M1> (They Long To Be) Close To You / トレインチャ
今週の締めくくりはこんな2曲に♪
「遙かなる影」(原題:(They Long to Be) Close to You)
たまにジックリと聞きたくなる時ってありますよね。
「バート・バカラック」と「ハル・デイヴィッド」が作った名曲ですが、
カーペンターズのイメージが強い方も多いでしょう。
そんな「バカラック」の名曲を彼女が歌ったアルバムが
2006年にリリースされている
『Look of Love: Burt Bacharach Songbook』
歌うのはオランダ出身の歌姫
『トレインチャ』
オランダといえばアルトサックスで有名な「キャンディ・ダルファー」ですが、
彼女のバンドのボーカリストとして来日の経験もあるシンガー。
このバカラック集はトレインチャの歌声の魅力をスタンダードな曲を歌う事で
証明してくれるような1枚。
その素晴らしい歌声は期待を裏切りません。
M2> Hurry Hurry / ピーター・ベラスコ
今週の締めくくりはこんな曲に。
大好きなアルバム
『Deeper』
アーティストは「インストゥルメンタリスト」・・・。
なんだか怪しき肩書きを持っている
『ピーター・ベラスコ』
このコーナーで何度かこのアルバムから別の曲をお送りしています。
例えば「I’ll Come to You」とか。
JAZZ/POPアーティストのほうが分かり易いと思うんですが、
サウンドはまさに和み系。
ジャズのカラーが強いイメージもありますが、R&Bの色も感じるという空気感。
ジャンル分けなんてしなくても良いんですが、分けられない音楽性。
ファルセットを多用したアレンジをしっかりと決めていて、
スムースジャズをお好きな方には、すんなり入っていただける音楽だと思います。
この独特のユルさ、浮遊感。
この暑い夏に必要なユルさだと思うのです。