HI!心呼吸 8月6日(木)

M1>     I Can’t Win / ライ・クーダー

 

アメリカン・ルーツ・ミュージックを語るうえで欠かすことのできないギタリスト

『ライ・クーダー』

ブルース、R&B、ゴスペル、カントリー、メキシコ音楽まで、さまざまな音楽を吸収しながら、自分だけのサウンドを作り上げてきた名プレイヤーです。

今日は、1979年にリリースされた8枚目のアルバム

『Bop Till You Drop』

実はこの作品、世界で初めて本格的なデジタル・レコーディングによって制作されたメジャー・アルバムとしても知られる、音楽史に残る一枚です。

前作『Jazz』から雰囲気を変え、ロックやR&Bの色合いをより濃く打ち出した作品。

ゲストには「チャカ・カーン」も参加し、ライ・クーダーの新しい魅力を引き出しています。

泥臭いアメリカ南部の香りを少し残しながらも、どこか都会的で洗練されたサウンド。

だからでしょうか。

ライ・クーダーを初めて聴く人にも、すっと入り込める親しみやすさがあります。

もちろん、さりげなく響くスライド・ギターの美しさは絶品。

派手に自己主張することなく、歌に寄り添うそのギターは、何度聴いても惚れ惚れしてしまいます。夏の夕暮れ。少し風がやさしくなってきた頃に、このアルバムを流してみる。

そんな時間が、ほんの少しだけ一日を豊かにしてくれる気がします。

 

 

 

 

 

M2>   I Still Believe in You / ヴィンス・ギル

 

カントリー界を代表するシンガー・ソングライター『ヴィンス・ギル』

その優しい歌声と美しいメロディで、長年にわたって多くの音楽ファンを魅了し続けています。奥様は、コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージックのトップシンガー

『エイミー・グラント』 音楽界を代表する夫婦としても知られています。

今日は、1992年にリリースされた名盤『I Still Believe in You』

このアルバムはタイトル曲をはじめ数々のヒットを生み、

ヴィンス・ギルの人気を決定づけた代表作。

その後もグラミー賞を「22回」受賞するなど、アメリカを代表するアーティストへと成長していきます。カントリーをベースにしながらも、土の香りばかりを感じさせる音楽ではありません。

ポップスやソフトロックのエッセンスも自然に溶け込み、カントリーをあまり聴かない方でも、すっと心に入ってきます。そして何より、美しいメロディ。

ヴィンス・ギルのどこまでも澄んだ歌声は、特にバラードでその魅力を存分に発揮します。

派手に歌い上げるわけではないのに、不思議なくらい心を動かされるんです。

夏のキャンプで、焚き火を囲みながら。あるいは夕暮れのドライブで、窓を少しだけ開けながら。そんな時間にも、きっと寄り添ってくれる一曲です。