forever』(この夜の果てに)♪

この曲が頭をグルグル♪

名曲です♪

「マイケル・ジョンソン」?「陸上選手」ではありませんよ。

同じ名前の陸上選手がいらっしゃいましたが、遥か前に

アメリカで大活躍したアーティストさんが彼。

個人的にこの名曲のカヴァーが大好き。

元々は『ビル・ラバウンティ』の名曲。

男性が女性にフラれたその夜の瞬間を歌った曲・・・。

フラレてナンボ!男は大きくなるのですよね♪

 

HI!心呼吸 6月27日(火)

M1>  ORDINARY JOE(オーディナリー・ジョー)/  テリー・キャリアー

 

『TERRY CALLIER』

「テリー・キャリアー」の声はこのシーズンに聴きたくなってしまう。

この惹きつける声って何でしょう?

湿度を感じる声って・・・。

雨降りの時のひんやりを彼の声は温もりを与えてくれます。

そんなジメジメの湿気の中、清涼感を与えてくれるような気がします。

1971年に録音された

『Occasional Rain』(オケージョナル・レイン)

「時々、雨・・・」

オシャレなタイトルってありますか?

テリー・キャリアーのアコースティック・ギターのサウンドの短い

インタールード。彼の声の魅力を最大限に引き出しています♪

代表曲「オーディナリー・ジョー」雨が楽しくなります♪

 

 

 

 

 

M2>      In My Life  /  ジュディ・コリンズ

 

1939年シアトルに生まれた『ジュディ・コリンズ』

13歳の時にクラシック・ピアニストとして初ステージに。

その後彼女の関心はフォーク・ソングへ。

ギターを手に取ってトラディショナル・ソングを中心に歌い始めた・・・。

1960年代の一大フォークブーム。

人気を博したシンガー・ソング・ライターさん。

60年代、アメリカのフォーク・シーンで人気を二分していた女性シンガーが

「ジュディ・コリンズ」と「ジョーン・バエズ」。

2人ともトラディショナルを歌うフォーク・シンガー。

日本人の心に染み入るような優しい声は、この時代だけではなく今でも響きます。

1966年にリリースされたアルバム

「In My Life」

この優しいビートルズの秀逸なカヴァーがタイトル。

 

HI!心呼吸 6月26日(月)

M1>   Me As Helen of Troy  /   CINNAMON (シナモン)

 

今週もこのコーナーでリラックスしてください♪

今週はスウェーデン・サウンドから♪

スウェーデンのレーベルから登場したポップ・トリオ。

『CINNAMON (シナモン)』

1995年のデビューアルバム

『サマー・メディテイション』から。

「カーディガンズ」や「トーレ ヨハンソン」などの90年代を彩った

ラインとはちょっと違うスウェーデン・ポップ♪

シナモンのサウンドはアコースティックサウンドがメイン。

少女のような幼さが残るヴォーカルが非常にソフト。

ウィスパーボイスで聞かせてくれるスウェディッシュ・サウンド。

この時代のスウェーデンの音楽の良さは今の時代も関係なく刺さります。

ネオアコとエレポップをミックスしたバランス。

 

 

 

 

 

M2> ONE MINUTE OF FOOLISHNESS   /   クラウドベリー・ジャム

 

ジェニー率いるスウェーデンの5人組バンド

『クラウドベリー・ジャム』

1998年に惜しくも解散してしまった、

スウェーデンのポップ・グループの代名詞。

日本でのヒットはもちろん、スウェディッシュ・ポップを

牽引したバンド。

1997年にリリースされた3thアルバム

『インポッシブル・シャッフル』

ヴォーカルの「ジェニー・メディン」はキュートなルックスに似合わないアルトな声質。

ときに奥行きを感じさせる歌声に惹かれます。

しかし、このアルバムを最後に解散・・・

2枚目まではポップでかわいいイメージから、

ジャジーな空気へ。変貌を遂げた後に解散とは・・・勉学に専念。それが理由でした。

 

HI!心呼吸 6月23日(金)

M1>     Day Too Soon  /   Sia (シーア)

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

オーストラリア出身、UKに移り住んで活動をスタートさせたシンガー。

『Sia』(シーア)

15億回以上という再生回数を記録した2014年の1曲が

『Chandelier(シャンデリア) 』

この曲で全世界を虜に注目を集めた彼女。

2008年にリリースされた

『Some People Have Real Problems』

このアルバムは「自分自身」への

「ヒーリング」を念頭に製作された作品だそう。

全体に癒されるメロディが・・・

聴いているこちらもホッコリ。

ふんわりとした彼女の世界。

ゆっくりと眠る前に聞いてみるのも良いかも♪

 

 

 

 

 

M2>   What You Won’t Do For Love  /   GO WEST

 

今週の締めくくりはこんな曲です♪

「ピーター・コックス」「リチャード・ドラミー」

2人からなるイギリスのポップデュオ。

『GO WEST』

80年代のイギリスを代表する2人のサウンド。

正直UKさをあまり感じない。

どちらかと言えば、完全にUSだ。

アメリカの西海岸のカラッとした空気感。

このジメジメの季節に♪

彼らの特徴は「ピーター・コックス」の声。

ハスキーでいて滑らか。

そこにAORバリバリのサウンドが流れる。完璧。

1992年『Indian Summer』からWhat You Won’t Do For Love♪夏、間近♪

 

 

HI!心呼吸 6月22日(木)

M1>   Give it All to Music  /     アンディ・プラット

 

『アンディ・プラット』(Andy Pratt)

1947年1月25日。マサチューセッツ「ボストン」出身。

現在76才。

70年代を代表するシンガー・ソング・ライター。

ソフト・ロック系のシンガー・ソング・ライターとしての印象が強いアーティスト。

1973年・・・

僕はまだ生まれていませんが、

このアルバム『Andy Pratt』は生まれていたんです。

このアルバムから「アヴェンジング・アニー」という曲がヒット。

今日は「Give it All to Music」♪

ピアノの柔らかなイントロから彼のソフトな声が爽やかな1曲を。

こういう作品をタイムレスな傑作と言うんでしょうか?

いつの時代も美しく、響いてきます。

 

 

 

 

 

M2>   TWIST YOU AROUND   /    ベニー・シングス

 

ソフトで柔らかい繋がりで♪

お父さんが家で聴いていたビートルズや

スティーヴィー・ワンダーなどを幼い頃から自然に聴いていたという彼です。

オランダのポップ・マエストロと言われる才能の持ち主

『ベニー・シングス』

バート・バカラックなどがお気に入りの方には彼の音楽性も好きでしょ?

ホッコリとした音楽世界を表現してきます。

このアルバムは過去にリリースされた4枚の

アルバムから選ばれた楽曲が並んだベスト盤

2012年にリリースされた『ベスト・オブ・ベニー・シングス』

このベスト盤の1曲目がこの「TWIST YOU AROUND」♪

この耳心地の良さ♪

おススメです♪

 

 

 

 

HI!心呼吸 6月21日(水)

M1>    Have A Little Faith In Me  /    ジョン・ハイアット

 

今日はこんな気分。

1987年発表された8作目。

『ジョン・ハイアット』

彼の代表作としていまだに愛される1枚。

リラックスしたレコーディングが想像できるアルバムの充実さ。

「ジム・ケルトナー」、「ライ・クーダー」、「ニック・ロウ」という

最強メンツが集結して作られた作品。

見事な演奏はもちろん、ハイアットの歌声が渋すぎる。

この1曲「Have A Little Faith In Me」(僕を信じて)を

聴くだけでも価値がある。

力強く、頼もしく、切なくも。

抉られるような展開。聴き手を離さない説得力。

ジックリと時間をかけて味わいたい♪

 

 

 

 

 

M2>  Alive in the World (アライブ・イン・ザ・ワールド)  /  ジャクソン・ブラウン

 

『ジャクソン・ブラウン』

1996年にリリースされた季節を感じる1枚

『LOOKING EAST』

曲・サウンドともバラエティに富んだ内容。

バンドサウンドを意識したイキイキした音のシャワーを浴びているみたいです。

昔の繊細なシンガー・ソングライターのスタイルとは、

全くと言って良いほど違うスタンスで音楽を楽しんでいるのが伝わります。

こちらもリラックスしてのレコーディングがイメージできます。

70年代、80年代の名曲たちに匹敵するようなバラード。

Upperなバンドサウンドも必聴ですが、

ミディアムなこんな美しい1曲を耳にすると、

これぞ「ジャクソン・ブラウン」と感動。

綺麗な構成。優しい彼の声はどんな季節でも癒しをくれます♪